現在、麺処まるわChinese Styleで、新たな限定メニューが登場しているとの情報を聞きつけて、やってきました。こちらの限定は、本当にレベルが高いので、やってきてしまいます。基本的に、限定に対して、それほど僕は強いこだわりがないのですが、こちらの限定はいつも驚かされるので、無視できないのです。
GWとあって、活気がありました★ いつも、これくらい活気があるといいんですけどねー。
限定、ありました 三種? 四種?あるみたいでした。
こちらが、「淡麗 塩そば―改―」(780円)です。
基本的には、こちらの淡麗塩そばと同じ系統のラーメンですね。ヴィジュアルもほぼ淡麗塩そばと同様です。何が違うかというと、油ですね。こちらの淡麗塩そば―改―では、トリュフオイルが使われています。その風味は、たしかに(素人ながらに)感じられます。
トリュフオイルのラーメンとなると、我が千葉から都内に進出したBee Hiveのラーメンが思い浮かびます。僕は、このラーメンを食べて、Bee Hive@八積が恋しくなりました。また、あの場所で、食べたいなぁ、と、しみじみ(そういう千葉のラーメンフリークさんは多いです)。
それから、淡麗塩そばよりも、味がさらに淡麗になっているようでした。さっぱりさ、あっさりさでいうと、こちらの方が勝っているように感じました。カエシの問題だと思いますが、これは好みが分かれるところかなと思います。
ただ、これまでのこちらの限定と比べると、少し大人しめかなとも思います。が、それもまたありなん、かな、と。ちょっとした変化を楽しむためのものかなと思いますし、常連さん向けの限定かな、とも思いました。一見さんは、こちらではなく、まずはレギュラーの淡麗塩そばを普通に食べてもらいたいかな、と。そして、それが口に合えば、これを食べてみる、と。
似ているけど、全然違う味世界が経験できる、というのも、結構新しい発想かもしれませんね。
こちらが、「混ぜサラダ ver.TOMATO」(800円)です。
こちらは、麺を使ったイタリアンパスタといったところでしょうか。野菜がいっぱい入っています。サラダですからね(苦笑)。動物系スープを一切使わない純トマトスープonlyの混ぜそば、和え麺、冷やしラーメン(スープoff)でした。あえて、中華スタイルをとらず、イタリアンに徹した限定麺になっています。
「野菜が主役」と謳っているように、野菜を食べるための麺料理ですね。これをラーメンの範疇に入れてよいのかは分かりませんが、中華麺を使った創作料理と考えれば、十分にいける味わいだと思います。
ただ、ちょっと「ラーメン世界」からはかけ離れているかな、というのが率直な感想。繊細さはあるんだけど、ラーメン特有のジャンクさ、ワイルドさに欠けるかな、とも思いました。意外性はないという感じですかね。ただ、その意外性を期待しないならば、これは十分に美味しい創作麺料理です。
こちらも、常連さん向けのメニューかな、と。
マヨネーズはいらないかな、というのが僕の感想ですね。「ジャンクさ」って、マヨネーズで出せるんですけど、この料理だと、マヨネーズは逆に「違和感」を与えることになりそう。
ただ、この混ぜサラダは、これから始まる夏の冷やし麺シリーズのプレ・バージョンみたいです。なので、これから、どんどんグレードアップしていき、まるわならではの究極の冷やし麺料理を出していくそうです。これは、楽しみですね。
まだまだ、楽しませてくれそうです。
Dr.keiが惚れた「とん担メン」(800円)も、食べちゃいました。
うん。間違いのない味ですね。ここでしか食べられない創作担々麺になっています。まるわならではの担々麺と、中華本来のタンタンメンが融合した一杯になっています。
ありそうで、なさそうな。そして、なさそうで、ありそうな。そんな一杯です。
こちら一押しのセットのチャーハンです。
本格中華の技を駆使して作ったチャーハンを、美味しいラーメンと共に食べる。これ、畢竟、幸せなり、と。このチャーハンを食べるためだけにも、ここに来たいところです。
近所にあったら、通うだろうなぁ、というチャーハンです★
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限定にめっぽう強い麺処まるわChinese Styleですが、今回はちょっとおとなしめだったかな。けれど、やはり、さすがです。レギュラーが美味しくて、かつ、限定にも強い、それって、ある意味、ラーメン店の理想ですよね。
これからも、創造的で、食べ手を驚かせるようなラーメンを作り続けてくださいね。
ラーメン劇場自体は、かなり厳しいですが、それでも、しっかりと仕事をされている。それには、ただただ頭が下がります。普通の人なら、モチベーションダウンしそうですけどね。でも、逆境を苦にしないのが、まるわism。しっかりと固定ファンもいるみたいですし、これからも変わらず頑張ってほしいですね。イチオシしている僕としてはね(苦笑)。愛をこめて。