食欲の秋が到来しましたが、たまには芸術の秋(笑)ということで先日リニューアルオープンした池袋の東京芸術劇場大ホールにて、ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮、読売日本交響楽団(読売日響)のチャイコフスキー後期交響曲チクルスの2日目のコンサートを久しぶりに聴いてまいりました!10月の3連休なので、6日~8日まで交響曲第4番、第5番、第6番を毎日演奏するというプログラム。
この日のプログラムは、前プロが幻想序曲「ロミオとジュリエット」&イタリア奇想曲!メインが交響曲第5番ホ短調とすべてがチャイコの名曲揃いというかなり美味しいシリーズをチョイスしちゃいました。ロジェヴェン御大&読響を聴くのはかなーーーり久しぶり。サントリーホールでショスタコ聴いて以来かなぁ。
まぁ、新しくなったホールの音響チェックには最適なオーケストラ曲だけのプログラム。座った場所はA席5800円で2Fとはいっても、オケとはかなり至近距離でくつろげましたー。イスも新しくなってすわり心地はなかなかです。音響はまだオープンしたばかりなので、これからコンサートなどの演奏を重ねてホールの音響が成熟していくことに期待。スピーカーと一緒で何回も音を出して年輪を重ねていくのと似ているでしょう。
あとは改修前のホールに比べて、ステージと観客席の位置が近くなったような気もいたしました。以前だと3Fの一番奥から見下ろしたステージは、かなり遠くに感じたんですけどねー。他のブロガーさんもサントリーホールっぽくなったと書いていたりしますし、あとはパイプオルガンの前に降ろされた反響板が少し気にはなりましたけどww。
久しぶりにお茶目なロジェヴェンを観ましたが、81歳にして老いてますます盛ん!ステージ脇からしっかりと歩いて登場すると、ステージの中央には指揮台がない!!指揮棒を振り下ろす前には、コンマス方向に向かって左目をウィンクする当たりがカワゆす(笑)でした。「ロミオとジュリエット」を振り終えた瞬間に聴衆に向かって、どうでしたか?ポーズする当たりもなかなかヒョウキンで相変わらずといった印象。
読響のブラスが炸裂した「イタリア奇想曲」では、やはり盛り上がる曲だけに終演後はブラボー多発しちゃいましたし、ブラスの響き具合といい弦楽の響き具合といい若いホールならではのキンキン感がいい方向に出たのかもしれませんねー。とはいえ、「ロミジュリ」にしても、「イタリア奇想曲」にしても個人的には大好きな名曲なので、演奏が素晴らしければ文句のつけようはありません。
そしてメインの交響曲第5番ホ短調。後期交響曲では一番の名曲だと思いますし、チャイコ節が炸裂するのが聴いていてスカッとしますし、聴衆受けする素晴らしいシンフォニーでしょう。この日は第2楽章と最終楽章がやはり出色でしたねぇ。ロジェヴェン御大のテンポは非常にスローなので、ギリギリスレスレで、ポンコツ車を運転しているかのうような、引っ張りすぎているような感もなくはないんですが、弦楽とブラスの間がビミョーになりそうでならないヒヤヒヤなところで、最後は美味しいところを持っていってしまうようなある意味、怪演だったと言えるのかも。
読響の皆さんも楽しそうに演奏していたのがよかったですねー。特にヴィオラトップの方がノリノリでしたよぉ(笑)店村さんがN響行ってから大分たっちゃいましたけど、良い感じで世代交代しているということでしょうか。終わり良ければすべて良し!?というわけではないんですが、チャイコ好きの聴衆からブラボーされていたこともありで、☆☆☆☆半の高評価差し上げちゃいましょうかね!久しぶりにショスタコじゃないコンサート行ったなぁー。来年はダスビもここで演奏するんでしょうね。久しぶりに聴きに行ってみるかぁ(笑)
↓こちらがロジェストヴェンスキー御大のチャイコ後期交響曲チクルスのポスター!
↓コンサート後は折角なので、1Fのベル・オーブにて「ルル・ブラウン」850円を飲んで一息。8席あるカウンター空いていたので、余裕で席を確保。テーブル席はほぼ満席でしたが、回転はそこそこしていたようです。ただ、お会計のオペレーションがもたついていたようです。この日は芸術劇場前の西口広場で「ふくろ祭り」を開催していて、よさこいの方々が大勢来てごった返していましたねー。その後、おそらくですが読響ティンパニ奏者の菅原さんなどが、楽団員さんを連れてビールを飲まれていましたねー。
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この日のプログラムは、前プロが幻想序曲「ロミオとジュリエット」&イタリア奇想曲!メインが交響曲第5番ホ短調とすべてがチャイコの名曲揃いというかなり美味しいシリーズをチョイスしちゃいました。ロジェヴェン御大&読響を聴くのはかなーーーり久しぶり。サントリーホールでショスタコ聴いて以来かなぁ。
まぁ、新しくなったホールの音響チェックには最適なオーケストラ曲だけのプログラム。座った場所はA席5800円で2Fとはいっても、オケとはかなり至近距離でくつろげましたー。イスも新しくなってすわり心地はなかなかです。音響はまだオープンしたばかりなので、これからコンサートなどの演奏を重ねてホールの音響が成熟していくことに期待。スピーカーと一緒で何回も音を出して年輪を重ねていくのと似ているでしょう。
あとは改修前のホールに比べて、ステージと観客席の位置が近くなったような気もいたしました。以前だと3Fの一番奥から見下ろしたステージは、かなり遠くに感じたんですけどねー。他のブロガーさんもサントリーホールっぽくなったと書いていたりしますし、あとはパイプオルガンの前に降ろされた反響板が少し気にはなりましたけどww。
久しぶりにお茶目なロジェヴェンを観ましたが、81歳にして老いてますます盛ん!ステージ脇からしっかりと歩いて登場すると、ステージの中央には指揮台がない!!指揮棒を振り下ろす前には、コンマス方向に向かって左目をウィンクする当たりがカワゆす(笑)でした。「ロミオとジュリエット」を振り終えた瞬間に聴衆に向かって、どうでしたか?ポーズする当たりもなかなかヒョウキンで相変わらずといった印象。
読響のブラスが炸裂した「イタリア奇想曲」では、やはり盛り上がる曲だけに終演後はブラボー多発しちゃいましたし、ブラスの響き具合といい弦楽の響き具合といい若いホールならではのキンキン感がいい方向に出たのかもしれませんねー。とはいえ、「ロミジュリ」にしても、「イタリア奇想曲」にしても個人的には大好きな名曲なので、演奏が素晴らしければ文句のつけようはありません。
そしてメインの交響曲第5番ホ短調。後期交響曲では一番の名曲だと思いますし、チャイコ節が炸裂するのが聴いていてスカッとしますし、聴衆受けする素晴らしいシンフォニーでしょう。この日は第2楽章と最終楽章がやはり出色でしたねぇ。ロジェヴェン御大のテンポは非常にスローなので、ギリギリスレスレで、ポンコツ車を運転しているかのうような、引っ張りすぎているような感もなくはないんですが、弦楽とブラスの間がビミョーになりそうでならないヒヤヒヤなところで、最後は美味しいところを持っていってしまうようなある意味、怪演だったと言えるのかも。
読響の皆さんも楽しそうに演奏していたのがよかったですねー。特にヴィオラトップの方がノリノリでしたよぉ(笑)店村さんがN響行ってから大分たっちゃいましたけど、良い感じで世代交代しているということでしょうか。終わり良ければすべて良し!?というわけではないんですが、チャイコ好きの聴衆からブラボーされていたこともありで、☆☆☆☆半の高評価差し上げちゃいましょうかね!久しぶりにショスタコじゃないコンサート行ったなぁー。来年はダスビもここで演奏するんでしょうね。久しぶりに聴きに行ってみるかぁ(笑)
↓こちらがロジェストヴェンスキー御大のチャイコ後期交響曲チクルスのポスター!
↓コンサート後は折角なので、1Fのベル・オーブにて「ルル・ブラウン」850円を飲んで一息。8席あるカウンター空いていたので、余裕で席を確保。テーブル席はほぼ満席でしたが、回転はそこそこしていたようです。ただ、お会計のオペレーションがもたついていたようです。この日は芸術劇場前の西口広場で「ふくろ祭り」を開催していて、よさこいの方々が大勢来てごった返していましたねー。その後、おそらくですが読響ティンパニ奏者の菅原さんなどが、楽団員さんを連れてビールを飲まれていましたねー。
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