東千葉にあった『きよたけ』が閉店し、新たに、『中華ガキ大将』というお店がオープンした。今月21日のことだ。
ガキ大将っていうくらいだから、あのチェーン店の『ラーメンガキ大将』系列(エム・フーズ)かな、と思ったんだけど、ガキ大将の前に「中華」という文字が付いている。中華ガキ大将で検索しても出てこない。このお店は、あのガキ大将系列のお店なのか、そうでないのか。
千葉だと、穴川に「ラーメンガキ大将」があって、そこには何度か行ったことがある。そのときの印象とは全然違う感じのお店だった。メニューも微妙に違うような・・・ ガキ大将には、「スーラータンメン」はなかったよな。。。ただ、メニュー表を見ると、レイアウトがかなり似ている。僕の予想だと、ラーメンガキ大将の「ネクストブランド」って感じじゃないかな、、、と。
で、この新店、中華ガキ大将。店内は居抜きなので、「きよたけ」とほぼ一緒。ちょっとレイアウトが変わったくらい。奥のテーブル席も健在! 開店すぐとあってか、お客さんは結構たくさん入っていた。厨房には男性二名、フロアに一名。忙しそうに調理していた。注文の際に、お兄ちゃんが、「○○ラーメン、おねが~ぁい」っていうのがなんか聞いていて面白かった。
このお店のおススメメニューは、どうやら「極上つけ麺」。魚粉を使った濃いつけ麺なんだとか。今日は激暑だし、そのおススメの極上つけ麺にしてみようかな、と。麺は、200g、300g、400gと選べて、値段はそれぞれ違う(100gUPで100円増し)。。。ま、仕方ないかな、と。小麦粉受難の時代なので。
出てきたつけ麺は、なかなかおいしそうなヴィジュアルだった。のりの上に、魚粉ではなく、七味とうがらしがのっている。六厘舎を意識したのか、してないのか。なかなか食欲をそそる見た目になっている! スープの器はとても平べったくて、ちょっと新鮮だった。スープの量はかなり控えめ。無駄がなくていいかも。
しかし、なんといっても、ここの自慢は麺にあるようだ。ちょっと濃い色の麺はかなり極太麺。ボリュームも満点だ。歯ごたえもよく、もちっとした食感のする力強い麺だった。これをスープにくぐらせて食べると、魚介の香りがプーンとする醤油味で、予想以上の出来だったように思う。ガキ大将だと思って食べると、結構本格的なので、普通に驚けるかも。
下手にそこそこのつけ麺を食べるより、美味しいつけ麺だったと思う。味が淡白なので、ちょっと途中で飽きがきたが、それでも最後まで美味しく食べられた。やっぱりここの麺はなかなかだ。食べ終わるころにはほどよい満足感が得られた。
茹でた野菜をトッピングで注文したが、これは本当にお湯で茹でただけの野菜だった。別皿で出てくる。大勝軒のような野菜つけ麺を想像したら、ガックリくるはずなので、注意が必要。でも、きくらげとかにんじんとか入っていて、しっかり野菜がとれるのはいいこと。
中華ガキ大将。きよたけとは全然違うカラーのラーメン屋さんだが、レパートリーも多く、定食もたくさんあり、昼食の選択肢としては十分に入り込めると思う。ラーメンのバリエーションも多いので、何回来ても大丈夫そう。ただ、この場所は、ラーメン店の経営としては結構たいへんそうなので、是非頑張ってもらいたい。
つけ麺は一度食べる価値あると思います!