前回のgooブログトラバ練習版のお題は「好きなスポーツは何ですか?」でした。
普段ならここで野球の話に行くのだけど、行きません!今日は。
以前「見かけ倒し」という記事を書いたのですが、わたくし、みごとに期待を裏切る見かけ倒しのスポーツウーマンです。
ママさんバレー? とんでもない。
旅館でスリッパ卓球? ノンノン!
運動オンチ自慢をさせたら、5分や10分では話が終わりませんよ。
そんなわたしが好きだったのがバスケットボールでした。
中学生の頃の話です。
バレーボールとかソフトボールって、ひとりひとりのプレーがかなり目立ちますよね。
その点、バスケって、みんな一緒に、あっちへゾロゾロ、こっちへバタバタ、1個のボールをみんなで追いかけて、運のいい人がシュート!!
はい、決まった!!
拍手~!! パチパチパチ・・・。
そんなイメージだったんです。かなり間違ってますけど。
で、これなら運チのわたしも目立たずに楽しめるかも・・と13歳のわたしは思ったわけです。
「バスケやりたいね!」という仲間が3人集まりました。
でも、女子バスケ部がなかったんです・・・。
そこで、男子バスケ部の顧問の先生に掛け合うことにしました。
「7人集めたら、話を進めてやる」と言われたので、なんとか7人集めました。
とんとん拍子に話はすすみ、案外すんなり、何のドラマもなく、めでたく、女子バスケ部が誕生しました。
でも、そこから先がめでたくなくて、ちゃんとした指導者がいなかったのです。
自分たちで本を読みながら練習方法を考えて、頑張りました。
学校の近所に住むお兄さんが時々指導してくれるようになったのですが、学校に許可を得ているわけではなかったので、心配したわたしの担任の先生から「自重するように」と、ありがたい忠告があったりもして、なかなか他の運動部のようにはいきませんでした。
それでも楽しかったですよ。
練習方法のことなどでケンカもしたけど、みんなバスケが大好きだったから、ほんとに楽しかったです。
お兄さんが、市内の高校に練習試合に連れて行ってくれたのも楽しい思い出です。
試合内容なんて覚えちゃいません。
たぶん、試合にならなかったと思います。当然です。
熱血バスケ漫画になるような部ではなかったけど、ゼロからスタートした女子バスケット部の思い出は、わたしの中ではキラッと輝いています。
「今読んでる小説の中にさァ、『シゴキのバスケ』って呼ばれてるバスケ部の話が出てくるのよ。あこがれるわぁ~」と恐ろしいことを言っていたキャプテン、
元気ですか?