このエリアで、圧倒的な人気と知名度を誇るお店です。
まさに、拉通時代の大人気店=中堅店ですね。
千葉拉麺通信は、僕が大好きだったサイト。最近は他のメディアの普及もあって、あまり活発ではありませんが、2000年頃の拉通は神がかっていました。毎年、年末に行われるイベントには、ものすごい数の人が集まりました。そこでは色んな人の出会いがあって、世界の広がりを感じました。あの頃が一番、ラーメン界がキラキラしてたなぁって思います(僕的に)。
そんな時代からずっと営業を続けているのが、こちらの一番亭。
「一番亭さんと言えば、千葉ラーメンの黎明期に、こだわりの料理人が作る塩ラーメン、牛ラーメンで名を馳せたお店。千葉ラーメンの名店です」、とのこと。期待が膨らみます。
っていうか、僕、来たことなかったのか、、、って(苦笑)
最近、「中堅店」に惹かれる僕なので、ワクワクでした。
で、メニュー、、、
ほんと、色々あるんですけど、、、
これに、ピーンときました。
(最近、ピーンとくるかどうかが重要になってきていて、、、汗)
どんなラーメンなんでしょう?!
いやー、すごいこだわって作っているのが、ひしひしと伝わってくるヴィジュアルです。
「これで、まずいわけがない」、っていう。
醤油味の濃い動物系ラーメンですね。いわゆる「豚骨醤油」とは一線を画すような。
そこに、玉ねぎが華やかに飾られています。いいわー。
味的には、結構抑えめな感じかな。ヘルシーって感じではないけど、くどくない。
食べやすい仕上がりになっています。その辺も、中堅店の「余裕」なのかな。
チャーシューも、もう申し分ない出来栄え。
いやー、どこからどう考えても、「すきなし」、です。
若干、中毒性に欠ける感じもしますが、今のラーメンがやり過ぎているだけのような気もして。
ただ、その中毒性こそが、またラーメンの魅力なわけで。
その辺のバランスって、すごい難しいよなぁ、って食べてて思いました。
メンマも本当に美味しかったなぁ。
やっぱりね、一番美味しいのって、「中堅店」なんですよ。
ようやくその領域に立ちました(苦笑)。
新店って、情報的には価値があるかもしれないけれど、「ビギナー」ですからね。
中堅店には叶わないんですよね。実際。
もちろん老舗店こそが一番讃えられるべきなんでしょうけど、味的には中堅店が一番美味しい。
この理屈を、今後もっと語っていきたくなりました。
こちらが、多くの人から称賛されている塩ラーメン。
たしかに、旨い!!
文句なしで旨い!
濃厚だけど、さらっとしている。食べやすい。そして、ハマる味わい。
多分、多くの人が、上の和風醤油ラーメンよりも、ハマるんじゃないかな。
完成度の高い濃厚動物系塩ラーメンでした。
こちらのサイドメニューは、なかなか魅力的でした。
僕は高菜マヨネーズ丼を頂きました。
いやー、ジャンクだー。マヨネーズ多すぎ(苦笑)。
ラーメンよりもジャンクなミニ丼っていうのも、、、
凄いです。
一番亭、さすがでした。このエリアで最も支持されているお店なんだなぁ、と実感しました。
お客さんもいっぱい入っていました。
また来たいなぁって心から思いました!