自分のブロガーとしての原点を見つめるラーメンツアー、第三弾!
今回は内房のラーメンを知り尽くしたフリークのいとうさんのガイドで回りました。
『大直食堂』→『お食事みずき』と続いて、三軒目に向かったのは、、、
市原・海士有木エリアで大人気の、
ラーメン王将山倉店
であります!!(正式には「味の店 ラーメン王将」かな!?)
市原の人なら、きっとみんな見たことがあるんじゃないかな!?
山倉店とありますが、こちらが「本店」となります。
いとうさん曰く、「特に土曜日は常に大勢のお客さんがやってくる」とのこと。
この日も平日の変な時間帯だったのに、次々にお客さんがやってきていました。人気店なのが窺えます(混み方としては、人気のあるラーメンショップ的な賑わいかな?!)
こちらのお店の名前は「王将」です!
なので、こんなでっかい王将の駒がどどーんっと置かれています。
王将というと「餃子の王将」が圧倒的に有名ですが、この市原エリアでは「王将」と言えば、ここ「ラーメン王将」を思い浮かべる人も多いんだとか?!?
すごく貫禄のある駒、そしてすごく貫禄のある店内!!
(イメージ的には、ラーメンショップみたいな店内?!)
メニューです。
ラーメンがメイン…ですよね。このラーメン、いとうさんによれば「とても美味しい竹岡ラーメン」になっているんだそうです(ただし、お店としては「竹岡」を特に謳っているわけではないですね…?!)
また、竹岡スタイルのラーメンを出すお店ですが、「塩ラーメン」や「みそラーメン」もあったりします。
なんだか、謎が多いお店だぞ、、、(;^ω^)
こんなメニュー表もありました🎵
カレーライスもあるんだ…?!
…
というわけで、、、
ジャジャーン!!!
ラーメン(650円)
であります!!
おおお、、、たしかにヴィジュアル的には「竹岡っぽいラーメン」のヴィジュアルだ…
真っ黒いスープに、玉ねぎとメンマとチャーシューがどどーんっと。
うん、これはたしかに「竹岡(式)ラーメン」と言われればそうかもしれない。
zoom up!
スープを飲むと、、、
「おおお、これは確かに竹岡(式)ラーメンっぽい醤油の味が強いスープだ」…
ってなります。
これまで食べてきた「大直食堂」「みずき」とは明らかに違う醤油スープ。
醤油味のスープなんだけど、味わいは全然違い過ぎる、、、(そこがラーメンの面白いところ…)
考えてみたら、なかなかに不思議。スープを取らない梅乃家は別にして、内房各地に点在する竹岡ラーメンを出すお店のスープって、基本的には鶏ガラや豚ガラを使っていると思うんですよね。で、タレは醤油だれ。それを合わせたら、大直食堂やみずきみたいな「昔ながらの東京醤油味」になるはずなんですけど、、、
でも、全然同じじゃないんですよね…。そこが不思議。感覚的には、醤油だれが普通の醤油ラーメンよりもかなり多めに使われているんだろう、とは思いますが、それだけでここまでの変化って起こるのかな?!、とも。
うん、そういう意味では、やっぱりここのラーメンは「竹岡ラーメン」って言ってもいいのかもしれない…。しかも、同じような竹岡ラーメンを出すお店のラーメンに負けないほどに美味しい竹岡式の醤油ラーメンを…。
麺はこんな感じです。
麺は、乾麺じゃないですね。竹岡ラーメンといえば、梅乃家で使われている都一の乾麺ですよね✨
(僕的には、乾麺じゃないラーメンは「竹岡ラーメン」と呼びたくなくなるんです…💦)
生麺を使った濃い味の醤油ラーメンですね。
麺は中細麺で、とても食べやすい普通の中華麺でした。でも、これでいいんだよな、とも。
量もそんなに多くないので、(三杯目でしたが)ぺろっと食べられちゃいました💓
チャーシューもとっても美味しかったです。
…が、これは竹岡ラーメンのチャーシューって言えるのかな??、とふと疑問が…。
竹岡ラーメンといえば、分厚くて味が濃くてゴロゴロっとした肉の塊、、、
ここのチャーシューは、綺麗にスライスカットされた王道のチャーシュー。
とっても美味しいチャーシューだけど、これは竹岡ラーメンのチャーシューとは言えないんじゃないのかなぁ…という疑念が、、、(;´∀`)
…
【ミニ竹岡ラーメン論=評論?】
竹岡ラーメンの定義ってすっごく曖昧なんですよね。しかも、本家の「梅乃家」と同じようなラーメンを出すお店はほとんど他にないわけで、、、。
梅乃家大ファン(僕のブログの壁紙も梅乃家のチャーシューメンですから!)からすると、「うーん…、うーん…」ってなるんですよね、、、(それはこのお店に限らずですけど、、、)
二郎系ラーメンや家系ラーメン的に考えると、「梅乃家インスパ系」って言いたくなる(苦笑)。二郎系ラーメンでも、「直系二郎」と「亜流二郎インスパ系」とでは全く違うじゃないですか。家系だって、柏王道家の清水さんが亜流インスパ系と闘っているのだって、味が全然違うからですよね…。
そう考えると、竹岡ラーメンにも、本流と亜流があっていいわけで…。でも、どこを本流と呼ぶかもまた論争的なわけで…。
千葉のラーメン好きの人なら分かる話だと思いますが、そもそも「梅乃家×鈴屋論争」というのがあって、梅乃家よりも古くから黒いラーメンを竹岡エリアで出している鈴屋を竹岡ラーメンと呼んでよいのか否かがず~~っと議論になっています。
また、そこに更に話を複雑にしているのが、「竹岡らーめん」を商標登録してしまった「竹岡らーめん」の存在であります。「竹岡らーめん」を名乗ってよいのは、商標登録をしているこのお店だけということになります。理屈的には「竹岡ラーメン(カタカナ)」はいいけど、「竹岡らーめん」はダメよってことになるのかな?!
