Life is ART!

高齢者施設で活躍しているアートワークセラピスト達の旬な声をお届けします。

にぎる ひらく つながる お手玉の途中報告です 

2011-04-20 08:22:29 | 被災地へのアートセラピー
シニア担当のYokoです。



お手玉が続々と届いています。

えっと 今日現在でその数が

700個 を越えました!!


その一つ一つを手にして、私自身が癒されています。

キティちゃんやプリキュアの柄があったり

手触りがやわらかいちりめん生地があったり

鮮やかな美しい着物生地があったり

ちょっとUK風な生地の組み合わせがあったり

なんと、猫ちゃんお手玉があったり

籠入りあり、巾着入りあり


私は沢山のお手玉を手にして並べたりして

お手玉やさんでもやろうかと思わず思ったりしています。


先週末から始まった「いもにあーとプロジェクト」

第一陣が持参したお手玉は大好評だったと報告がありました。


うれしいですよね。


作ってくださった方の中には

お母さんと娘さんだけでなくお父様も!

おばあちゃまやおばさま 

看護士の方は入院中の患者さんに声を掛けて作ってくださったり

お友達同士で集まって作ってくださったり


まさに「にぎる・ひらく・つながる」


もちろんこのお手玉は震災で被災されたみなさまに届けることが目的です。


わたしはこの「お手玉プロジェクト」を通して

沢山の方が「つながる」体験をされたこと

きっとそこには間違いなく

「あたたかな時間」が流れ 

「やさしい気持ち」を味わったのではないかと、

届くお手玉を見ながら、

そして同梱されているお手紙を拝見しながら

そんな事を思っています。



「人はやさしさの中にいる」



お手玉を通して手をほぐし、心をほぐし

誰かが誰かとつながって

今という時にやさしさの種が蒔かれていきますように。



そしてその種がこれからの日本でたくさんやさしい花が咲きますように。



みなさんのお手玉の種をお借りして

ゆっくりですが蒔いて行こうと思います。


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