この実なんの実？

こんにちは。Satomiです。

11月の中旬をすぎました。ぐっと冷え込んできましたね。

そろそろ“紅葉”も見頃。

先週、筑波山にいきましたが、紅葉は、ほんのり色づいていました。

澄みきった空と、おいしい空気で、自然のパワーをいただきました。



今回の高齢者施設のワーク。

これから過ごしたい秋を、色紙や自然素材で味わっていきました。


最初にみなさんで“紅葉”を歌いました。

なんと今日はピアノの生伴奏。

音楽の大好きなNさんが立ち上がり、ピアノをポロロロローン。

みなさんの歓声がわきあがりました。

いつもより、みなさん声も大きくて、勢いがありました。



そして、

みんなで持ち寄った秋の自然素材。

その中で大人気だったのが、サポーターのHanaがもってきた、こちら。



みなさん、ご存知ですか？


ちょっとかたくて、重みもある。

みなさん、

「これはなんの実？？」

「おもしろいねぇ」

と手にしたこの木の実で会話が飛び交います。

自然素材ってほんとうに不思議です。

みなさんが瞬時に一体になるんですよ。

「これはなんだろう」といいながら、笑顔があふれだします。



しかし、Hanaをはじめ、誰もわからず・・・。



ワークが終わりミーティングをしていると、

スタッフの方がフロアからおりてきて、

「あの実はなんですかね？」

と、わざわざ聞きに来てくれたのです。（でも私たち誰もわからず・・）

どうやら、お部屋にもどってもみなさんで話題になっていたようです。

この実ひとつで、みなさんの想像をかきたてる。

さわって、匂いをかいで、しっかりと見る。

自然の力をあらためて感じました。



そして気になるこの実。Hanaが調べてくれました。


『鈴懸の木（すずかけのき）』


和名の由来は、垂れ下がる実の姿が、山伏（やまぶし：山で修行する人）が着る

「篠懸（すずかけ）」についている房に似ていることから。

もう一つは、実が楽器の鈴（すず）に似ていることから。

と、いくつか由来があるようですが本来はギリシャの木だそうです。

すごく大きな木で、かっこよかったり、かわいかったり。



そんなすずかけの花言葉は、

『天才』　

この花言葉は、古代ギリシアにおいてアテネにあるプラタナスの並木道の木陰で

哲学者たちが哲学などを説いたことに由来しているそうです。



『天才』

そう知って私は施設のみなさまを思い浮かばずにはいられません。



秋たけなわ


　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　秋風


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　くりくり


こんな素敵な作品

シニアのみなさんはみんな天才的なアーティストなんですから。。