シニア担当のYokoです。
東京は先週金曜日物凄く冷たい雨 気温は12度
それまでの気温からぐーーんと下がって、ちょっと着る物に困りました。
だけれどもこの寒さでやっと木々が素敵に色づくかなぁ~なんて思ったりしました。
翌日の土曜日 あらら あの寒さはどこへやら?
ぽかぽか陽気で気持ちの良い晴天
さて、そんな寒かった金曜日 シニアのワークがありました。
「わら」を使った秋の収穫 実りのリースのワークです。
このワークはこの秋大好評のワークの一つ
「わらに触れるのがはじめての方いますか?」
2、3名の方が静かに手を挙げました。
シニアのみなさんにもまだまだ沢山の「はじめて」があります。
一人の女性はテーブルに一杯のわらをゆっくりさわったり撫でたり匂いを嗅いだり。
やさしく微笑みながら「はじめての体験」を楽しんでいました。
もちろんはじめてではない方が大勢。
しかし本当に本当に久しぶりに見る「わら」です。
こちらはみなさん、「懐かしい体験」を楽しんでいました。
このわらを好きな量を毛糸で束ねてお好きな輪っかを作ります。
まるまると大きな輪っかを作る方
ドロップ型にする方
角を作って四角のように輪を作る方
自分が今持つ力で作るわらの輪っか
それぞれの形に秋の実りを飾ってきました。
「これは稲わら?むぎわら?」
そんな質問がありました。
わたしはその質問に驚きました。
持っていったものは、「稲わら」です。
「わら」とは稲や小麦の茎のみを乾燥させたものですから、
「むぎわら」と思う方もいるんですよね。
でも私には「わら」と言ったら「稲わら」しか思わなかったのです。
こういう質問を頂きながら、わたしはいつも学ばせて頂いています。
自然素材はその人の豊かさを引き出す。
先ほどの質問もその一つとも言えるでしょう。
私たちは四季というおりおりの季節を過ごし暮らしている。
春には芽吹き花が咲き、夏には新緑が青々とし雨と陽射しで栄養をたっぷりと巡らせ
秋には蓄えを実りという形でつけ、気温と共に葉は色を変え大地に落ちて
再び芽吹く季節の為の栄養となり、冬には葉のなくなった木々たちは寒さに耐えながら
次の春を待っている。
幾分温暖化でその季節の変わり目が曖昧になっていても
「四季」があることだけはかわりはありません。
私たちがどんな生活をして暮らしていても、この四季の中で暮らしている事は
シニアのみなさんも私たちも変わりはなく、もし違う事があるとしたら
シニアのみなさんの方がその四季と共に暮らしている年数が多いという事だけでしょう。
という事は、その年数が多い分だけ、心と体に蓄えられた「豊かさ」が多い。
その「蓄え」は少しだけ記憶が遠いところにしまわれていても、
また蓄えたことすら忘れてしまったとしていても、
目で見て、触れて、匂いを嗅いで行くことで、しまっていた引き出しが開かれていくのです。
自然素材の持つ力ならではなのです。
そしてその蓄えられた「豊かさ」をアートを通して表現する事で
その人自身もそして他の人にも、よりその人らしさを知る事が出来る。
ユニークさや茶目っ気やまじめさやetc・・・
誰もがその人らしさの中で過ごしているこの時間は本当にあたたかい。
では少しだけですが、そんなあたたかい時間をあなたへ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/32/c5b371527761833bee687bd1ee517695.jpg)
落ち葉拾いを楽しんでいるかのよう・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/4e/0f71fc31dd547942b4ff74d7d1ba83b6.jpg)
シンメトリーに飾るセンスは花と共に暮らされた「華道」の師範ならではです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/8a/c0007984296c1cbd8c693e07d05228ed.jpg)
実りをイメージした毛糸玉をぶら下げて・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/57/afceba58464a1a7052396a7c46a270e3.jpg)
実りの船のよう。。まるで絵本になりそうな何かお話が聞こえてきそう。
いかがでしたか?
なんだか少しあたたかい気持ちになりませんか?
もしそうだとしたら、それはきっとあなたがこれまでに四季を通じて蓄えてきた
「豊かさ」の引き出しが開いたのかもしれませんね。
東京は先週金曜日物凄く冷たい雨 気温は12度
それまでの気温からぐーーんと下がって、ちょっと着る物に困りました。
だけれどもこの寒さでやっと木々が素敵に色づくかなぁ~なんて思ったりしました。
翌日の土曜日 あらら あの寒さはどこへやら?
