またまた梨の花に向かいました。
この時期は自転車日和+ラーメン日和。なんてったって、4月ですからね。この時期を心から味わわないと。
梨の花はGWにもかかわらず、相変わらずな感じです。「相変わらず」というのは、常にコンスタントにお客さんがやってくる。決して大行列したり、待ち客が殺到するわけではないけど、常にお客さんがやってくる。この風景、当たり前のように見えるかもしれないけど、何分かおきにお客さんがコンスタントに入ってくるって、すごいことなんですよね。お客さんが殺到すればするほど、調理に手間暇がかけられなくなり、味のクオリティーは落ちる。かといって、お客さんが来なければ、お店は営業できない。一番理想なのは、混雑しない程度に常にお客さんが常に入り続けるってことだと思います。
梨の花は、良くも悪くも、マニアックなお店。八街時代からそうでした。熱烈なファンをもつ一方で、悪評も途絶えない。まぁ、「悪魔のお店」ですから、当然なのですが、それにしても、この評判の温度差はとても面白いと思いますし、ここまで、好き嫌いがはっきりするお店というのもなかなかないかな、と思うんです。誰からも好かれるわけじゃない。でも、きっとどのお店よりも、このお店を心底愛するお客さんは多いと思いますね。
現在は、GW中ということで、特別メニューとなっています。見ると分かると思いますが、動物系濃厚スープのラーメンがありません。清湯スープの「えりすぐり4杯+1杯」が提供されています。
僕は、今回は「ギッタギタ背脂の醤油ラーメン」(700円)をいただきました。あ、もちろん牛スジ・キャベツご飯(300円)と共に。
このギッタギタ背脂醤油自体は、二度目です★
http://blog.goo.ne.jp/sehensucht/e/dbebac98ae92ad41bf9d80b1a3d7fadb
いやー、相変わらず、この背脂のかたまり、すごいですね。半端ないです。前にも書きましたが、揚げ玉みたいな背脂です。揚げ玉と違うのは、それ自体が脂身ですからね。まぁ、「有害ロックンロール」ですよ。
スープ自体はどろどろしていないので、すっきりさっぱりです。まぁ、さっぱりなんていうもんじゃないですが、基本的にはさっぱりです。なので、これだけ背脂が入っていても、それを食べ干さない限りは、胸やけ等はしないですみますね。醤油の味と背脂の味がうまくバランスよく合わさっていて、かつ、パンチがあるので、これにはまる人はかなりがつっとはまっちゃうでしょうね。
先回試食でいただいたぎったぎた背脂煮干ラーメンよりは、はるかにシンプルですね。僕は複雑な味に惹かれる傾向があるので、ぎったぎた背脂煮干の方に惹かれますが、こちらもこちらでやはり魅惑的です。スープは飲み干せませんが、、、
麺は、ごわごわワシワシ麺でした。うん、このスープにこの極太麺はいいっすねー。
ただ、前回いただいた細いちゅるちゅる麺でもこれ、食べてみたいなぁー。。。
梨の花は、特別メニューで、GWも営業しています。是非、悪魔のラーメンが食べたい人は、行ってみてください。千葉と都賀のちょうど間くらいにある「高品交差点」のちょっと先(都賀方面)にあります。