とんでもないお店を見つけてしまいました。
とんでもないお店と出会ってしまいました。
これまでの僕のラーメン人生においても、
ここまで、恐ろしいラーメン店は初めてかもしれません。
千葉の中でも、
いや、
日本全国においても、
ここまで、奇妙で恐ろしいラーメン店は存在しないかも…
それくらいに、恐ろしいお店でした。
(半分ユーモア、半分ホンキで、以下の文章はお読み下さい)
そのとんでもなく恐ろしいお店は、この「大和橋」の向うにあります。
ラーメンの看板はあるのに、店舗は見えない…。
もう、この時点で、怖いです…。
この橋を渡って、しばらく進むと、、、
こんなところに到着します。
至るところに、「ラーメン」の文字が、、、
しかも、この看板が、あまりにも無秩序に立っているので、怖いんです。
ここは、ラーメン屋なのか?
それとも…
死霊のお店か…
恐る恐る近づいていきます。
すると、、、
巨大な石塔?石碑?が…
何のために?
凄い、というよりは、やっぱり「怖い」、、、
そして、さらに進むと、、、
ここはどこ?
わたしはだれ?
お店の入り口に掲げられているのは何?
暖簾?
どう考えても、、、
…
怖い、、、
これ、暖簾ですか?!
どう考えても、、、
でも、本当の恐怖は、そこじゃないんです。
この画像、よーく、見てください。
分かりますか?
お店の扉…
全面、鏡張りなんです。
なんですか、これは!?
これ、入っちゃっていいんですか?
お店の中は一切見えません。
この扉を開けたら、怖い人がいっぱいいたりしないですよね!?(;´・ω・)
ドアノブを掴む手が震えます。
もしかしたら、これが「シャバ」の世界、最後かもしれない…。
恐ろしすぎます。
中が見えないお店の中に入ることの恐ろしさ…。
もしかしたら「ラーメン」という文字で、「標的」を探しているのかもしれない。
もしかしたら、この中で、僕が「料理」にされてしまうかもしれない…。
あらゆる「妄想」が頭の中を駆け巡ります。
…
もう、ここまで来たのだから、、、
決死の思いで、勇気を振り絞って、扉を開きます。
そしたら、、、
さらに、とんでもない風景が、そこにあったんです。
これです!!!
なんすか!?
これは、、、(;´・ω・)
画像じゃ分からないかもしれないですが、とんでもない圧倒感があります。
正直、失神しそうになりました。
「ここ、絶対に、ヤバい。恐ろしい人(妖怪?)が出てくる…」
直感的に、命の危険さえも感じました。
…
が、そこは、大丈夫でした。
シルバー世代のおばちゃんがお一人で切り盛りしていました。
ひとまず、安心、、、
…
しかし!!!
本当の「恐怖」は、その先にあったんです。
これまでの「恐怖」は、序の口。導入。入口。
とりあえず、メニューを見てみましょう。
…
げ、、、
すっぽんラーメン!?!?
同伴のらんちばさんと二人で、しばらく見つめ合ってしまいました。
「これ、食べます?」(僕)
「…」(らんちばさん)
「どうします?」(僕)
「食べる勇気はない…」(らんちばさん)
(少し話は盛ってます…ご堪忍を…)
あまりにも、個性的なラーメンがずらりと並んでいるので、二人ともフリーズ状態。
10分以上は、二人で頭を抱えたと思います。
とんでもないお店でしょ!?(;´・ω・)
で、散々議論した挙句に、「鴨ラーメン」と「担々麺」を頂くことにしました。
すると、、、
「鴨がないわ!」、と。
鴨ラーメンの代わりに、おばちゃんオススメの「チャーシューメン」を頂きました。
さて、いったいどんなラーメンなのでしょう!?
期待半分、恐怖半分。。。
ジャジャーン!!!
こちらが、みちのくラーメンの「チャーシューメン」です!!
見た目的には、とても美しいので、二人で「おお!」と叫びました。
見た目的には、たしかに、とても綺麗なんです。
と・こ・ろ・が…
スープを飲んで、浮かんだ文字は、
「?????」
なんじゃ、これは!?
ラーメンというよりは、醤油味のお湯!?
いや、そんなもんじゃない。
これを、言葉で表現するのは、極めて困難。
いったい、何の肉や骨を使ったら、こんな味になるんだ!?
