2014年12月29日に、銚子で偶然とてつもなく素晴らしいラーメンと出会いました。
そのラーメンを出しているお店の名前は、
と申します。
2014年に食べたラーメンの中でもトップクラスのラーメンでした。
千葉県内、いや、全国レベルにおいて、「食べるべきラーメン」だと思いました。
「日本のラーメン」の歴史や文化を含めた全体的視点からして、誇るべき一杯だ、と。
そう思いました。
と、同時に、「消えていくラーメン」なのかな、とも。
だからこそ、守りたい、という気持ちにさせられます。
店内は、もう、昭和の食堂そのものです。
是非、若い人たちにこそ、こういう食堂のよさを知ってもらいたいと思います。
銚子に来たら、是非、「坂本」と「越後屋食堂」に行ってもらいたいです。
(彼氏と来た女子たちは、このお店の良さが分かれば、その彼氏は間違いないかな、と(苦笑))
ラーメン一杯、450円ですからね、、、汗
それでいて、究極のラーメンの味。
是非、「ラーメンの本来の姿」を知ってもらいたいです。
ラーメン以外もいろいろとあります。
中でも、「いなり」はこちらの名物です。
今回は、いなりも頂きました!
じゃーん!!
こんなラーメンです。
素敵でしょ?!?!
本当に素敵なんですから。
実際に目の前でこのラーメンを見たら、うっとりして、気を失いそうになりますから(苦笑)
二度目ということで、意外と「冷静」に食べられました。
今回、改めて気づかされました。
越後屋食堂のラーメンは、「坂本」のラーメンと深い関連がある!、と。
坂本のラーメンと同様、やわらかくて、滋味深い味わいのラーメン。
こちらのラーメンは基本的に鰹節系の出汁ですが、向いている方向は坂本と同じ。
おそらくは、銚子の屋台ラーメンの系譜に位置づけられるのでしょうけど。
坂本と越後屋食堂のラーメンの「親和性」に気づいて、なんか、全体が見えてきた気がします。
そして、銚子のラーメンには欠かせない(?)天ぷら。
天ぷらとラーメンの相性は、悪いわけがありません。
巷では「背脂ラーメン」が相変わらず人気ですが、天かすだって同じ油分。
歯ごたえがよい分、天かすの方が実はラーメン向きかもしれません。
こちらの天ぷらは、海苔と海老の二種です。
もちろん、注文が入ってから揚げるので、できたてほやほやです。
麺は、ノスタルジー溢れるやわらかめの麺です。
これでいいんです。
都会的な麺ではなく、昭和的なラーメンの麺。
スープが美味しいので、麺も最大限によさが引き出されます。
で、天ぷらをラーメンにどーんと乗っけて。
天ぷらラーメンの出来上がり!!!
「銚子天ぷらラーメン」、ですね。
銚子の津々浦々を巡って、分かりました。
銚子で、天ぷらラーメンを出しているお店はそれほど多くはない。
なので、「銚子天ぷらラーメン」と名乗るのは難しい。
(あることはあるんですけどね)
ゆくゆく、「銚子天ぷらラーメン」が出てきてくれたらうれしいけど、、、
でも、現時点では、「銚子天ぷらラーメン」を主張することはできないかな、と。
その「可能性」は大いにあるとは思いますが、、、
それは、これから次第かな、と。
こちらが「いなり」です。
あんまり酸っぱくなくて、どこか「おにぎり」のようなやさしい味わいのいなりでした。
いなりで感動することってなかったけど、こちらのいなりにはちょっと感動しました。
酢飯の量も多く、食べ応えのある「お店のいなり」になっていました。
***
「越後屋食堂」。
やっぱりやっぱり、素敵なお店でした。
是非、全国のラーメン・フリークの人にも食べてもらいたいです。
「超フリークさん」に、ですね。
坂本と越後屋食堂の連食は、ホントにおススメしたいですね。
で、余力があれば、「長寿庵」→「歩夢蘭」、かな?!
銚子のラーメンは、本当に凄いです。
僕、惚れてます。