ご無沙汰しています。 シニア担当のYokoです。
気がつくと1ケ月もこのブログ更新がされていませんでした。
なんという事でしょ。。
これも伝えたい、あれも書きたいと思っているのに・・・・
でも今日から再び ゆっくりと 伝えていきたいと思います。
高齢者の方との出会い
それはふとした瞬間にまるで無意識からやってくる「夢」のように
何かメッセージを届けてくれる事があるように思います。
どうしてなのでしょう。。。
何か私の心のうちを読めるメガネでもかけているのでしょうか。。
どうしてなのでしょう。。。
「先生! あなた やりたいことをやりなさい!!」
Kさん お元気な時は少し厳しめのはっきりとした意思をお持ちの女性でした。
首にはいつもしゃれたスカーフを巻きおしゃれ
メガネの奥のくりくりとした目 笑う目 時に厳しい目
私と会うといつも丁寧に挨拶をしてくださる。
薬剤師さんをされいたKさん
お付き合いが始まり数年たったころ
認知症の傾向が見られ始めました。
素材や画材 テーブルの上に置かれたものの区別がつかなくなる。
絵の具を本来塗るであろう素材には塗らずに、どんどんとテーブルに塗っていく。
何かを作る、描くというよりも、ただただ混ぜ合わせることばかりをする。
それまでの作品での表現とあきらかに違う変化がたびたび見うけられるようになりました。
アートセラピーの時間では、それを「NO」とはせず、
今 Kさんがしたいことをただただやって頂く。
その1時間をそのKさんの今のままで
それから・・・・ お休みが続いたり また 参加されたり
表情も少しぼんやりとされ、何より車いすでの生活が長くなっていました。
ある日ワークが終わり、片付けをしていると
病院から戻ったKさんがロビーにやってきました。
久しぶりのKさん、私はうれしくて走り寄っていきました。
そして懐かしいくりくりの目を見ながら手を握りました。
その時です。 Kさんが私(アートセラピーの先生)と覚えていたかはわかりませんが・・
「先生! あなた やりたいことをやりなさい!!」
なぜ急にそんな事をいったのか
だってお会いして数秒の出来事
挨拶ぐらいで会話らしい会話もしていないのに。。
はっきりと。大きな声で。私の目を見ながらまっすぐに・・・
ありがたかったです。
今思い出しても、ほんとうにこの時の言葉は私を支える大事な大事な宝物です。
きっと少し疲れていた時期で、
きっとあの頃この先をどうしたものかとぼんやりしていて
何か決められていない私の心を見ていたのかな。。
人生の先輩はただそう伝えてくれました。
人の人生は一冊の本のようと私に教えてくれた人がいます。
高齢者の方との時間は、この方の人生の一冊を読むような時間かもしれません。
もちろん、まだ書きかけている 続く一冊
ましてや、アートセラピーは心の表現
作られる作品には、たくさんのその方の想いや歴史が詰まっている。
時に、行間を読んだり、 時に、お話しに涙したり、笑ったり。。。
Kさんはもうこの世にはいらっしゃいません。
今朝、空を見ていたら
ふっと思い出しだしたのです。
もしかしたら
また
私にメッセージを届けてくれているのかもしれません。
気がつくと1ケ月もこのブログ更新がされていませんでした。
なんという事でしょ。。
これも伝えたい、あれも書きたいと思っているのに・・・・
でも今日から再び ゆっくりと 伝えていきたいと思います。
高齢者の方との出会い
それはふとした瞬間にまるで無意識からやってくる「夢」のように
何かメッセージを届けてくれる事があるように思います。
どうしてなのでしょう。。。
何か私の心のうちを読めるメガネでもかけているのでしょうか。。
どうしてなのでしょう。。。
「先生! あなた やりたいことをやりなさい!!」
Kさん お元気な時は少し厳しめのはっきりとした意思をお持ちの女性でした。
首にはいつもしゃれたスカーフを巻きおしゃれ
メガネの奥のくりくりとした目 笑う目 時に厳しい目
私と会うといつも丁寧に挨拶をしてくださる。
薬剤師さんをされいたKさん
お付き合いが始まり数年たったころ
認知症の傾向が見られ始めました。
素材や画材 テーブルの上に置かれたものの区別がつかなくなる。
絵の具を本来塗るであろう素材には塗らずに、どんどんとテーブルに塗っていく。
何かを作る、描くというよりも、ただただ混ぜ合わせることばかりをする。
それまでの作品での表現とあきらかに違う変化がたびたび見うけられるようになりました。
アートセラピーの時間では、それを「NO」とはせず、
今 Kさんがしたいことをただただやって頂く。
その1時間をそのKさんの今のままで
それから・・・・ お休みが続いたり また 参加されたり
表情も少しぼんやりとされ、何より車いすでの生活が長くなっていました。
ある日ワークが終わり、片付けをしていると
病院から戻ったKさんがロビーにやってきました。
久しぶりのKさん、私はうれしくて走り寄っていきました。
そして懐かしいくりくりの目を見ながら手を握りました。
その時です。 Kさんが私(アートセラピーの先生)と覚えていたかはわかりませんが・・
「先生! あなた やりたいことをやりなさい!!」
なぜ急にそんな事をいったのか
だってお会いして数秒の出来事
挨拶ぐらいで会話らしい会話もしていないのに。。
はっきりと。大きな声で。私の目を見ながらまっすぐに・・・
ありがたかったです。
今思い出しても、ほんとうにこの時の言葉は私を支える大事な大事な宝物です。
きっと少し疲れていた時期で、
きっとあの頃この先をどうしたものかとぼんやりしていて
何か決められていない私の心を見ていたのかな。。
人生の先輩はただそう伝えてくれました。
人の人生は一冊の本のようと私に教えてくれた人がいます。
高齢者の方との時間は、この方の人生の一冊を読むような時間かもしれません。
もちろん、まだ書きかけている 続く一冊
ましてや、アートセラピーは心の表現
作られる作品には、たくさんのその方の想いや歴史が詰まっている。
時に、行間を読んだり、 時に、お話しに涙したり、笑ったり。。。
Kさんはもうこの世にはいらっしゃいません。
今朝、空を見ていたら
ふっと思い出しだしたのです。
もしかしたら
また
私にメッセージを届けてくれているのかもしれません。
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