Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

小笠原父島のラーメン⑤【南国酒場こも】島塩ラーメン×ジャージャー麺×カレー麺etc.

いったい小笠原の父島では何杯のラーメンが食べられるか?

これが、今回の小笠原訪問の一つの僕のミッションでした。

ラーメンを求めて小笠原に来る人なんて、他にいないだろうな…

と思っていたら、実はもう一人、偉大なる先人がいたんです。

「そういえば、昔テレビによく出ていた怖いラーメン店主さんが来てたよ」

「テレビで、『ラーメンの鬼』と呼ばれる怖い顔した人、いたよ」

「いつも腕を組んで、怒っているあの人、会ったことがあるよ」

…それって、あの故佐野実さんじゃないか!!!😨

僕も尊敬しているあの佐野実さんは、ここまでラーメンを求めて来ていたのか…?!

ある人は、「色んな酒場で呑んでいたよ」と言ってましたが…(苦笑)

そんな話が聴けたお店がありました。

しかも、とてもとても素敵過ぎる素敵な酒場レストランだったんです。

そのお店の名前は、

南国酒場こも
NANGOKUSAKABA COMO

であります!!

オフィシャルHPはこちら

このお店も、島で一番の繁華街(湾岸通りの一つ奥の通り)にあります。

先にレポした【洋風居酒屋CHARA】の隣りのお店です。

このお店のイチオシは、、、

どうやら、ジャージャー麺みたいです!!

ジャージャー麺があるということは、もしかして…?!?!

期待と不安を抱きながら、お店に入っていきます!!

南国酒場こも、って、なんか不思議な名前、、、

お店に入ると、わりとこじんまりとしたカウンター席とテーブル席がありました。

カウンター席に座り、メニューや店内を見ていると、、、

「あ、keiさん!」、と。

その声の先を見ると、なんと二日目のドルフィンウォッチ~シュノーケリングで一日お世話になったピンクドルフィンのスタッフのAさんでした。

「うおおお!!! 命の恩人さん!!!!😂」

このAさんには、実は二度ほど助けてもらっているんです。慣れない海に潜ったんですが、海の流れが早すぎて、流されたんです(苦笑)。で、自分の力ではどうすることもできなくて、「助けて~」と叫んだら、助けてくれたのが、Aさんだったのです。そういうことが二度ほどあって、二回、海から僕を救出してくれたんです。

そんなAさんは、この「こも」でも働いていたんです!!

だから、感動の再会となりました💖

メニューを見ていきましょう。

このお店も、ホントたくさんのお料理を用意しています。

ウミガメに、島魚に、島野菜に、ユンキムチに、人気おつまみ…

こちらもお店のイチオシメニューです。

ここにありました!!

島ラー油ジャージャー麺(900円)

これですよ、これ!!!

ただのジャージャー麺じゃなくて、

島ラー油を使ったジャージャー麺!!

類似のメニュー表がお店の壁に掛けられていました。

いや~、どれもホント全部食べたい、、、😂

というわけで、、、

ジャジャーン!!!

こちらが、「こも」でイチオシの麺メニュー、

ジャージャー麺

です!!✨

肉味噌がどどーんっと乗ったリッチなジャージャー麺の登場です!

zoom up!

肉味噌餡と、紅しょうがと、シカクマメと、ネギと、きゅうりと、トマトと、卵と…。

なんてリッチで、具だくさんで、華やかなジャージャー麺なのでしょう!!

もう、これ、見ているだけで、惚れ惚れしてきます💖

麺はこんな感じです。

中細の縮れ麺、ですね。

ボソボソっとした食感で、僕好みの麺になっていました(n*´ω`*n)💓

量的には、ジャスト1人前って感じ?!

で、少し混ぜて、一口食べると、、、

「わお! 甘辛感のある素朴でとっても美味しいジャージャー麺だ!」

って感じました。

そんなに辛くはなくて、またそんなに甘くもなくて、食べやすいジャージャー麺でした。

バランス系?!のジャージャー麺で、これはちょっと中毒性も高いかも!?!?

そして、島野菜をメインにしたいろいろな具。

やっぱり、なんといっても小笠原名物【シカクマメ】がすごく印象的です。

シカクマメは、別名「ウィングビーン」とか「うりずん豆」(沖縄)とかって言われています。

四枚のヒダが付いていて、断面が四角形なので「シカクマメ」なんだとか。

食感がすごくよくて、変な臭みやきつい香りもなくて、食べやすいんです。

これを食べると、きっと「小笠原に来た~」って感じるんでしょうね。

特別栄養価が高いってわけじゃないみたいですが、このエリアを代表する食材の一つです。

父島でお馴染みとなっている「紅しょうが」も入っていました!!

