Life is ART!

高齢者施設で活躍しているアートワークセラピスト達の旬な声をお届けします。

綱に宿る力

2013-09-17 03:12:18 | 素敵な現場
こんにちは。ayaです。

台風が日本を縦断していき、被害が出ているところもあるようです。
皆さまのお住まい近くは大丈夫だったでしょうか。
被害に遭われた皆さまには心よりお見舞い申し上げます。

幸い、私が住む近隣は特に何事もなく台風一過の秋晴れが広がっています。

秋晴れと言えば、もうすぐ運動会のシーズンですね。
最近はカリキュラムの関係上、春に行われるところもあるそうで、必ずしも秋の風物詩ではなくなってきているようですが…

そんな運動会でも定番中の定番種目、「綱引き」が今回のテーマです。

まずは皆さまと大綱引き大会!
「オーエス」「わっしょい」といくつもの掛け声とともに、皆さま力強いこと!私、負けそうです…。いえ、負けないように必死です!

綱引きは、今でこそスポーツ競技として親しまれていますが
元々は豊作や豊漁、領土の獲得…などの豊かさへの願いを込めた神事だったそうです。
その昔、多くの人が願いを込めて引いた綱には大きな力が宿ったことでしょう。

シニアの皆さまのが引いた綱にはどんな力が宿ったのでしょうか。
「あかつき」

「華やか」

「はて何でしょう」

「色とりどり」

「嬉しい顔」

「みんな頑張れ」

「元気いっぱい」

香りを嗅いだり、握ったり、結んだり、形づくったり…
ご自分の引いた綱からこれだけの力が引き出されました。

どの作品もお人柄から滲み出るような親しみやすさや、ユニークさ、楽しさ、かわいらしさがありながらも
床の間など一段高いところに飾りたいくなるような神々しさも感じます。

私はアートやこの場を通して、とても神聖な部分に触れさせていただいてるのかもしれない…
ワークを終えて少し時間が経った今、改めて感じていることです。

丁寧に大切に味わっていきたい。
そんな秋になりそうです。





















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