Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

クロウズ 【黒イ渦】 ちょっと~カッコイイんじゃない?!

今日は、久々の池袋。しかも、さらに10年ぶりに【ブランドX】(CDショップ:サンシャイン60近く)に行ってしまった。このブランドX、僕が中学生の頃、よく行っていたお店で、ヴィジュアル系の老舗ショップと言っていいほど。その昔は、ここでよくV系(いや、黒服系とか、フリーウィル系だな)のCDを買っていた。V系ファンにとっては、このブランドXと新宿のエジソンは、欠かすことのできない専門レコード店なのだ。

そこで、前々から気になっていたクロウズのCDを入手した。このクロウズ、タワレコなど大手のCD屋さんにも置いてなくて、なかなか買うことができずにいた。本作【黒イ渦】も、リリースが昨年10月で、半年くらい前の作品である。

ジャケットを見ても分かるように、往年のV系ファンにもたまらないバンドなのだ。このジャケット、雰囲気的には、ジキルのCLOSE DANCEやジルドレイの殺意に通じるものがある。メンバーがジキルやジルドレイのファンだったかどうかは定かではないが、うっすらとその影響が見て取れる。

サウンド的には、ダーク系のポジパンっぽい感じだった。1は、なんだかよく分からない歌詞が続くが、サビにくると、アッパーでハイテンションなサウンドにガラリと変わっていく。系統としてはメリーやガゼットに近いかな。ボーカルの声はかなり良質。ただ高音ができっていないのが残念かな。ただ、メロディーセンスや雰囲気はかなり洗練されているような。V系の王道とも言えそうなサウンド。分かりやすいメロディー、なかなか優れたバンドだと思われる。2は、重たいベースのリフで始まるスロウな曲。歌い方は清春の影響を受けている。っていうか、清春そのものだ。歌詞も清春の影響がちらほらと見られる。ダークでデカダントなサウンドなので、かなり僕好みだ。3の「悲時雨」は、ルナシー、黒夢が好きな人にはたまらないかも。最近のV系よりも、かつてのV系(いや、黒服系)にインスパイアされたバンドだ。ねちっこい歌い方はやはり清春を思い出す。

バンド全体としてはまだまだ荒々しいが、なかなか期待の持てるバンドだと思う。今後が楽しみだ!!

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