紅しょうがが入ると、どこか南国感がでますよね。トロピカルな…。

そんなこんなで、大満足のジャージャー麺でしたが…

食べ終わった後に、「さらにラーメンもあったらよかったのに」ってAさんに呟いたら、

Aさん、「え、ラーメン、ありますけど、、、(;'∀')」って!

「え?!?… ええええ?!?!😨」

って、出されたのが、こちらのメニュー表。

島塩ラーメン(800円)

あ、あ、あるじゃないですか!!!

南国酒場こもにもありました!!!!

ラーメンが食べられる飲食店、4軒目を発見です!!!

①かがや亭、②海遊、③Bar Creyonに次ぐ、第四のラーメン提供店!

ジャジャーン!!!

こちらが、南国酒場こもで提供されています、

島塩ラーメン

であります!!

うおおお~~、巡り合えた!!!💖💖

ヴィジュアル的にも、とてもスタイリッシュな塩ラーメンです。

zoom up!

分厚いチャーシュー二枚のとなりに、しっかりシカクマメが添えられています。

このラーメンも、まさに「小笠原のラーメン」を感じる一杯になっていますね~。

このシカクマメがあれば、メンマもいらない?!?!

スープを一口飲むと、、、

「うおおお!!! これはキレキレだ! しょっぱさ最高!」

「まさに、がんこなしょっぱさ!!!」

ってなりました。

このしょっぱさ、「がんこラーメン好き」にはたまらないかも?!?!

島塩をふんだんに使ったスープだ、って分かりますね。

しょっぱくて、クリアで、キレキレの塩スープで、これは〆にも最高だ…😂

麺は、こんな感じになっています。

聴けば、内地(東京?)から冷凍で取り寄せている麺なんだとか。

この麺もまた、ちょっと「がんこ感」がありまして、、、

もしかして、店主さん、一条さんのがんこラーメンが好きだった?!?!(未確認)

この「こも」のラーメンが、がんこラーメンインスパ系だったら最高に感動できたなぁ。

そして、こちらにも入っていました!

小笠原名物のシカクマメ!!!

シカクマメとこのしょっぱい塩スープ。

合わないわけがありません!!!

分厚いチャーシューもどどーんっと!!

このチャーシューも、店主さんの自家製で、どこか「二郎の豚」を思い浮かべました。

このお肉は、チャーシューっていうより、豚って感じ?!?

柔らかさはあるんだけど、ハードな食感という感じ?!

ワイルドで、武骨で、パワフルな分厚い豚肉!!!!みたいな。

この島塩ラーメンには、味玉ではなく、温玉が入ります!!

温玉で食べる塩ラーメン、最高過ぎます!!😂

温玉の黄身がスープに混ざることで、若干味変も起こります。

うん、こりゃ、〆のラーメンに最高過ぎる一杯だ!!!

全体的には、おがさわら丸で食べた島塩ラーメンに近い感じがしましたが、こっちの方がガツンとくる味わいでしたね。まさに父島で食べる「がんこ系しょっぱい塩ラーメン」ってことで💛!

更に更に…

もう一つ、「麺料理」ができる!、という話になりまして…。

メニューにはないのですが、、、

このメニューにある【島野菜レッドカレー】を「麺」で食べると美味しいんだそうです。

つまりは、【島野菜レッドカレー麺】?!?!

これはもう、是が非でも食べなければなりませんね!!!

あと、ここにある【島オクラ焼】もおススメなんですって。

どっちもいきましょう!

ジャジャーン!!!

こちらが、メニュー表にない、でも、店員さん絶賛の、

島野菜レッドカレー麺

です!!✨

凄いぞ!!!これは、レッドカレー和えめんってことでいいですね(苦笑)

zoom up!!

グリーンカレーによく似たレッドカレー。

その違いって、知っていますか?!

詳しくはこちらを参照

どちらのカレーも、タイからやってきたカレーですが、辛さに違いがあるんですね。

ここのレッドカレーも、すごく甘くてまろやかで優しい味わいでした。

ちゃんと色んなスパイスを配合して作っているんだとか?!

レッドカレーのラーメンとかって、あんまり食べたことがないので新鮮です。

麺はこんな感じです。

中華麺? そうめん?

