Life is ART!

高齢者施設で活躍しているアートワークセラピスト達の旬な声をお届けします。

秋の風

2012-09-14 00:22:17 | 素敵な現場
みなさんこんにちは。
シニア担当のsatomiです。
8月の終わりのワークのご報告です。
ちょっと過ぎてしまいましたが、あたたかい目でご覧ください。

8月23日は処暑。
処暑とは暦の上では、秋の始まりを告げています。

9月の現在も中旬になるというのに、まだまだ昼間は猛暑ですよね。

今回のワークは、一足先に、皆さんで秋の風を呼び込みました。

体操やウォーミングアップ、秋のお話をした後に、
最初にみなさんで秋の風をお隣の方にハケで、テーブル一面を使ってつないでいきました。

  青いまっすぐな風

  オレンジ色のゆらゆらした風

  赤いどっしりした風

  紫色のぐるぐるした風


様々な色がお隣の方へつながれていって、その様は日本地図が浮き上がっているかのように、
暑かった大地に新しい風が舞い込んでいくかのようでした。




「夕日に照らされた真っ赤なとんぼだよ。」(byご本人様)



「海辺で秋の訪れを楽しみはじめているとんぼです。」(byご本人様)




立ち上がって、お隣の方のところまで、楽しそうに風をおくっておられました。





 「せんせい、力強さを感じます」(byお隣のY様)

 「はにかみ」(byご本人様)



皆様の作品をみていると、夏への終わりを告げ、新たな“ はじまり ”を感じました。




私事ながら、この秋から、東京から福島へ、拠点を移して活動させていただくことになりました。

6年前から、シニアのアートセラピーに取り憑かれ(笑)、
いまや皆様にワークを提供させていただくほどになりました。
現場では、感謝しつくせないほどの経験をさせていただきました。


知恵、知識、発想、広さ、深さ、あたたかさ、喜び、楽しみ etc・・・


私がアートセラピストを続ける原点は、シニアの皆様がいたからこそです。


そしてシニアの方の前でファシリテートをさせていただいた時、肩をポンとたたかれながら言われました。


   「いい師にあったね」


洋子さんをはじめ、クエストの先生方全てへいえることだと思います。(受講をした方はおわかりかと)


私はそこから自分が想像する一歩以上の一歩を踏みしめることができました。


私はアートセラピストになろうなんて思っていませんでした。

シニアのシの字も知らないでシニア講座へいきました。


  「なんか現場が面白い」


  良き師に出会い、そうして続けてきただけです。




  アートの力をたくさんの人に味わっていただきたい


  その想いから、福島へいきます



  この想いは、受講生や、このブログを見ていただいている方、いいや、世界中の方へ届けたい。







  アートの力をとことん味わっていただきたい





  
  ぜひ現場へいらしてください! 秋からはシニア講座もはじまりますよ! 

  一般の方、ぜひアートワークカフェへお越しください!




   季節が変わって新しい風が吹くように、


    半袖から長袖へ衣を変えるように、


     気持ちの良い風を吹かせてみてはいかがでしょうか?









※尚、現在の現場は、続けさせていただきます。東京へ出張でございます。




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