Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

大阪ラーメン巡り③天王寺エリアで『高井田系』を食べるなら、是非【中華そばトライ】へ! 珍しい高井田系の塩も?!

2023年大阪ラーメン巡り、

その3軒目は、天王寺駅から徒歩で7分くらいのところにある、

中華そばトライ

です!!

このお店は、なんとあの「高井田系ラーメン」が食べられるんです!

高井田系ラーメンは、別名「大阪ブラックラーメン」!

このエリアのスポット「あべのハルカス」で楽しんだ後、ここでご当地ラーメンを👆…

というプランも成り立ちます!(僕は高所恐怖症なので無理ですけど…💦)

ここにも、「高井田系中華ソバ」って書いてあります。

高井田系ラーメンは、大阪のローカルな地ラーメンでして、、、

千葉の竹岡、東京の八王子、富山、郡山、小田原等で特徴的な、

ブラックラーメン

の一つなのです!!

ブラックラーメンを探求する僕にとって、高井田は聖地なのです。

高井田ラーメンの元祖となるお店のレポはこちら
そして高井田系で忘れてはいけない住吉のレポはこちら
2021年に食べた『麺屋丈六』もブラックラーメンでした!(旨かったなぁ🤤

この高井田ラーメンもまた、僕の憧れのラーメンというか…

高井田ラーメンは、八王子と竹岡の間くらいのブラックラーメンかな?!、と。

もっともっと探求したい大阪のローカルな地ラーメンなのです。

そんな高井田系ラーメンを、天王寺エリアでも食べられる、となれば…

来るしかありませんよね~\(^o^)/

こちらが、中華そばトライの全ラインナップ…ですかね?!

このメニュー表を見るまでは、「中華そば」を食べる気でいたのですが、、、

なんとなんと、

塩そば(700円)

なるものがあるじゃないですか!!

高井田系のラーメン店で、塩そば?!?!

気になるじゃないですかー!!!😂

しかも、「ネギ大盛り」(100円)もあるので、これも無視はできない、、、💦

更に!!!

売れてます 濃厚な味 味付け玉子」なる文字が、、、

こんなのを見たら、味付け玉子も食べなきゃならんですよー!!

ってことで、、、

ジャジャーン!!!!

こちらが、中華そばトライの、

塩そば
ネギ大盛り味付け玉子

です!!✨

なんだ、この未体験ゾーンのヴィジュアルは!!!😂

すごいぞ、これは、すごいぞ!!!

味玉もなんかすごいぞ!!!

すごいとしか言えないくらいに、すごいぞ!!

zoom up!!

こちらのスープは、むっちゃ淡くて透明感のある白いスープになっています。

塩だれ+鶏ガラスープ、みたいですが、、、

これが、もうちょっとまた異次元な味わいのスープでして、、、

何て言えばいいんでしょう、、、

淡い!! とてつもなく淡い!!

こんなに淡くてライトですっきりとした透明感のある塩スープ、飲んだことがない!

塩ラーメンだけど、しょっぱくもないし、すごく淡いテイストなんです。

そこに加わる大量の「ネギ」!!

このざく切りのネギもまた、「高井田系」のトレードマーク。

このネギもまた、ホントシャキシャキで独特の世界観を作っていますね。

お昼に食べた九条ねぎラーメンも凄かったけど、こっちも凄い、、、😂

自慢の「味付け玉子」もこんな感じで、、、

すっごく魅惑的な色合い? 綺麗にカットされた断面?が素敵です。

この味玉も、尋常じゃないくらいに美味しかったです。

麺はこんな感じです。

厨房にある麺箱を見ると、『栄大号』って書いてあります。

こちらの『栄大号(榮大號)』のことと思われます

昭和25年創業の老舗の製麺所みたいですね👆

【麺屋7.5Hz】【さるぱぱ】と同じ麺みたいですね。

つまりは、これぞ「高井田系!」って言える「麺」を使っているのです。

高井田系のラーメンって「真っ黒いスープ」と、あとこの特徴的な麺にあります。

でも、、、塩そばの麺って、中華そばの麺と同じかなのかな???

これまで食べてきた高井田ラーメンの麺じゃないような…(後でこれについては述べます)

最後は、卓上にあるC.B.Cの「コショー」をぶっかけて、、、

コショー塩そばにして、食べ切ります!!

いや~、これは、これで凄かったぞ、、、😂

続いては、、、

ジャジャーン!!

こちらが、ここの看板メニューであります、

中華そば

です!!!

来ました来ました!

これが、トライの「高井田ラーメン」であります!!

真っ黒いスープに、チャーシューとメンマとネギが乗っています。

大阪ブラックラーメンとはまさにこれであります!!✨

zoom up!!

スープは、こんな感じで「真っ黒」「ブラック」です!!

竹岡ラーメンの黒さや、八王子ラーメンの黒さとはちょっと違うような…

当然ながら、富山ブラックや郡山ブラックとも違う色いあい&味わい…?!

