Life is ART!

高齢者施設で活躍しているアートワークセラピスト達の旬な声をお届けします。

出来ますよ!

2012-11-01 03:34:58 | 素敵な現場
シニア担当のYokoです。

今日から11月ですね。カレンダーもあと2枚

急に寒さも増し、私の自宅前の小さな小さな公園にあるハナミズキも紅葉しています。

この11月に少し足を伸ばし紅葉狩りに出かける予定の方も多い事でしょうね。


この11月に始まる第9期シニアアートワークセラピスト養成コースもお陰さまで定員となりました。

今期はお申し込みが多く、定員2名を増やしてのスタートとなります。

本当にありがとうございます。

自分の人生を豊かに。自分の仕事に活かせるように。セラピストとしてのおもてなしの心を学ぶ為にと

とても多くの方のお申し込みを通して、今本当にこのコースが熱く注目されている事を改めて実感致しました。

新しい秋をここからスタートし、冬を越えて、春には参加された方の心に満開の花が咲くように

講師・スタッフ・現場セラピスト共に全力で行なっていきますので、楽しみにしてくださいね。



そして現在なんと3名の方がさらにステップアップ! プロとして現場に立つシニアアドバンスコース受講中です。

(私大忙し・・汗)

早い方は年内デビュー そして春先には2名デビュー予定です。

講師からの愛あるフィードバックをもらい、凹む事もあるようですが、ところがどっこいみんなガッツがあります。

1度シニアの現場に出向き、そこで味わった心と心の繋がり、あたたかさ、

そしてはじめて目にするシニアの方のアートを通しての表現は

それだけ人の人生おも変えてしまうくらいなのかもしれません。

「私もセラピストとして立ちたい。。。」

「こんな現場を私も作りたい。。。」と。

今アドバンスの受講生はそれぞれシニアの現場以外でも既に活動をしているメンバーです。

だからこそ、そのガッツは半端じゃない。

私が「おおおおっ!!」と声をあげてしまう程です。

既につくり出す喜びを味わっているからこそ、その人の創り出す力の素晴らしさに触れると、私の背筋が伸びます。

この『ガッツ』は、「本気度」です。

「本気で人と関わる」その事を学んだみんなですから、自分の現場を作る自分としっかりと向き合う。

中途半端では出来ないのです。それは途中でバレちゃいます。。

この「本気度」に向き合う私としてはこの背筋が伸びる瞬間は、実は手応えを感じるときなのです。

心の中で「よっしゃーーっ!」と声をあげて、おかしな表現かもしれませんが「かかってこい!」位のエネルギーが漲ります。

(注)アドバンスは決して体育会系でもなく、スパルタでもなく、どちらかと言えば文科系でそれも古典ではんなりとしたやさしい時間です。(ほんとですよ)

この3名が今懸命にプログラム作りに取り組み、四苦八苦

これまでの卒業生がみんなが言うには「プログラムを作るのが一番大変だった。。。」


もういやだ!と思う自分も

出来ない!!と思う自分も

全て投げ出してしまいたくなる自分もいるかもしれません。

私が伝えているフィードバックが一体何がなんだか??とわからない自分もいるかもしれません。


でもね、子どもの時に最初からお母さんみたいにお料理作れなかったでしょ。

卵焼き 黒くこげちゃったり、味は中途半端だったり、お皿に盛るのもぐちゃぐちゃだったり

でも美味しい卵焼きを誰かに食べてもらいたい

そしてその人が「美味しい」と笑った顔が見たい

そんな思いで何度も何度も卵焼き作ったのではないかしら。。


今は卵は何個がいいかなぁ? 油はどれがいいのかなぁ? いつフライパンに火をつけたらいいのかなぁ?

そんな風に一つ一つを学んで行きながら、感覚を身につけていく時期です。

そしてその事を通してあなたの味を見つけていく。作って行く。

アートワークを通して何を味わってもらいのか?

さらに言えば、自分がこのシニアのアートワークという時間を人生の中に置く事で

自分は何を創り出し、何を伝えていきたいのか。。



焦る必要はなく、ただ一つ一つをやればいいです。

何度も何度も行なう事で感覚を覚えていきます。

何度も何度も行なう事で自分の心が感じている事があります。

その事を丁寧に。

そうシニアの皆さんに関わるように 自分に丁寧に関わっていきましょう。



大丈夫!!

出来ますよ!!

だって既に出来ているのですから。

私はもうその事に気づいてますよ。。。


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