7月も後半に入り、いよいよ夏本番を迎えますね。
シニア担当のtatsukoです。
この季節になると、地域のあちらこちらで、花火大会が催されます。
この日のテーマは 「花火を楽しむ」 でした。
シニアの皆様も、花火は大好き。
テーブルの上には、様々な花火の写真と、様々な色や形の花火の切り紙を
ご用意しました。参加者様は写真を眺めながら、
「隅田川の花火大会に行った時、人が多かったわね」
「上野の花火を観た、屋台が沢山出ていてね。」
と、懐かしそうな表情で話されます。私達は同じ目線で座り、話に耳を傾けます。
さて、ワークを始める前には、ウォーミングアップをします。
今回は花火にちなんだ動きを、声を出して行いました。
お部屋を花火大会の会場に見立てて、夕涼みしながら深呼吸。
次に線香花火のように、手を握ったり開いたりしながら、皆で声に出していきます。
「パッパッパッ」
打ち上げ花火のように、手を下でグーに握って腕を上に上げて、
パーッと開きます。
「ヒューーーー ドドーン」
皆様、声が良く出て、盛り上がってきました。
ワークの途中や終わってからも、この動作を笑顔でされる方も。
そしてメインのワークは、簾に花火の模様をイメージした切り紙を
貼って、ご自分の観たい花火を表現していきます。
ここでも参加者様達のユーモアが飛び出します。
「簾におそばをのっけようか」 「いや、お寿司がいい」
そして見事に打ちあがった夏の花火!!
作品を指さして、「これが思い出の花火よ。」と。
この方は、初めに貼った花火よりも気に入った花火の模様を見つけたので、
初めのをはがして、張り替える作業をされ、とても満足なご様子でした。
私達はご本人に寄り添い、はがすなど出来ないところをサポートし、
出来るところは見守ります。
じっくりと切り紙を選びご自身でタイトルの言葉を考えました。
いつもサポートを希望される方なのですが、今回は初めからお一人で意欲的に表現されました。
ご自分で工夫されて、花火を重ねて表現。消えてはまた打ち上がる夏の花火。
「自分の作品を自分でステキと言うのもなんだけど、ステキなんだよなー」
そんな言葉を言えてしまうのも、アートの力ならではでしょうか。
作業中に隣の方にも、
「これ、どうぞ」と、切り紙を選んで渡していらした方の作品です。
優しさが溢れます。
そして、普段はあまり言葉を話されない方が、サポーターの問いかけに、
「はい」と返事をされたのでした。
このような時、私たちは喜びを感じます。
その方の目を見た時に、目の中に微笑みの瞬間を見つけることがあります。
それはアートを通して触れあうことのできる、
本当に嬉しいひと時です。
シニア担当のtatsukoです。
この季節になると、地域のあちらこちらで、花火大会が催されます。
この日のテーマは 「花火を楽しむ」 でした。
シニアの皆様も、花火は大好き。
テーブルの上には、様々な花火の写真と、様々な色や形の花火の切り紙を
ご用意しました。参加者様は写真を眺めながら、
「隅田川の花火大会に行った時、人が多かったわね」
「上野の花火を観た、屋台が沢山出ていてね。」
と、懐かしそうな表情で話されます。私達は同じ目線で座り、話に耳を傾けます。
さて、ワークを始める前には、ウォーミングアップをします。
今回は花火にちなんだ動きを、声を出して行いました。
お部屋を花火大会の会場に見立てて、夕涼みしながら深呼吸。
次に線香花火のように、手を握ったり開いたりしながら、皆で声に出していきます。
「パッパッパッ」
打ち上げ花火のように、手を下でグーに握って腕を上に上げて、
パーッと開きます。
「ヒューーーー ドドーン」
皆様、声が良く出て、盛り上がってきました。
ワークの途中や終わってからも、この動作を笑顔でされる方も。
そしてメインのワークは、簾に花火の模様をイメージした切り紙を
貼って、ご自分の観たい花火を表現していきます。
ここでも参加者様達のユーモアが飛び出します。
「簾におそばをのっけようか」 「いや、お寿司がいい」
そして見事に打ちあがった夏の花火!!
作品を指さして、「これが思い出の花火よ。」と。
この方は、初めに貼った花火よりも気に入った花火の模様を見つけたので、
初めのをはがして、張り替える作業をされ、とても満足なご様子でした。
私達はご本人に寄り添い、はがすなど出来ないところをサポートし、
出来るところは見守ります。
じっくりと切り紙を選びご自身でタイトルの言葉を考えました。
いつもサポートを希望される方なのですが、今回は初めからお一人で意欲的に表現されました。
ご自分で工夫されて、花火を重ねて表現。消えてはまた打ち上がる夏の花火。
「自分の作品を自分でステキと言うのもなんだけど、ステキなんだよなー」
そんな言葉を言えてしまうのも、アートの力ならではでしょうか。
作業中に隣の方にも、
「これ、どうぞ」と、切り紙を選んで渡していらした方の作品です。
優しさが溢れます。
そして、普段はあまり言葉を話されない方が、サポーターの問いかけに、
「はい」と返事をされたのでした。
このような時、私たちは喜びを感じます。
その方の目を見た時に、目の中に微笑みの瞬間を見つけることがあります。
それはアートを通して触れあうことのできる、
本当に嬉しいひと時です。
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