若干、郡山ブラックのスープの色に似てなくもない?!?!

スープを一口飲むと、、、

うおおおお、、、醤油の味が全開の醤油スープで、まさに高井田だ!

って思いました。

すっきりとした鶏スープで、醤油の味がダイレクトに迫ってくる味わい。

もう、(竹岡同様に)美味しいとか美味しくないとかの次元じゃない味わい。

何も知らないで、これを食べたら、「なんじゃ、こりゃ?!」ってなる感じ。

でも、高井田系ラーメンを知っている人なら、「泣ける味」…

麺はこんな感じです!!!

そうそう、これこれ!!!

この、こういう麺ですよー😂

この麺こそ、高井田ラーメンを支える縁の下の力持ち。

昔、給食で食べていたソフト麺みたいな感じ??

そのソフト麺をごわごわにした感じの麺になっています。

これもまた、ノスタルジックな麺って言えそうですね。

歯ごたえもよくて、キレのある醤油スープに負けてません。

この麺、上の塩そばとは違う麺っていうか、塩そばが違う麺になっている、のかな?!と。

店主さんも、中華そばと塩そばをかなり区別して、扱っていましたからね~。

いや~、塩そばも、中華そばも、どちらも個性的でローカル感抜群の一杯でした。

***

というわけで、、、

天王寺にある『中華そばトライ』のレポをお届けいたしました!!

久々に食べた「高井田系ラーメン」は、やっぱりクセの強い、地ラーメンだなぁって…

なんていうか、、、

竹岡式ラーメンと似ていて、「美味しさ」を超越しちゃっているんですよね。竹岡式ラーメンも、こういったらあれですけど、そんなに「美味しい!」っていう感じでもないんですよね。でも、クセになる。

この高井田系ラーメンも、「美味しいかどうか」と問われると、「うーん」って感じなんだけど、なんかまた食べたくなっちゃう味わいっていうか。

塩そばに至っては、もうかなり「昔の塩ラーメン」の味わいで、今の時代の複雑な味の「塩ラーメン」とは全く違う味わいなんですよね。なので、(正直に言えば)そこまで「うまい!」っていう風にはなりません。

でも!!!!

そこがまた、なんか「高井田系ラーメンのエッセンス」というか、、、。そういうラーメンを、高井田系って言うんじゃないかな?!って思うんです。他では味わえない味?! 経験したことのない味?! 常識的な理解ではとらえきれない味?!

聴けば、この地で10年、ラーメン店を始めて40年のキャリアを持つ店主さん。つまり、40年間、ずっと愛され続けてきたラーメン店主さんなんです。だから、高井田系ラーメンもまた、他の大阪名物と同様に、大阪の人にずっと愛され続けてきた味なんですね。それを「外部」の人間が、うまいだのまずいだの言うのって、違うよな、って。

そういう意味では、府外のラーメンフリークさんにこそ、この「高井田系ラーメン」をもっともっと食べてほしいなぁって思いますね、やっぱり。

普通の人(マニアやフリークじゃない人)は、「なんじゃこりゃ?!」で終わるかもしれませんが、フリークさんなら、このラーメンに、この味に、きっと涙することでしょう

僕は、ひねくれ者と言われようとも、そういう普通の人が普通に喜ばない(喜べない)ラーメンを追いかけたいなぁって、改めて思いました✨

僕が目指すのは、薄っぺらいインフルエンサーではなく、深淵なるラーメン求道者。

誰かのために情報発信しているのではなく、それこそ自分自身のためにこれを書いているのです。(それが、誰かのお役に立てるのであれば、幸いであります💓)

ここ、中華そばトライのようなお店に来てこそ見える、「向こう側の世界」。

それはそれは、見たことのない風景でありました。

あ、あと、、、

ここの店主さん、一見、めっちゃ怖そうですけど、、、

しゃべると、もうめちゃめちゃ関西人というか、大阪人でした。

すっごくツッコミ?も面白くて、惚れちゃいましたね~~✨

今の時代にあって、中華そば、一杯600円ですからね、、、

恐るべき、ですよ。。。

1000円超えのラーメンが増えていく中、並600円のラーメンを、、、

しかも、こんな大都会の片隅で、、、

この辺もまた、「大阪らしいなぁ」って感じるポイントですよね。

営業時間は、19時~27時まで!!!

まさに、夜のラーメン屋さんで、呑んだ後の〆の一杯のラーメン屋さん。

呑んだ後に、このラーメン、…沁みるんだ、、、

僕も、この時は酔っ払ってて、めっちゃいい気分でぺろりと食べちゃいましたからね。

嗚呼、これもまた、ソウルオブラーメン、ですよ!!!

高井田ラーメンだって、自宅で食べられます!

こちらも大阪ブラックラーメン!!

のぼり旗もしっかり作られていますね~~😊

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