今日、また、貧血で救急車で運ばれてしまいました。なんと言っても、今日は、待ちに待った星組初日…。
花組千秋楽に行かなかった代わりに、星組初日の出待ちに行こうと思っていた愛里でした。なのに… 不覚にも
貧血起こしましたぁ~!!
最寄駅に着いてから、なんか、体調がおかしいなぁ… とは思っていたのです。だけど、今日は、調子が
よかったし、昨日は、病院に行くの控えたし、大丈夫だろうと思っていたんですよね。そしたら、やって
しまいました。頑張って、駅前のコンビにまで辿り着いた愛里。そして、ATMでお金をおろしていたら、
一度、目の前が暗くなり始めたので、一旦、座り込んで事なきを得たのです。で、そろそろ、お金が出てくる…
と言う時になって、目の前が真っ暗になり、そのまま、意識を失い、気がついたら、他のお客さんに
大丈夫?
と言われながら、背中をさすってもらっていました。あぁ~、やってもうた… と言うのが、愛里の心の声。
そして、このままだと、また、救急車騒ぎになってしまう!!と思い、「大丈夫です。」と言いながら、
立ち上がろうとしたら、立ち上がれずじまい。このままじゃ、
出待ちに行けないじゃん!!
と思い、必死だったのですが、どうも、そのうち、貧血+過呼吸まで起こしてしまった。愛里の心の中では、
とぉ~こさぁ~ん!!
と叫んでいたのですが、過呼吸のため、また、意識を失い始め、とうこさん(安蘭けいさん)が遠のいていった
のでした。結局、私の面倒を見てくれていた女性の方が、「救急車を呼んだほうがいいわよ。」と店員さんに
言ってしまい、店員さんは、119番してしまったのです。ハァ…。そんなことしたら、出待ちどころでは
なくなってしまう。それで、「もう、大丈夫ですから…。だいぶ、楽になりましたし…。」と言ったのです。
だけど、その女性は、「こういう時のための救急車なんだから、利用した方がいいわよ。」と言われてしまい、
内心、『いや… そういうことじゃないんだけどなぁ…。』と思いながら、過呼吸で、ゼェハァ~、ゼェハァ~
やっていたのです。このときは、まだ、出待ちを諦めていなかったのですが、やはり、救急車が到着した時は、
諦めましたね。これで、点滴3時間は、決定的!!なのですから…。そして、救急車が、とうとう、到着して
しまい、抱えられるように救急車に乗せられた愛里。それでも、愛里の悪あがきは続く…。いろいろと症状に
ついて、隊員の人と話していたら、だいぶ、気分が楽になったので、「もう、だいぶ、楽になりましたし、
意識もはっきりしてきたので、大丈夫です。」と言ったのですが、意識を失って倒れた時に頭を打っていたり
したらまずいとのことで、病院で検査をした方がいいと言われてしまった!!オイオイ… 検査までするん
かい!!と思って、へこんでいたら、今度は、うちに電話すると言う。どうやら、フラフラするまま一人で
帰せないとかで、家族に連絡して、病院に来てもらいましょう!!ということになってしまったのですよ。
ていうか… うちの親が…
来るわけないし!!
と思ったのです。それが… 思いっきり、当たってしまいました。ていうかですね、隊員の人が電話したら、
母親が出て、救急隊員の人が電話している事自体、信用せず、私の服装を聞いたらしいのですが、私のコートの
特徴を言ったら、そんな服を持っている娘はいません!!とのたまった!!
ぐはっ!!
最悪です。だって、私が、外出する前には、私を見ているんですよ?だから、そのコートの特徴を言えば、
分かるはず…。そこまで、しらばっくれる母親も珍しいですよね。(笑) そして、何を言っても信用しない母親
だったので、私に代わったのですが、それでも、なかなか、信用しない母親。そのうち、自分の娘だと、
やっと、悟った母親が言った第二声は…
それで、お母さんに、何しろって言うの!?
だって…。ただでさえ疲れているのに、さらに、グッタリしましたよ。これが、虐待する親の特徴ですね。
はい。あくまでも、子供の面倒を見ようとしない。まぁ、子供と言っても、成人してますから、別に、いいです
けどね。それに、慣れてるし…。なので、「別に、何もしなくてもいいよ。」と言ったら、隊員の人が、
「だめですよ!!よくないです!!」と言って、電話を取り上げられてしまいました。そして、これから運ぶ
病院名と場所を説明したのですが、母親は、具合が悪いとごねたらしく、結局、父親に電話して、車で迎えに
行かせると言うので話しは終わったのですよ。ていうか…
あの父親が来るわけないだろう!!
と思いましたね。ていうか、父親に電話するかどうかすら、疑問です。そして、病院に運ばれたのですが、
血液検査、血糖値、CT、レントゲン、心電図などを調べられ、結局、診断は、低血圧による貧血!!でした。
まぁね、上の血圧が74と低かったですし、救急車に乗っている時点から、「血圧が低すぎる!!」と隊員の
方に言われ続け、しかも、体温も低かった。そして、体が機能してなかったのか、なんかの検査機械が測定
できないくらい体の状態は悪かったらしいので…。そんなわけで、点滴は、決定的でしたね。そして、看護士
さんから駄目押しの一言… あとで、お父さんがいらっしゃるんですよね?と言うのです。思わず、たぶん、
来ないと思います!!と言ってしまいましたよ。そしたら、看護士さんは、にっこり笑って、「でも、救急隊
の方が電話で確認してくれたんですよね?」と言うので「一応、母親が、父親に電話して、父親が、車で迎えに
来ることにはなっているみたいなんですけどねぇ…。」と言うと「じゃあ、来ますよ。」と言われてしまったの
ですよ。ハァ…。こういう状況は、かなり、マズイです!!父親が帰ってこない限り、帰してもらえそうも
ありません。いっそ、「私が、うつ病の薬を飲んでいる原因が、両親との不和が原因なので、父親が、迎えに
来るとは思えません!!」と言ってしまおうか?と、本気で考えましたが、そこまで言うのもなぁ… と思い、
やめました。そして、結局、点滴をすることになったのですが、3時間半かかりました。後から運ばれてきた
患者さんのご家族が、続々と来る中、私だけ、誰も来ないのを心配したのか、看護士さんが、「お父さん、
来ないですねぇ…。」と、何度か、私のところに来ては言うのですよ。その度に、「たぶん、父親は、来ない
と思いますよ。」と言い続けた愛里。なんと言っても、父親は、ネチネチした女の腐ったような性格をしている
ので、恐らく、この間、喧嘩したのを根に持って、来る事はないだろうと思ったのです。それに、昔から、
子供の面倒はみなかった父親です。今になって、来るとも思えません。そういうのが、初めから分かっていた
ので、期待もしてなかった。だから、別に、ショックも受けませんでした。やっぱりね… って感じですね。
そして、点滴が終わりそうになった頃、担当の先生が来て、家族が迎えに来ない事を心配し、うちに電話したん
ですよね。そしたら、母親が出て、どうやら、診療費のことを心配していたそうです。それで、先生に、手持ち
の金額を言って、後で、残額を払う旨を話しました。それで、解決!!あくまでも、
両親は頼りません!!
頼って裏切られた事は数知れず…。これは、子供の頃からの教訓です。特に、父親は、家族の事でお金を使う
のを、すごく、嫌います。遊びで、自分が使うお金には、糸目をつけません。そういう父親なのですよ。てか、
こういう人を、「父親」と呼んでいいのか!?とも思いますが…。一応、呼称として、呼んでおきますが、
そのうち、「アイツ」よばわりになるかもね。めでたく、そうなる日も近い事でしょう!!それで、話を戻し
ますが、父親は、待てど、暮らせど、来ない。点滴も終わったので、看護士さん曰く、「もう、成人してますし、
タクシーで帰ってもらいましょうか?」と、先生と相談。結局、タクシーで帰ってくださいね!!ということに
なった。でも、来る時は、最寄駅まで自転車だった愛里です。また、次の日、最寄駅まで自転車を取りに来る
のもめんどくさいので、電車と自転車で帰りましたよ。そして、家に着くと、玄関の電気が消されていて、
真っ暗…。と言う事は、父親は、帰ってきてるなと、直感しました。そして、ドアを開けてもらうと、母親の
第一声…。
どうやって帰ってきたの?
・・・(絶句)
玄関を見てみると、父親のスリッパはありません。帰ってきている証拠です。なので、普通に、「電車と自転車で
帰ってきた。」と言って、上に上がろうとした私にぶつけた母親の第二声…
心配してたんだから、点滴の跡を見せなさい!!
点滴の跡なんて、見せる必要ないでしょ!!
そう言って、2Fに上がると、父親のスリッパが、両親の寝室の前にありました。と言う事は、私より先に
帰って、サッサと寝てしまったと言う事ですね。はい。これが、うちの「父親」だと自分で言っている人の
行動でございます。こういう行動は、
学生の頃から!!
でございます。まぁ、今は、慣れてしまいましたし、貧血ごときで倒れたくらいで、両親に来てもらおうなんて
事も考えておりません。病気で入院した時も、やけどをして入院した時も、見舞いに一度も来なかった父親です。
今更、驚く事もありません。改めて、うちの両親の「親心」というものを、思い知らされましたよ。はい…
痛切に、親心と言うものを感じましたね。母親が心配している時に気になることは、「点滴の跡」であり、
父親は、娘の私が倒れようが、入院しようが、見舞いにも来ない人なのですよ。これが、暴力を振るいながら
家族の面倒を、ずっと、見てきた!!と豪語する「父親」の行動パターンでございます。そして、着替えてから
下に行くと、母親が、言い訳がましく言いました。「お父さん、具合が悪くて、行けなかったみたい」だと言う
ことでした。ていうか、来れないなら、なんで、先生が電話した時、そのこと言わないかなぁ?と、改めて、
呆れてしまった愛里なのでした。それに、嘘つくなら、もっと、ましな嘘つけばいいのに… と思ったのは、
私だけでしょうか?なので、思わず、言ってしまいました!!
あの父親が来るわけないじゃん!!
と言ったら、母親の極めつけのお言葉… 父親って、誰の事?ですって…。ていうか、他に父親がいるの?って
いうことになりますよね?だったら、サッサと、本当の父親のことを教えてくれ!!っていうことになる。
まぁ、疲れていたので、そんなツッコミをする元気もなく、適当に、流していたのですが、母親は、勝手に、
一人で話していました。おめでたい人です。そして、父親の具合が悪くなったのは、某宗教の人たちが、うちに
嫌がらせをしているせいだとか何とか言って、話をごまかしていました。もう、こうなったら、話になりません。
無視して、チョコのご飯をあげたら、サッサと自分の部屋に戻ったのでした。結局、母親が心配しているのは、
父親の事であり、救急車で運ばれて、救急隊員の人や病院の先生から何度も連絡があったのにも関わらず、私の
ことを心配する様子のない母親なのですよ。これが、私の「母親」であり、母親の言う「親心」なのだそうです。
もう、怒る気もありません。怒りを通り越して、呆れています。これを、いつも、相談している人に言ったら、
「開いた口が塞がらない。」と言ってました。(笑) ちなみに、次の日、父親に会いましたが、ピンピンして
ましたよ。どこが具合悪いんだか、よく分かりません。食欲もあるみたいでしたしねぇ…。というわけで、
とうこさんの出待ちに行けなかった事の方がショックだった一日だったのでした。