緊急事態宣言下の日本…。
時短営業のため、どのお店も20時には閉店してしまいます。
仕事をしている人には、この20時というのはとてもハードルが高いんです。
20時に閉店するために、どのお店も19時半にはラストオーダーを取っています。19時半にお店に入るためには、遅くとも19時には仕事を終えなければいけません。
実際にこの状態でいると、20時という「ハードル」がとっても高いことが分かります。少し仕事に集中しちゃうと、あっという間に19時を過ぎてしまいます。(昔は、21時~22時に帰ることも多々ありましたね~…)
そんな今、「夕食難民」という言葉がネット上で広まっています。20時前には、「どこも食べるお店がない」という状態に陥ってしまいます。コンビニとかは営業しているけど、「飲食できるお店」がどこにもない、という状態になるんです。仕事を終えて、20時頃になれば、空腹の絶頂になります。
もちろん理想的には、緊急事態宣言下なので「外で働かない」というのが「理想」でしょう。でも、今の日本の現状では、そうはなっていません。昨日も今日も明日も、たくさんのたくさんの人がどこかに働きに出かけているのが「現状」です。現状はそうなっているのに、飲食店だけは19時半には「ラストオーダー」、20時で完全閉店という事態になっているんです。これ自体、問題じゃないのかな??って…。
さて…
そんな状況下において、なんとか「夕食難民」にならないために駆け付けたのが…
高田家
麻辣湯と肉夾饃の専門店
であります!!
前回、なんかとってもいい印象だったんですよね。
「ラーメン店」として考えると、「うーん」って感じなんですけど、
「異国感」が半端なかったというか…。
これまでいろんな国で「中国レストラン」に行ってきましたが、まさにそんな「外国の中国レストラン」って感じのお店なんです。
西千葉にあって、異国を感じる庶民的な中国レストラン(レストランというより、軽食屋!)です。
今回のターゲットは、高田家自慢の「台湾ルーローハン」です!!
前回来た時に、このルーローハンは食べたい!って思ったんです。
(あえてラーメンにこだわらない)2021年だからこそ、これを食べよう!、と。
前回は、この「牛肉煮込みラーメン」を頂きましたね♪
お隣の「海鮮中華丼」も食べたいぞ、、、(n*´ω`*n)
こちらが基本のメニューです。
麻辣湯と牛肉サンラータン麺も食べなきゃ、ですね。
で、全メニュー制覇も目指したいところです。
それから!!!
店名にもなっているロージャーモー!!
中国語表記だと「肉夾饃」となります。
饃(蒸しパン)に肉を夾(はさむ)という意味なんだとか。ネットで調べると「中国ハンバーガー」って言われています。中国料理としてのハンバーガーということでしょうか!?
前回、こちらのロージャーモーも気になっていたので…。
お腹ペコペコですし、今回はルーローハン&ロージャーモーを頂きたいと思います!
いったいどんなお料理なのでしょう!?
…
というわけで、、、
ジャジャーン!!!
ルーローハン&ロージャーモー
です!!
なかなかミステリアスな食世界が広がっています…。
なんといっても「台湾ルーローハン」と「中国ハンバーガー」ですからね…。
同じ言語を話す人たちだけど、政治的にはもう何も言えないくらいに…。
ここ100年は友好な関係にはならないと思うけど…、いつか日本も含めて、東アジアが友好な関係になることを願いますね。ただ、僕が生きている間は、もう、その可能性はないだろうな…😿
でも、料理的には、もうこれ以上にない「相性バッチリ」でして💓
まずは、
台湾ルーローハン(中盛り)
です!!
ルーローハンは、「滷肉飯」ないしは「魯肉飯」と表記されます。
台湾を代表する肉丼!?
ないしは、台湾風ロコモコ丼!?
日本人的には、豚角煮丼みたいな感じ!?!?
こちらの記事によると、「ルーローハンとは、豚バラ肉を甘辛いタレでとろっとろに煮込んで白飯にかけた、八角のスパイス香る台湾定番の屋台めし!」とのことで、「お店によっては煮卵やたくあん、青菜がトッピングされています」とも書かれています。
なるほど、「台湾定番の屋台めし」かー\(^o^)/
ここ、高田家のルーローハンにはなんと「お豆腐」も入っているんです。
豚バラ肉と豆腐と小松菜(かな)の煮込み丼と言えそうです。
味わい的には、甘いあんかけ豚豆腐丼みたいな感じ!?!?
辛さはなくて、甘みの強い味付けになっていますね。
美味しいかどうかは別にして、「異国の味わい」だなぁって思いました。
鎖国状態の今とあって、こういう「異国感」を楽しめるお店は貴重ですよ…。(そろそろ、ホントに「海外シック」になりそうで…😿)
ただでも閉鎖的で島国根性丸出しで内向的で陰湿で神経症的な傾向性をもつ国なのに、海外に出れないとなると、もう、…国内にある異国的な場所を求めるしかない…
そういう意味で、このルーローハンは、とっても異国情緒のあるアジア丼でありました!
ラーメン的には、ルーローラーメンとかって出せないかな??
ルーローハンを学ぶことで、新しいラーメンの形式が作れるかも!?
…
そしてそして、、、
肉夾饃=ロージャーモー
です!!
アメリカの名物とも言えそうなハンバーガーですが、
こちらは、中国スタイルのハンバーガーです!!
いわゆる「バンズ」は、パンと肉まんの生地を足して二で割ったようなもの??
そこに、かなり細かく切り刻んだお肉がいっぱい入っているんです。
これは、鶏?豚?それとも鶏豚??!!
感じ的には、なんかケバブで食べるあのお肉に近い感じだったかな??
うん、まさに「アジアのハンバーガー」って感じがするなぁ、、、
こちらもまた、美味しいかどうかはともかく、「異国感」を楽しめる逸品でありましょう!!
***
というわけで、、、
二度目となる「高田家」の実食レポをお届けいたしました!!
本当に「異国情緒」に溢れる軽食屋さんだなぁって思いました。
味わいも、もう「おいしい/まずい」という二項対立では捉えられない味わいで…
…
二度目の高田屋ですが、このお店は、「日本化されていない食堂」ですかね。
作っている人が中国出身の方で、中国の味をそのままここで再現しているのかな?、と。
なんか、ロンドンやニューヨークで一風堂のラーメンを食べる感じ??
こう書くと、これはこれでとても「価値のあるお店」になるのかもしれない…。
あと、カウンター席のテーブルが狭くて、ちょっと食べにくいかな???
でも、そこもまた、海外の軽食店って感じがして、面白いかもです。
こういう掲示、海外の日本のレストランに行っても、よく見るなぁ…、と。
ロージャーモーへの想いを感じることのできる一枚です。
不思議な味わいだったかな??、、、
西千葉駅から千葉駅の校門に行く途中に、この看板が目に入ると思います。
台湾ルーローハン、まだ食べたことのない人は是非一度食べてみてくださいねー!
多分、これまで食べたことのないような味の豚肉丼だと思いますよ💛