「其知道者:其の道を知る者」でご紹介した『黄帝内経』冒頭の一説
上古之人、其知道者、法於陰陽、和於術数、食飲有節度、起居有常、不妄作労、故能形与神倶、尽終其天年、度百歳乃去。
要訳:「古代の人々で、其の道を知る者は、天地の法に則り、飲食や行動に気をつけて生活し、健康に天寿を全うすることができました。」
そしてこちらは中国の古典、『中庸』の冒頭の一説より。
「天命之謂性、率性之謂道・・・」
「天の命ずるをこれ性という。性にしたがうをこれ道という。」
つまり、天命にしたがうことを「道」というと解釈してよいのでしょうか。
そうすると、「その道を知る」の「道」は天命にしたがうこと
と言えるのかもしれません。
また、道の医学:中庸の項では
中庸と陰陽調和について述べましたが、
「黄帝内経」冒頭では、
「其の道を知る者は→天地の法に則り(=陰陽に則り)、飲食や行動に気を付けて生活し、健康に天寿を全うできた。」と続きますので、
「陰陽の調和=中庸」の実践によって、
健康に天寿を全うできたと結ばれることになります。
あくまでも「上古人=古代の人々」の話ですが・・・。
上古之人、其知道者、法於陰陽、和於術数、食飲有節度、起居有常、不妄作労、故能形与神倶、尽終其天年、度百歳乃去。
要訳:「古代の人々で、其の道を知る者は、天地の法に則り、飲食や行動に気をつけて生活し、健康に天寿を全うすることができました。」
そしてこちらは中国の古典、『中庸』の冒頭の一説より。
「天命之謂性、率性之謂道・・・」
「天の命ずるをこれ性という。性にしたがうをこれ道という。」
つまり、天命にしたがうことを「道」というと解釈してよいのでしょうか。
そうすると、「その道を知る」の「道」は天命にしたがうこと
と言えるのかもしれません。
また、道の医学:中庸の項では
中庸と陰陽調和について述べましたが、
「黄帝内経」冒頭では、
「其の道を知る者は→天地の法に則り(=陰陽に則り)、飲食や行動に気を付けて生活し、健康に天寿を全うできた。」と続きますので、
「陰陽の調和=中庸」の実践によって、
健康に天寿を全うできたと結ばれることになります。
あくまでも「上古人=古代の人々」の話ですが・・・。