ラルクのファンでFlameを知っている人がいたら、
その人はホンモノのラルク愛好家である。
ラルクアンシエルにKenが加入する前、
サウンドの柱となっていたのがFlameのギターのHIROであった。
(HIROを知っているラルクファンは相当「通」である!)
ラルクを脱退したHIROは、
その後、Ange∞Graie(アンジェグレイ)というバンドを結成した。
(keiはかつて一度ライブを見たことがある)
業界ではかなり注目されたが、惜しくも解散。
その後、1996年に結成されたのがFlameであった。
(一時期、FEEDというバンド名に変わった時期もあった)
ボーカルはアンジェ時代のKAZUHITOだ。
そんなFlameの代表作が「FACE of NOFAKE」である。
1.VIRGIN LIFE
2.Fly and Kiss Me
3.NOFAKE
4.difficulties
5.モノクローム
6.Will
このアルバムは基本的にはBOOWY系のビートロック。
声がちょっと高めで、淡々と歌うVo.が印象的だ。
もちろんラルクのサウンドの基盤を作ったHIROだけに、
ポピュラリティー、ポップさ、メロディーセンスがキラリと光る。
ただ、いかんせん音が悪くて、ギター音もアマチュアっぽい。
音作りという意味ではかなり厳しいかも。
楽曲もありがちと言えばありがちで、
地味な感じは否めない。サウンド全体がおとなしいっていうか。
でも、もしかしたらもしかしたかもしれないバンドではあった。
また、アンジェ∞グレイがブレイクしていたら、また事態は違っていただろう。
V系の歴史を考える上で外せないバンドだと僕は思う。