今日、2001年の星組公演「花の業平ー忍ぶの乱れー」を見たのですが、案外、よかったです。
日本ものですが、平安時代の藤原家が実権を握ってた時代の話でしたが、在原業平と藤原高子の
恋愛話でした。平安時代は、好きな女性の家に行って男性が、夜這いに行くのが普通だったんですよね。
業平は、美男子だったので女性にモテたのに高子と出会って、お互いに一目惚れをしてしまい、関係を持つ
ようになるんですけど、藤原家の女性の高子は、父親や兄の出世のために帝に嫁がされようとするんだけど、
理解のある叔母の家にいることで業平と高子は関係を続けるんですけど、それが、父親と兄に知られて、
ある日、突然、違う屋敷に監禁されるんですよね。それでも、業平は、高子に会いに行き、そのまま、
高子を連れて逃げるんだけど、業平の別邸で休んでるところで捕まって、高子だけが連れて行かれるんだよね。
私は、あまり、熱烈な恋愛ってしたことがないし、一目惚れっていうのもしたことがないんで、よく分からない
んだけど、
本当に、人間って、ここまで愛し合えるものなのかなぁ…
と思いました。というか、今まで、自分から誰かを好きになるということがなかったですし、大体、男性から
お付き合いを申し込まれることが多かったので、ここまで、好きで好きで仕方ないという気持ちを理解することが
できないんですよね。そこまで誰かを好きになったことってないもんなぁ…。なので、いまいち、業平と高子の
気持ちは理解できないけど、ただ、高子の政治の道具として帝に嫁ぎたくないという気持ちだけは分かるなぁ…。
女は、男の出世のための道具じゃない!!
と思うことが、よくありましたから…。まぁ、私の家は、普通のサラリーマンの家庭なので、出世のための政略結婚
なんてさせられることなんてないですけど、父親が、わりと、家族より自分優先という身勝手な人だから、余計、
そう思うのかもしれませんね。まぁ、そんなことはどうでもいいとして、結局、高子は、帝のところに嫁がされるん
ですけど、その条件として、父親に業平の地位をそのままにしておくことで嫁ごうとするんですけど、業平を慕う
人たちが、高子が嫁ぐ前に、業平と高子の二人を最後に引き合わせようと画策して二人は会えるんですけど、高子と
業平の会話が印象的でした。高子は、
高子:あなたは、私の生きている証
業平:こうしてることが、あなたにとっては、裏切りとなりましょう
高子:この裏切りは、私にとって命… 無くなれば、死にます
業平:無くなれば… 死。続けよう。この恋を… 二人の定めが尽きるまで…
離れていても、ずっと、お互いの愛を貫くという意思の表れですよね。愛する人がいなくなることは、高子にとっては
生きている意味がないから、業平が死んでしまったら、生きてる意味がないからこそ、業平が生きてることが生きてる証
と高子は言えたんでしょうね。そして、お互いの命が尽きるまで愛を貫くことが、二人の生きる意味であり、二人の恋の
あり方なのかな?と思いました。私も、こんな恋愛をしてみたいですけど、今の時代、そこまで愛情を持てるほどの男性が
いないんですよね。なんていうか、そこまで愛情を感じられるような男性がいないと言った方が早いかも…。恋愛ものの
ストーリーの舞台を見るたびに思うんだけど、人って、そんな簡単に愛情を感じられる人に出会えるものなのかな?
それとも、私が、そういう男性に出会える機会がなかっただけなのかな?こんな恋愛ができる人が羨ましいですね。
そういうのって幸せなのかなぁ…?と思わずにはいられない愛里でした。
日本ものですが、平安時代の藤原家が実権を握ってた時代の話でしたが、在原業平と藤原高子の
恋愛話でした。平安時代は、好きな女性の家に行って男性が、夜這いに行くのが普通だったんですよね。
業平は、美男子だったので女性にモテたのに高子と出会って、お互いに一目惚れをしてしまい、関係を持つ
ようになるんですけど、藤原家の女性の高子は、父親や兄の出世のために帝に嫁がされようとするんだけど、
理解のある叔母の家にいることで業平と高子は関係を続けるんですけど、それが、父親と兄に知られて、
ある日、突然、違う屋敷に監禁されるんですよね。それでも、業平は、高子に会いに行き、そのまま、
高子を連れて逃げるんだけど、業平の別邸で休んでるところで捕まって、高子だけが連れて行かれるんだよね。
私は、あまり、熱烈な恋愛ってしたことがないし、一目惚れっていうのもしたことがないんで、よく分からない
んだけど、
本当に、人間って、ここまで愛し合えるものなのかなぁ…
と思いました。というか、今まで、自分から誰かを好きになるということがなかったですし、大体、男性から
お付き合いを申し込まれることが多かったので、ここまで、好きで好きで仕方ないという気持ちを理解することが
できないんですよね。そこまで誰かを好きになったことってないもんなぁ…。なので、いまいち、業平と高子の
気持ちは理解できないけど、ただ、高子の政治の道具として帝に嫁ぎたくないという気持ちだけは分かるなぁ…。
女は、男の出世のための道具じゃない!!
と思うことが、よくありましたから…。まぁ、私の家は、普通のサラリーマンの家庭なので、出世のための政略結婚
なんてさせられることなんてないですけど、父親が、わりと、家族より自分優先という身勝手な人だから、余計、
そう思うのかもしれませんね。まぁ、そんなことはどうでもいいとして、結局、高子は、帝のところに嫁がされるん
ですけど、その条件として、父親に業平の地位をそのままにしておくことで嫁ごうとするんですけど、業平を慕う
人たちが、高子が嫁ぐ前に、業平と高子の二人を最後に引き合わせようと画策して二人は会えるんですけど、高子と
業平の会話が印象的でした。高子は、
高子:あなたは、私の生きている証
業平:こうしてることが、あなたにとっては、裏切りとなりましょう
高子:この裏切りは、私にとって命… 無くなれば、死にます
業平:無くなれば… 死。続けよう。この恋を… 二人の定めが尽きるまで…
離れていても、ずっと、お互いの愛を貫くという意思の表れですよね。愛する人がいなくなることは、高子にとっては
生きている意味がないから、業平が死んでしまったら、生きてる意味がないからこそ、業平が生きてることが生きてる証
と高子は言えたんでしょうね。そして、お互いの命が尽きるまで愛を貫くことが、二人の生きる意味であり、二人の恋の
あり方なのかな?と思いました。私も、こんな恋愛をしてみたいですけど、今の時代、そこまで愛情を持てるほどの男性が
いないんですよね。なんていうか、そこまで愛情を感じられるような男性がいないと言った方が早いかも…。恋愛ものの
ストーリーの舞台を見るたびに思うんだけど、人って、そんな簡単に愛情を感じられる人に出会えるものなのかな?
それとも、私が、そういう男性に出会える機会がなかっただけなのかな?こんな恋愛ができる人が羨ましいですね。
そういうのって幸せなのかなぁ…?と思わずにはいられない愛里でした。