久々(?)に「潮(USHIO)」にやってきました!
2014年8月だから、「久々」でもないかな?!(苦笑)
銚子の若手ホープのお店なので、これからも応援していきたいですね。
銚子は、千葉有数のラーメンエリア、豊かなラーメン文化をもった街です。
が、古い老舗店の店主さんの高齢化は深刻です。
全国のラーメンを食べ歩く僕からしても、銚子のラーメンは本当に凄いです。
でも、その文化が少しずつ消えていきそうなのです。
同時に、銚子の少子高齢化もとても深刻です。
銚子の若い家庭がどんどん隣の県の経済的に強いところに移住しているのです。
そういう意味でも、若い店主さんの「潮」は応援したくなるんです。
(もちろん、味的にもとてもよいので、応援するわけですが・・・)
何か新しいメニューはないかな?!と思ったら、、、
なんと、ランチ限定の「黒しょうゆラーメン」が数か月前に登場したんですって!!!
これは食べねば!!!、と、即決。
お隣では、らんちばさんが、、、
「まぜそば~♪」、と踊るように声を上げています(苦笑)。
冷やし中華と同様、まぜそばも、どうやららんちばさんの心を打っているようです。
僕は、「まぜそば」も個人的に微妙でして、、、汗
(あまりにも「がっかり」することが多かったというのもあります)
なので、らんちばさんの「レンジ」の広さにはホント、脱帽しますね。
さて。
こちらが、平日昼の限定、「黒しょうゆラーメン」。
なんと、一杯590円!!
最近のお店の基本価格を考えると、かなりお安いラーメンです。
お味はいかほど?!?!
一杯、590円でも、手抜きは一切ありませんでした。
ほどばしる美味しさ。
魚介の風味、旨みが炸裂していました。
問答無用で、「ウマい!」、と叫びたくなるラーメンでした。
どこまでも魚介なライトでシャープですっきりとした醤油ラーメンでした。
魚介の旨みを生かした銚子のラーメンの文化にもぴたっとはまっています。
ダシの旨みが最大限に生かされたシンプルな醤油ラーメン、といったところでしょうかね。
麺は、イマドキなタイプの細いパキッとしたタイプの麺でした。
僕的には、あえて「レトロな麺」で勝負してもらいたい気持ちがありますが、、、
でも、こっちの方が合っているとも思います。
伝統と未来、なかなか折り合わない部分はあります。
全体的には、これで590円はとてもお安く、満足度も高い気がしました。
赤みそラーメンも食べてみたいですねー。
次回に是非。
で、こちらが潮のまぜそば。
意外とシンプルかなぁ。
まぜそばというと、僕の場合、麺処まるわのまぜそばを思い浮かべてしまうので…苦笑
→これですね。(久しく食べてないなぁ。次回はこれ食べてみようかな…)
麺は、やはり太麺。
麺ともやしと卵が主な構成要素?!
チャーシューの切り身も入っています。
これを、混ぜます。
らんちばさんが混ぜているのを見て、新たに分かったことがあります。
それは、
「混ぜそばというのは、いっぱい混ぜ混ぜして食べるものである!」
ということでした。
納豆の如く、混ぜて混ぜて混ぜて食べるものなんですね。。。
そうだったのかー。。。
僕は、遠慮がちに、数回混ぜて、あまり混ざらないまま食べていました。
たくさん混ぜ混ぜしたまぜそばはとっても美味しかったです!(苦笑)
今更知った、まぜそばの真実でした。
そうかー。まぜそばというのは、納豆のようにしっかり混ぜる食べ物だったのかー。
潮のお店の前のフォトです。
シャッターを閉めているお店ばかりであることに気づかされます。
千葉でも最も魅力的なローカルな街なのに、、、
その中心は、ますます深刻になっているように思います。
千葉の復興を考える時に、銚子の復興をどう考えるのか。
それが最初の優先課題のように思います。
ゆくゆくは銚子に住みたいなぁって、ちょっと本気で思ってます。