いよいよ、山形ラーメンツアー2017冬、ラストです!!
…
ケンチャンラーメンから歩いて、市内に戻る途中…
霞城公園に立ち寄りました。
この公園、とっても素敵でした。
お城はありませんが、「城跡」はありました。
ここにも、お城があったんですよね、、、
残っていないのが残念ですが、、、
東大手門です。
立派な門でした。
ヨーロッパのお城も素敵ですが、日本のお城も素敵です。
で、この門をくぐって、左に曲がり、、、
しばらく進むと、、、
再びやってきました!!!
芋子煮そば佐藤屋
です!
昨夜もここに来ましたが、「中華そば」は食べらませんでした。
で、こちらの二代目店主さんに、「明日も来ます!ラーメン食べます!」と約束したので、
再びやってきたのであります。
こんな感じのお店だったんですね。
昨夜は、暗くてよく分かりませんでした…(;´・ω・)
東北地方で最も古くから出している「中華そば」。
いったいそのお味はいかに!?
わくわく、じゃなくて、もう、ドキドキです(苦笑)
改めて、メニューを。
中華そばとちゃーしゅーめんと芋煮らーめんの三種。
芋煮らーめんも気になったのですが、ここは基本に忠実に、、、
中華そばを頂きました!
戦前から出している歴史的にも最も古いお店のラーメン。
いったいどんなラーメン=中華そばなんでしょう!?
ジャジャーン!
…という前に、老舗店の中華そばということで、レトロ風にパシャっと。
うーん、風情があるなぁ。。。(苦笑)
画像では分からないかもしれませんが、湯気が出ていて、素敵でした。
ではでは、、、
ジャジャジャジャーン!!!
こちらが、「佐藤屋」の自慢の「中華そば」です!!!
うわー、素晴らしい見事なレトロなラーメン!!
手前のかまぼこがなんともチャーミングであります。
で、お味ですが、、、
これが、もう、じわ~~~っとくる美味しさで、、、
涙が出てきますね。
お蕎麦屋さんの中華そばということで、甘みがあります。
味的には、かなり優しい味わいで、ライトですっきりとしたお味です。
魚介も入っていそうですが、それほど強くは感じません。
言葉にすれば、「オーソドックスかつクラシカルな醤油ラーメン」になるのかな!?
でも、そんな言葉じゃ、伝わらないな、、、
基本的には、作り方を変えてないようなので、戦前から伝わる味、とも言えます。
「現代」の観点でこのラーメンを食べると、「普通のあっさりラーメン」になってしまうかも。
でも、戦前にこういうラーメンが出されていた、と考えると、なんかドキドキします。
麺は、こんな感じです。
もう、これは一度食べていただかなければ、、、と。
言葉じゃ伝えられない、、、
強いて言えば、臭みの一切ない優しい食感の縮れ麺になっていました。
スープだけじゃなくて、麺も優しさと強さに溢れる逸品でした。
これはもう、まさに「玄人向け」のスープ&麺だわ、、、
…
で、僕、一人、感動に浸っていたら…
二代目店主さんの奥様が、「せっかくだから、こっちも食べていって」、と…
出してくださったのが、、、
こちらの、まさかまさかの「中華ざる」!!!!
えー、メニューにあったっけ!?!?
「中華ざる」、ネット通販?もやっているっぽいです…
けど、お店で食べるのとは、やっぱ別物ですからね。
もう、感激であります(;;)
…
麺は自家製の中華麺で、タレは蕎麦用の和風醤油ダレ。
まさに、「ざる中華」(ここでは「中華ざる」ですけど…)
うん、これだと、麺の美味しさ・味わいがダイレクトに伝わるぞ、と。
いやー、ホント、美味しそうなヴィジュアルですよ。
で、麺です。
山形の麺は本当にどこも美味しいです(全部ではないにしても…)。
こちらの麺は、山形産の麺を使っていて、その製麺技法にも歴史があります。
この麺を味わうための一杯が、こちらなのでしょう。
問答無用で美味しいです☆
甘みと旨味が強烈な蕎麦ダレに麺をくぐらせて食べるわけです。
タレも麺も超一級なのだから、美味しくないわけがない!!
ケンチャンラーメン→ここの中華そば→中華ざると三杯目ですが、
ぐんぐん食べられちゃいました。
さらに!!
三代目が自ら取りに行っているというわらび漬けも付いていました。
このわらび、心してゆっくりと味わいました。
***
最後の最後で、ようやく佐藤屋の中華そば×中華ざるを頂けました。
三代目さんともお話させて頂きました。
ホント、心から素敵なお店だなぁ、と思いました。
いつか、らんちばさんと一緒に来たいなぁってしみじみ思いました。
きっと、らんちばさん、気に入ってくれるだろうなぁ、、、って。
東北地方最古の中華そばを出すお店。
山形に来た際には、是非立ち寄ってみてほしいお店です!
こちらの佐藤屋が掲載されているラーメン本を見せてもらいました。
ZERO23は、山形のローカルな地域雑誌みたいですね。
こちらにも記事が掲載されていました。
その中身も、、、
佐藤屋の歴史が書いてありました。
「こだわりの自家製麺」
「東北の中華そばで最も古い歴史をもつ」
いいじゃないですかー。
千葉でも、なかなか戦前からやっているというラーメン屋さんはみかけません。
戦前のラーメンの味を今の時代で感じられる稀有なお店なんだなぁ、と。
…
というわけで!!!
山形ラーメンツアーレポ、終了です。
また、現実の世界(=千葉の世界)に戻り、日常のラーメンライフに戻ることにします。
やっぱ、地方のラーメンを食べ歩くと、心が躍りますねー。
まだまだ、僕のラーメンライフは終わらないぞー!、と。