山形ラーメンツアーも、後半戦(!?)
三日目の夜、「行きたいなぁ」と思うお店に行ってみました。
それが、
麺屋ふじ
であります!
こちらのお店は、山形市内のいわゆる「旧市街地」にあります。
このお店の店主さんに聞いて分かったのですが、
山形市内は、「旧市街」と「新市街」があるんですね。
もともとはこの麺屋ふじのある場所あたりが、中心地だったそうです。
でも、その後、「山形駅」の整備が整うことで、徐々に中心が移っていったそうな。
なので、もともとの中心地でありながら、少し寂しい感じの場所、といった感じでした。
栄屋本店からあまりそう遠くない場所にあります。
そんな旧市街地の中心にある「麺屋ふじ」、いったいどんなラーメン店なんでしょう!?
店内は、和風居酒屋みたいな感じでした。
(居酒屋じゃないけど、、、)
2016年創業ということで、新しいお店なんだなぁ、と。
聞けば、こちらのお店は、「きじまラーメン」の味を伝承するお店なんだとか。
かな~り、マニアックなお店みたいですね。
こちらのきじまラーメンにもいつか行ってみたいなぁ。
(深めれば深めるほど、行きたいお店がどんどん出てくる、、、)
どうも、このお店は、中華そばと辛みそラーメンがメインらしいです。
どちらも食べたいけど、さすがにお腹の方もあれでして、、、
どちらも、「きじまラーメン直伝」らしいですね。
「おしながき」です。
今思えば、「しょうゆラーメン辛味噌付き」にしとけばよかったかな、と…
でも、連日連食につき、「しょうゆラーメン」(650円)にしてしまいました。
うーん、悔やまれるなぁ。
ま、それはともかく、、、
ジャジャーン!!!
こちらが、きじまラーメン直伝の「しょうゆラーメン」です!!
うーん、美味しそう。
こちらのお店は「ラーメンWalker山形」でpick upされていたお店です。
山形の(ある意味で)ニューウェイブ系ラーメン、になるのかな。
でも、このラーメンで分かるように、「温故知新型」、
すなわち、「レトロフューチャー系」。
そんなラーメンでした。
また、呑み屋さん街ってことで、「〆のラーメン」に合っているような味わいでした。
なんというか、意外とすっきりしていてさっぱりしている。
とにかく「やさしいスープ」でした。
和風のダシ感が強くて、「ぷはー、うまいわ~」って感じになります。
麺はこんな感じで、こちらもオーソドックスな縮れ麺。
とてもとても食べやすいラーメンに仕上がっていました。
なんだろ、この安定感。。。
安定感があって、しっかりしていて、とても近づきやすい味わい。
これは、ニューウェイブというよりは、まさにレトロフューチャーな味わいかな、と。
チャーシューも美味しかったです。
一つ思うのは、山形のラーメンは、チャーシューが美味い!?
麺も美味しいけど、チャーシューも美味しいなぁ、と思います。
否、麺もスープもチャーシューも美味しい。さすがはラーメン消費量日本一の軒であります。
うん、やっぱり「昔ながらの中華そば」「昔ながらの味噌ラーメン」なんだな、と。
昔ながらなんだけど、どこか新鮮というか、未来を感じるというか。
こりゃ、また来て、別のラーメンも食べてみないとなぁ、と。。。
***
店主さん(?)ともいっぱい語りました。
ほぼ同い年の方で、頑張っている熱意が伝わってきました。
素直に応援したくなりました。
千葉的に言うと、「まるわ」というよりは、「大地」かな!?(苦笑)
なんか、最先端を突っ走るというよりは、慎重にゆっくり進化していきそうな。
お店の前はこんな感じです。
この日たまたまかもしれませんが、とても静かでした。
このあたりがメインストリートって聞いたんですが、あまり人が、、、
歩いてませんでした。
人の流れが山形駅前に流れていってる、と誰かから聴きました。
なんか、、、
千葉のパルコの裏の「銀座通り」をさらに寂しくした感じ!?かな、と。
そう、山形駅周辺と千葉駅周辺ってなんか似てるんですよね。
地方都市としては、ややアクセスが悪くて、歩かなきゃいけない。
路面電車もないし、バスもよく分からない、、、
100円循環バスもあるけど、6時半頃には終わってしまう。
山形駅も千葉駅も、観光的にはいまいち不便、というか。
こちらのお店にも、なかなか行くのが大変でした。
が、逆に、そういう少し寂れた感じもまたなんか素敵でした。
…
これで終わりにしようと思ったのですが、ふじの店主さんがこんなことを言ったのです。
「この付近にもまだまだラーメン屋さんはありますよ。新旬屋さんとか…」
「え? 新旬屋!? 新旬屋がこの近くにあるんですか?」
「すぐですよ」
「マジですかー!?」
…というわけで、新庄で惚れた新旬屋山形店に向かうのでありました!