Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

20年目の卒業式を終えて-5年ぶりのホテル開催で、軽音部のミニライブもやって大満足!

僕にとっての20回目の「卒業式」が終わりました。

昨年の卒業式の記事はこちら

今回は、2019年3月以来、5年ぶりとなるホテル開催でした。

2019年3月の卒業式の記事はこちら!(荒れてるなぁ…💦)

2020年2月~3月にコロナ・パンデミックが勃発しました。

それ以降は、自粛自粛で、卒業式も地味な感じでありました。

2024年3月、ようやく前みたいに華やかな卒業式を行うことができました。

今年度も、前回同様に、2コースのW担任でありましたが、、、

今年度は、本当に本当にいい学生に恵まれた1年でありました。

2019年の時のような(また他の年のような)悲壮感は全くありませんでした(よかった…)。

心から、ホントに幸せな気持ちになれました。

20周年ってことで、神様がちょっとだけプレゼントをくれたのかな?

って、わりと本気で思ってしまったかも…。

この20年、毎年いつも苦しい気持ちで卒業式を迎えていたから。

ただ、今回の卒業式では、卒業記念パーティーの責任者ってことで、、、

とんでもなく忙しくて、慌ただしかったです💦💦

しんみりしたり悲壮したりする余裕なんて、1mmもありませんでした。

司会進行の学生2人と、七転八倒しながら、必死に盛り上げました。

その中で、やったのが「軽音部のミニライブ」でした。

これがもう、ホント、楽しくて、盛り上がってくれて、よかったです。

ホント、ギリギリの調整というか、ギリギリでの実行で、冷や冷やだったけど。

ただ、食べるもんはしっかり食べました🎵

学生たちがいっぱいテーブルに食べ物を調達してきてくれたので…。

卒業パーティーの裏方として奔走しつつも、しっかり食べられたのはよかったかな。

希望と夢に燃えた20代~30代前半。

絶望と哀しみと寂しさに苦しんだ30代後半~40代前半。

そして、諦念と無に至った40代後半…。

その諦念と無の先にあったのは、「意外性」かな、って思います。

「おお、こんなこともあるのか」とか、「へぇ~、こういう学生もいるのかー」みたいな。

まぁ、相変わらず、しっかりと「先生に別れのご挨拶」や「最後の対話」ができる学生ってすごく少ないけど、でも、諦念と無の心をもって、卒業式を眺めていると、「こういう学生もいるのかー」と驚かされるというか、「意外としっかりしている子もいるんだなぁ」と感心するというか、、、。

これが、「放下の教育学」かなってちょっと思ったり…(何言っているか分からないと思いますが…)。

それと、やっぱり教育って、「どういう学生(人間)がいるか」で大きく変わってくるんだなぁって思います。人次第というか、学生次第というか。(今年はパワフルで活動的で意欲的な学生に異常に恵まれましたね…)

同じ方法を使っても、同じようはいきません。同じ言葉を使っても、同じように受け取ってはくれません。予測不能な何かがいつも発動していて、教育の結果(その一つとしての卒業式)も、毎回バラバラです。

だから、「こうすればいい」というものって一つもなくて、一人ひとりの学生(人間)にしっかり対応するしかないんですよね。「僕のやり方は間違っていない」とか「僕のやり方は間違っていた」というのは、どちらも実は間違っていて、やり方そのものが定まらない、というのが、教育実践の本質なんじゃないかな?って。

20年の泥まみれの教員人生の中で、たどり着いたゴールがここかな?!?!

いい教育ができるかどうかは、それこそ「出会い」によるものが大きくて、いい出会いがあれば、どこまでもいい教育実践ができるし、いい出会いがなければ、最後の最後まで誤解とすれ違いと隔たりが解けず、何にも教育的な何かを創造することができない。

そういうことなのかな、、、って。

もう、このブログを読んでくれる学生や卒業生ってほぼいないと思うけど…

でも、いつでも僕は出会った学生たちの幸せを願っているし、よき人生を歩んでもらいたいと思っている。

で、「僕も毎日、こんな風に頑張って生きているよ」っていうのを伝えたくて、いろんなSNSを使って、いろいろ発信しているんだと思います。

それに、何か困ったり辛い時は、毎月第四土曜日の会もやっているし、また会える状況は用意しています。まぁ、僕なんぞに頼らなくても、一人でちゃんと生きていけるなら、それがベストなんだけど、、、。

ただ、人生って、思わぬところで、いともたやすくどん底に落ちちゃうもんでもあるから。

そういう時に、「あ、kei先生がいたな…」って思ってくれる人が一人でも二人でもいたら、嬉しいなって思ってます。そして、連絡をくれれば、ラーメンを御馳走してあげるのです(ラーメン以外も可)。

このメッセージも、どこかの誰かに伝わればいいかな~って思っています。

もちろん、どこの誰かはどこかの誰かなので、特定の誰かを示すものではありません。

それこそ、「えー、お前が読んでたのーーー?!?!」っていう意外性があってほしいものです。

これからの長い長い、未来しかない人生に、祝杯だ!!!🍺🍷🍶

この曲が脳内に響いてます。

「人は誰もがきっと旅人 長い道の途中で 出会ったり別れたり繰り返しながら」

「だけど街は君を待ってる 君の帰りを待ってる たとえ世界がそっぽ向いても」

いい歌詞だなぁ、、、って。

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