僕は、どんなラーメンにもいいところはある!と信じて、食べ歩きを続けていますが、
ここのチャーシューメンは、、、、
見た目以外に、よい点が見つからない…(;;)
これは、「いつもの味」なのか「たまたまの味」なのか。
その真意は分かりません。
が、とにかく、食べるのが大変なラーメンでありました。
…
さらに、チャーシューも、、、
これは、とても申しにくいのですが、、、
「これ、何の肉? 豚? 豚にしては色が…味が…」、と。
「もしかして!?…」
…これ以上、僕の妄想的想像を口にすることはできません。
恐らくは「豚」だとは思われますが、その「真実」は分かりません。
もしかしたら、、、
「あの肉」だったのかもしれません(鳥肌×恐怖×悪寒)
チャーシューも、見た目はとても綺麗でした(そこは本当に本当です)
でも、その美しさに、すえ恐ろしいものを感じたまでです…。
麺はこんな感じです。
この麺は悪くないです。
聞けば、こちらの麺、青森の製麺所から取り寄せているものらしいです。
それはそれで、謎なんですけど、、、
さらに聞くと、こちらのおばちゃん(店主さん?)は、もともと睦沢の道の駅内にあるお店で働いておられたそうです。でも、そのお店が閉店してしまったんだそうです。
それで、辞めよう思ったのですが、常連客の方々から「辞めないで!」という声が上がり、自宅(?)のここで、ラーメン店を開業したんだそうです。それはそれで、とっても素敵なことだと思いました。(なので、こういう風に面白おかしく書くのもどうかと思うのですが、この方法以上に、こちらのお店の「魅力」を伝える方法が思い浮かばないのです。もし、こちらのお店のラーメンを好んで食べている人がいて、この記事を読んで不快な思いをされたとしたら、ごめんなさい)
…
いずれにしても、このスープ、なかなか、飲み干せません。
箸も止まってしまいそう…
かといって、残すのもどうか、と(今はもうほぼ食べ残しはしていません!)。
…
その時に目に入ってきたのが、これでした!!
ジャジャーン!!!
卓上胡椒!!!
これがあれば、もしかしたら、最後まで食べ切れるかもしれない!!
そう思って、ガンガンにかけてみました。
こんな風に!!
すると、あらやだ、食べられます!!
わりと、いい感じの胡椒ラーメンに大変身!!!
これで、なんとか「完食」できました\(^o^)/
いやー、大変だった、、、(;´・ω・)
で、こちらが担々麺です。
こちらも、見た目的には、実に素晴らしい出来映えです。
一瞬、見た時に、「おお~、これは当たりだ!」って思いましたもん。
と・こ・ろ・が…
こちらも、食べてみると、…(以下自粛)
これまた、かなり厳しい担々麺でした。
っていうか、これ、担々麺か、、、(;´・ω・)
というよりは、市販のキムチの汁をお湯で割った感じのスープでした。
だから、完全に「キムチ汁ラーメン」になっていました。
しかも、これが結構甘い、、、
これも、また食べるのがホント大変でした。
個人的にちょっとかなり無理だったので、らんちばさんに頑張ってもらいました。
これでも、一応、味のレンジは広い方だと思うんです。
フリークの人が「不味い!」と言い切るお店のラーメンでも、文句なく食べられる人間です。
でも、、、
ここの担々麺は、ダメでした、、、orz...
でも、きっとキムチの汁の味が好きな人なら、喜んで食べられる一杯だと思います。
つまりは、好き嫌いの好みがはっきりと分かれる一杯かな、と。
麺はこんな感じですね。
チャーシューメンの麺と同じタイプの麺でした。
from青森の麺ですね。
***
というわけで、、、
ロケーションも、とんでもない。
店舗も、とんでもない。
入口は、恐怖しかない(苦笑)
メニューも、摩訶不思議。
そして、お味も、最狂に強烈。
こんなすごいお店、全国探してもなかなかないのでは!?
もう、「衝撃」以外の何物でもありませんでした。
今、思い返しても、「とんでもないお店に遭遇したなぁ」、と。
人にはオススメしませんが、、、
「面白いラーメン情報」に飢えているメディアの人には、大声でオススメしたいと思います。
こんな、衝撃的なラーメン店って、そうそうないですよ!!!!
取材には、誰か、いつか、必ず行ってほしいなって思います。
以上です!!