嗚呼、大人の汚い(?)事情とか絡んで、神聖なる竹岡ラーメンがとっても変な方向にいっちゃっているんだなぁ…😢
個人的には…、梅乃家が「ラーメン二郎三田本店」や「吉村家」で、その直系はほぼいなくて、あとはみんなインスパ系でいいんじゃないかなって思っています。過去の雑誌等の記述を見ると、2000年に入る以前は「竹岡ラーメン」なんてちっとも話題になっていなかったんだから…。「竹岡ラーメン」が話題になったのは、あくまでも「梅乃家」が凄かったからだし、あの佐野実さんだって完全に参っていたんだから(苦笑)。
そう考えると、この「ラーメン王将」のこのラーメンも、そんな竹岡・梅乃家インスパ系ということでいいのでは?、と。しかも、かなりクオリティーの高いインスパ系ってことで…。(賛否両論ありそうですが…)
うーん、またまた、熱く語っちゃいました…(;^ω^)
(*これ以上のことを常に語れて初めて「ラーメン評論家」ですよね…)
…
続きましては、、、
ジャジャーン!!!
塩ラーメン
です!
こちらがラーメン王将の塩ラーメンです。
上の醤油ラーメンとは打って変わって、まったく異なるヴィジュアルのラーメンですよ!!
見た目も、醤油ラーメンとは全く違って、どちらかというと都会的でスタイリッシュな塩ラーメン!! このヴィジュアルには、度肝を抜かれました。
スープのお味も、「竹岡」を全く感じない、磯の香りを感じるクリアな塩スープ。
しょっぱさは控えめで、すっきりしていて、程よくファット。そこに(わかめから発せられる?)磯の香りがふわっと感じられます。もしかしたら、ダシに貝類が使われているかも?!と思いましたが、その真相は分かりかねました(😢)。
ただ、メインが醤油で、塩はオマケ、というレベルではなく、この塩ラーメン単独でもしっかりと認められる、そんな力強く印象的な塩ラーメンでありました。
***
というわけで、、、
三夜連続で「内房の超ディープなラーメンめぐり編」をお届けいたしました。
最後は、五井・海士有木エリアの知る人ぞ知る人気店「ラーメン王将」でした。
このお店もまた、すごくすごく素敵で魅力的で個性的で唯我独尊的なお店でした。
こうなると、「みそラーメン」も食べたくなりますね~🎵
それと、「バター」のトッピングも全部のラーメンに加えてみたくなりました。(らーめん大地@天台では、「バター」トッピングが提供開始されていて、バターを入れると、また一味違ったラーメンになるんですよね!)
いとうさん、ラーメンガイド、ありがとうございました!!
らんちばさんも素敵な素敵な人生の先輩ですが、いとうさんも素敵な素敵な人生の先輩です。本当にラーメン愛をビシビシと感じる先輩です。
何歳になっても、僕はやっぱり一回り上の「おにいちゃん」が好きだな・・・(n*´ω`*n)
年下の若い子たちのお世話も好きだけど、やっぱり年上の兄貴分の人と関わると、色んな意味で視野を広げてくれます。そういう「兄貴」をもっている自分はやっぱり幸せ者だと思いますね。
…その昔、僕が市原に住んでいた頃、ボーイスカウトをやっていて、一回り上のお兄ちゃんにとっても懐いていて、すごく大好きだったことを少し思い出しました。ナカツカサさん、お元気かな~😂
…
竹岡(式)ラーメンだって、カップ麺になっています🎵
梅乃家気分でラーメンを食べたい人は、是非都一の乾麺を!!✨
これ、欲しいです、、、😂