Life is ART!

高齢者施設で活躍しているアートワークセラピスト達の旬な声をお届けします。

思い描く

2011-01-26 08:55:23 | ひとりごと
大阪のkyokoです。 先週、今年初のワークをしました。


年が明けてから20日経った大寒の日、やはり寒い日でした。

でもサポーターのみんなと会い、 施設に到着してみなさんの顔を見ると心はポカポカ。

またこの時間を過ごせることに喜びを感じました。


今回はどんなワークにするか・・・前日まで考えていました。あるところだけ なかなか決まらないのです。

ある部分では決まっているのですが、最後の「よしっ!」という感覚が得るのに時間がかかりました。


考え始めはこうでした。


1月20日は大寒で、2月4日は立春だから・・・

セットアップはこうして・・・

ウォーミングアップはこうして・・・

だからメインはこんなふうにして・・・

ん?何だか違うなと気づく。私は何がしたいの?

しばらくして、でもこの時期だからこうしたほうがいいな。あれを作ろう。

やっぱり違う。私は何がしたいの?

これをするのは準備が大変かな。

この考えは論外。

このような繰り返しがしばらく続きました。 作っては壊しの繰り返し。

そうして思うのです。

「究極は何をしてもいいんだ。そこにどんな想いを込めるのか、意図が大切なんだと。」

ハッとして、プログラムの骨子が出来上がる。 みなさんがワークされている姿が思い浮かぶ!

でも・・・ここはどうなんだろう?ファシリテーターがさせたいことをさせていることにならないか?とまた思う。

いろいろ考えた結果、 最後の「よしっ!」が出たのです。決めていたことは変わりません。

そうなると、今まで何にこだわっていたのだろうかと思うのです。


大切なことは何かわかっているんだけど、こういったことはあります。

でもこういうプロセスも必要なのかもしれません。

このいろいろが大切なことを再認識させてくれて、また新しいものにつながっていくんだと思います。


みなさんはというと、たくさんの方がお顔を出してくださり、元気な姿を見せてくださいました。

そして、おもいおもいの表現をされていました。


今年も自分らしさを表現する、笑顔溢れる温かい場を創り出していきます!

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