ちょうどその中間くらいの食感の不思議なヌードルでした。

柔らかくて、つるつるっとしていて、のど越し最高!っていう。

シカクマメもしっかり入っていました!!

シカクマメって、クセがないから、何に入れても美味しく食べられる?!

シカクマメとトマトと、それからそれから、、、

島とうがらし?

これは、…硫黄島の島青とうがらし?!?!

硫黄島の島唐辛子についてはこちらを参照

島とうがらしは入っているけど、辛さより甘さが際立つ味わいになっています。

それに、パプリカ、鶏肉、玉ねぎなど、島野菜もいっぱい入っています。

すごいすごい!!!

まさに、島野菜たっぷりのレッドカレー麺であります!!

味玉もしっかり半分入っていました🎵

ここの味玉、すっごくいいですね。

都会の人気ラーメン店でも出てきそうな味玉でした。

以上、三杯の奇跡の麺料理のご紹介でしたが、、、

南国酒場こもには、他にも色々と素敵なお料理があるんです。

Aさん、オススメなのが、

ジャーン!!

島オクラ焼

です!!

千葉で暮らす僕からすると、「すごくデカいオクラだな…」って。

大きくて、また食感もだいぶ違います。

ホント、このまま焼いて食べるだけで、満たされる感じ?!?!

ネバネバ感も控えめで、ホント「焼き野菜料理」って感じでした。

食べ応えがあるので、🍺にもよく合います💖

それから、やっぱり「ウミガメ料理」も食べておきたくなりました。

こちらの店主さんは、ウミガメの解体も行っている方で、ただ調理するだけでなく、獲れたウミガメを解体して、各部位に切り分けることも行っているんです。

となれば、やはり食べたくなります。

食べるならやっぱり、お刺身(1000円)で食べたいところです。

(カメカレーもむっちゃ気になりましたが、さすがにもう…💦)

ウミガメの刺身

です!!

小笠原でしか食べることのできないウミガメの刺身です。

やはり見た目的には、まぐろみたいな身であります。

味わい的には、やっぱりまぐろと馬肉の中間くらい。

で、食感的には(今回は)まぐろと馬肉の中間くらいかなぁ、と。

鮮度がよいからか、若干「まぐろ寄り」のような感じでした。

そして、地味に人気のある、、、

スパムおにぎり

です!!

これ、おにぎりがめっちゃデカくて、ビビりました!!

スパム自体も、とっても分厚くカットされていて、「これで300円?!」って。

お腹が空いている人には、これは絶対おすすめですね!!🍙

そして、実は「こも」の最大のスーパーメニューがこれじゃないか!?っていう。

その名も、

どろポテト(400円)

です。

マッシュポテトとどろソースの最強マッチ、ですって。

ジャジャーン!!

こちらが、こもで一番人気とされている、

どろポテト

です!!

マッシュポテトにどろソースをかけたシンプルなポテトなんですけど、、、

これが、もう破壊的に、破格的に旨いんです!!!!😂

あまりにも美味しいので、二回連続で食べちゃいました。

ちょっと写真の写りが違うかな!?!?

これは、ヤバいです。犯罪的な美味しさ?!

中毒性ありまくり?! 一度食べたらもう止められない?!?

***

というわけで、、、、

南国酒場こもの渾身のレポをお届けいたしました!!!

実は、二日にわたってこのお店に来ているんです

が、ここはどうしても一気にレポしたかったので、一回のレポにまとめました。

一度にこれだけはさすがの僕でも食べられません!!💦💦

いずれにしても、このお店も素晴らしい素敵なお店でした!!

命の恩人のAさんがいるからというわけではないですが、本当によいお店でした。

小笠原諸島の中心、父島に来たら、是非是非「こも」に行ってみてください!!

店主さんも、ちょっとヴィジュアル的に強面ですが、優しい方でしたよ💖

ラーメン愛も感じました!!💖🍜💓

店主さんは、30年前にこちらに移住してきて、20年くらい前にこの店を立ち上げて、島を代表するお店の一つになっているのですが、、、

実は、こういう絵👆も描いておられるようです。

つまり、飲食店主さんであり、画家であり、アーチストであり、、、

そして、上述したように、カメの解体のスキルも高くて、実際に解体もしている方でした。

色んな意味で、才能のある方なんだなぁって思いました。

ともかく、この「こも」は、父島でも屈指の「すごいお店」だ!って思いました。

ラーメン好きの人も、そうでない人も、是非是非「こも」に行ってほしいなって思います。

最高に贅沢なグルメの時間を過ごせること、間違いなし!です!✨

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