ぽかぽか陽気で気持ちの良い晴天
さて、そんな寒かった金曜日 シニアのワークがありました。
「わら」を使った秋の収穫 実りのリースのワークです。
このワークはこの秋大好評のワークの一つ
「わらに触れるのがはじめての方いますか?」
2、3名の方が静かに手を挙げました。
シニアのみなさんにもまだまだ沢山の「はじめて」があります。
一人の女性はテーブルに一杯のわらをゆっくりさわったり撫でたり匂いを嗅いだり。
やさしく微笑みながら「はじめての体験」を楽しんでいました。
もちろんはじめてではない方が大勢。
しかし本当に本当に久しぶりに見る「わら」です。
こちらはみなさん、「懐かしい体験」を楽しんでいました。
このわらを好きな量を毛糸で束ねてお好きな輪っかを作ります。
まるまると大きな輪っかを作る方
ドロップ型にする方
角を作って四角のように輪を作る方
自分が今持つ力で作るわらの輪っか
それぞれの形に秋の実りを飾ってきました。
「これは稲わら?むぎわら?」
そんな質問がありました。
わたしはその質問に驚きました。
持っていったものは、「稲わら」です。
「わら」とは稲や小麦の茎のみを乾燥させたものですから、
「むぎわら」と思う方もいるんですよね。
でも私には「わら」と言ったら「稲わら」しか思わなかったのです。
こういう質問を頂きながら、わたしはいつも学ばせて頂いています。
自然素材はその人の豊かさを引き出す。
先ほどの質問もその一つとも言えるでしょう。
私たちは四季というおりおりの季節を過ごし暮らしている。
春には芽吹き花が咲き、夏には新緑が青々とし雨と陽射しで栄養をたっぷりと巡らせ
秋には蓄えを実りという形でつけ、気温と共に葉は色を変え大地に落ちて
再び芽吹く季節の為の栄養となり、冬には葉のなくなった木々たちは寒さに耐えながら
次の春を待っている。
幾分温暖化でその季節の変わり目が曖昧になっていても
「四季」があることだけはかわりはありません。
私たちがどんな生活をして暮らしていても、この四季の中で暮らしている事は
シニアのみなさんも私たちも変わりはなく、もし違う事があるとしたら
シニアのみなさんの方がその四季と共に暮らしている年数が多いという事だけでしょう。
という事は、その年数が多い分だけ、心と体に蓄えられた「豊かさ」が多い。
その「蓄え」は少しだけ記憶が遠いところにしまわれていても、
また蓄えたことすら忘れてしまったとしていても、
目で見て、触れて、匂いを嗅いで行くことで、しまっていた引き出しが開かれていくのです。
自然素材の持つ力ならではなのです。
そしてその蓄えられた「豊かさ」をアートを通して表現する事で
その人自身もそして他の人にも、よりその人らしさを知る事が出来る。
ユニークさや茶目っ気やまじめさやetc・・・
誰もがその人らしさの中で過ごしているこの時間は本当にあたたかい。
では少しだけですが、そんなあたたかい時間をあなたへ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/32/c5b371527761833bee687bd1ee517695.jpg)
落ち葉拾いを楽しんでいるかのよう・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/4e/0f71fc31dd547942b4ff74d7d1ba83b6.jpg)
シンメトリーに飾るセンスは花と共に暮らされた「華道」の師範ならではです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/8a/c0007984296c1cbd8c693e07d05228ed.jpg)
実りをイメージした毛糸玉をぶら下げて・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/57/afceba58464a1a7052396a7c46a270e3.jpg)
実りの船のよう。。まるで絵本になりそうな何かお話が聞こえてきそう。
いかがでしたか?
なんだか少しあたたかい気持ちになりませんか?
もしそうだとしたら、それはきっとあなたがこれまでに四季を通じて蓄えてきた
「豊かさ」の引き出しが開いたのかもしれませんね。
感触やにおいがよみがえってきます。
そうやって懐かしい想いに触れたり、自分の感覚を思い出したり。
私もあったかい気持ちになるな~。
そーー♪ 見てるだけで感触や匂いが蘇ってくる。
不思議だよね。。
そして懐かしくあたたかくあの頃からそして今に。
四季を繰り返しながら繋がっているんだよね。