先日、昔実家で飼っていた犬と瓜二つの犬に出会いました。
見た時は「そっくりだな〜」という驚きしかありませんでした。しかし…
ふわふわ、パサパサ。
その犬の毛並みに触れた瞬間、私の胸には、
今は亡き愛犬と暮らした、家族の記憶がまるで昨日のことのように鮮やかに蘇りました。
指が思い出し、懐かしむ。
シニアアートワークセラピーは、そんな五感から引き出される、心の動きを大切にしています。
、、、、、、、、、、、、、、、
さて日本の唱歌に『浜辺の歌(はまべのうた)』があります。
あした浜辺を さまよえば
昔のことぞ 忍ばるる
風の音よ 雲のさまよ
寄する波も 貝の色も
※作詩:林古渓、作曲:成田為三
大正5年(1916年)
7月のシニアアートワークセラピーはこの歌と共に始まりました。
そしてシニアの皆様には、浜辺を彷彿させる貝や砂に、思い思いに触って頂きました。
さらさら。
からから。
つるつる。
ある90代の女性は「砂に触れていたら、焼けた砂の浜辺を裸足で歩いた記憶が蘇えったわ」と仰いました。その女性の作品がこちらです。
タイトルは「砂浜の熱かったこと、90年前の思い出!!」
「まだ小学生にも上がらない頃、初めて親に海へ連れて行ってもらったの。
裸足で浜辺から海まで歩かされて。砂が熱くて、波打ち際まで遠くて、泣いちゃったのよ」
そんなふうにその女性は、
それこそまるで昨日のことのように、何度も笑顔で語られました。
他にもこんな作品が生まれました。
蘇る記憶に、そっと涙を一筋、流された方の「波」
ご主人と二人で歩かれた「浜辺」
指先から蘇った、悲喜こもごも懐かしい記憶の数々を、アートで慈しんでいく。
シニアアートワークセラピーは、御自身の生きてきた道のりを、
受け入れていく過程に思えました。
シニアアートワークセラピスト 高橋恵子
見た時は「そっくりだな〜」という驚きしかありませんでした。しかし…
ふわふわ、パサパサ。
その犬の毛並みに触れた瞬間、私の胸には、
今は亡き愛犬と暮らした、家族の記憶がまるで昨日のことのように鮮やかに蘇りました。
指が思い出し、懐かしむ。
シニアアートワークセラピーは、そんな五感から引き出される、心の動きを大切にしています。
、、、、、、、、、、、、、、、
さて日本の唱歌に『浜辺の歌(はまべのうた)』があります。
あした浜辺を さまよえば
昔のことぞ 忍ばるる
風の音よ 雲のさまよ
寄する波も 貝の色も
※作詩:林古渓、作曲:成田為三
大正5年(1916年)
7月のシニアアートワークセラピーはこの歌と共に始まりました。
そしてシニアの皆様には、浜辺を彷彿させる貝や砂に、思い思いに触って頂きました。
さらさら。
からから。
つるつる。
ある90代の女性は「砂に触れていたら、焼けた砂の浜辺を裸足で歩いた記憶が蘇えったわ」と仰いました。その女性の作品がこちらです。
タイトルは「砂浜の熱かったこと、90年前の思い出!!」
「まだ小学生にも上がらない頃、初めて親に海へ連れて行ってもらったの。
裸足で浜辺から海まで歩かされて。砂が熱くて、波打ち際まで遠くて、泣いちゃったのよ」
そんなふうにその女性は、
それこそまるで昨日のことのように、何度も笑顔で語られました。
他にもこんな作品が生まれました。
蘇る記憶に、そっと涙を一筋、流された方の「波」
ご主人と二人で歩かれた「浜辺」
指先から蘇った、悲喜こもごも懐かしい記憶の数々を、アートで慈しんでいく。
シニアアートワークセラピーは、御自身の生きてきた道のりを、
受け入れていく過程に思えました。
シニアアートワークセラピスト 高橋恵子
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます