いよいよこの日がやってきました!
『WBC,WBO世界Sバンタム級タイトルマッチ』
有明アリーナで世紀の一戦が行われました。
日本全国からファンが押し寄せてました。
有明アリーナの客席は満席。
チケットは一番安くて11,000円。
それも抽選なんですからね!
僕は古くからのボクシング友人であるO氏と一緒に。
まずは軽く月島でもんじゃで一杯やりながら、
この一戦について語り合う。
フルトン戦も当然ながら大注目でしたが、
セミファイナルの清水戦も目が離せない試合でした。
結果は大半の予想通りの敗戦となりましたが、
ここまでの道のりを考えると胸が熱くなりました。
清水選手の試合を始めてみた人は、
『なんでこの人が世界戦を??』
という疑問符が浮かんだはずです。
ヤフーのコメントでも目にしました。
それに答えるように本当のボクシングファンたちは、
「あの変則的なタイミングが効果的なんだ」と返答していました。
僕自身も初めて目にしたときは、
なんでオリンピックのメダルが取れたんだろう。
って思いました。
が、
プロに入っての試合を観るにつれ、
あの独特のテンポから繰り出される左ストレート。
一見、スピードなく破壊力はなさそうに見えるのですが、
対戦相手はバタバタと倒れていくのです。
非常に硬い拳という噂ですからね。
なので、
不利予想が多い中でも期待してました。
年齢的にも最初で最後の挑戦かもしれません。
本当にお疲れさまでした。
そしてメインイベント。
まず照明から入場の演出までが凄い!!
スタートと共に一気にトップギアに入れるかと思いましたが、
相手の土俵で戦ってやるよ。
と言わんばかりに後ろ荷重でL字ディフェンス。
対するフルトンはワイドスタンスで上背の利を捨てて、
直線的な動きで対応してきました。
ジャブの差し合いが気になってましたが、
リーチ差など感じさせない井上選手の圧倒的なスピード。
かつパワーも備えているし目も良い。
こりゃあ相手からしたら戦いようがないわな・・・
しかしながら、
フルトンも世界一線級の選手ですね。
ハンドスピード、ディフェンス、フェイントなど、
ものすごい高いレベルじゃないでしょうか。
この選手とまともに戦える日本人は井上選手以外、
いないでしょうね。
結果は8ラウンドKO勝利。
見事に4階級目をゲットしました。
はあ、本当にボクシングファンで良かったよ。
O氏、ありがとうね。
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