Il Progetto Vivaldi 2 | |
Sol Gabetta | |
Sony Classics |
こちらも新発売されたばかりのソル・ガベッタちゃんによるヴィヴァルディチェロ協奏曲集第2弾をタワレコで購入!チェロは「1759年製のG.B.グァダニーニ」を使用ということですが、女性らしからぬしなやかで強靭な演奏は相変わらず、なかなか良い感じです。お兄さんのアンドレスがリーダーを務める古楽器アンサンブルもそつ無くまとまっていて、ソル・ガベッタをナイスなサポートしております。ただ、珍しいレオナルド・レオとプラッティのチェロ協奏曲は、さすがにヴィヴァルディと比べると地味な感じの曲ですねー。ただでさえ曲数が多いヴィヴァルディのチェロ協奏曲ですが、他の古楽器チェリストと聴き比べができるようになるのは非常にいいこと。ガベッタちゃんが来日の際は、是非生演奏を聴きに行ってみたいですね!
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前作『ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲集』(2007年)に続くソル・ガベッタのヴィヴァルディ・アルバムの続編。今回はヴィヴァルディのチェロ協奏曲3曲とチェロ・ソナタ1曲に加え、名技的な作風で知られるレオナルド・レオ(1694-1744)とジョヴァンニ・ベネデット・プラッティ(1697-1763)のチェロ協奏曲も収録(世界初録音)。前回同様、ソル・ガベッタは、自分のチェロを裸のガット弦へ張替え、バロック弓を使用していますが、今回のサポートを務めるのは兄であるアンドレス・ガベッタ。
アンドレスはスイス・バロック・ソロイスツのリーダーなどを務めるバロック・ヴァイオリン奏者で、音楽への開放的なアプローチと驚くべき妙技など、非常に高い評価を得ている奏者です。彼のために集まったヨーロッパの優秀なピリオド楽器奏者で結成されたアンサンブル「カペラ・ガベッタ」とソル・ガベッタの掛け合いは、フレッシュな感性と情熱的な表現だけでなく、叙情性と歌心にもあふれた魅力的な仕上がりとなっています。
【収録情報】
・ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲変ロ長調 RV.423
・ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲ト短調 RV.416
・ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲イ短調 RV.420
・ヴィヴァルディ:チェロ・ソナタ ト短調 RV.42
・レオナルド・レオ:チェロ協奏曲ニ長調
・ジョヴァンニ・プラッティ:チェロ協奏曲ニ短調 Op.657
ソル・ガベッタ(チェロ)、アンドレス・ガベッタ(指揮、ヴァイオリン)カペラ・ガベッタ(ピリオド楽器使用)
録音:2011年1月3~6日、ラ・ショー・ド・フォン、スイス