詩絵里(★シェリー★)の星の囁き達

尾崎詩絵里(★シェリー★)の自作恋愛小説及びポエム、写真専用部屋です。掲載文の引用、転載は固くお断りいたします。

運命の糸

2008年09月26日 | オリジナルポエム
好きな人に好きになって欲しいって
そんなにわがままなこと?

自分が想っているように
相手にも想って欲しいって
いう気持ちは自然な気持ちだよね

なのに
なのに

私の心だけ空回り

あなたをこんなに見つめて
あなたをこんなに愛して

それなのに
それなのに

そんなに簡単に忘れられないよ
たくさん思い出があって

いろんな曲を聴くと
思い出して辛いんだよ

こんなに
あなたをあきらめるのが
辛いなら

最初から好きにならなきゃ
よかったよ

はじめから
運命の糸が絡まなければ

心が苦しむことも
なかったのにね・・・・・

メールって

2008年09月26日 | 3行詩・4行詩・5行詩・6行詩・7行詩
メールって
返事がなけりゃ
独り言

メールを出しても
返事がこない

私の言葉だけが
未知の世界を駆け巡る

いつまでたっても
あなたの心に届かぬ
ラブレターは

ノーレス
という悲しい返事を
私の気持ちに突きつける

もう少しすれば・・・・

自分で自分の気持ちを
慰めながら
携帯握り締めて
一人枕をぬらす
秋の長夜

あなたに会いたい
私の気持ちは
宙を舞い

出口がわからず
迷子になってる

返事をください

レスのないメールほど悲しいものは
ないから

それでも
逢えないよ・・・
というレスよりは
無言の白いメールのほうがマシかしら

私の想いよ
あなたに届け

私の悲しき涙よ
あなたに届け

今日もまた
携帯みつめて
ため息ひとつ


秋風と秋雨の中で

2008年09月26日 | オリジナルポエム
「秋風と秋雨の中で」※オリジナルポエム※

秋風の中に君の姿をみつけた
いつもより少しおしゃれした君は
僕の知っている君ではなかった

やがて君は
笑顔になり
向こうから歩いてくる彼に
手を振って近づいていったね

僕の存在に気づかずに

僕の心を
冷たい嵐が覆っていくよ
暗い雲が立ち込めていくよ

彼は誰
僕は誰

僕の心に生まれた
疑惑の種に

やがて秋雨が
降り注いでいった

君と彼はひとつの
傘をさし

腕に腕をからませていたね

そう僕の存在に気づかずに

このまま僕の気持ちは
霧の中に
泉の中に

うもれて
もがいて
苦しいよ

誰か助けて
僕を助けて

嫉妬の炎が
僕の魂を焼き尽くす

秋雨の中
僕は傘も指さずに佇んで

やがて君の姿は
幻の中に

涙が僕の頬を伝わる
雨よ
もっと降りしきれ

雨か涙か分からぬ程に
Rain Raun
もっと激しく


空 海 風 ~短行詩~

2008年09月12日 | 3行詩・4行詩・5行詩・6行詩・7行詩
3行詩 4行詩 5行詩

【空】
秋空に
駆け抜けめぐる
私の恋は
紅葉(もみじ)色


【海】
秋の海
せつなさ色に
染められて

【風】
風を感じて
言葉を感じて
あなたを感じて
私の心も
染まってく

【大地】
散りゆく
落ち葉に
恋の終わりを
思い
涙する

【好き】
好きだった
なのになぜ君は
振り向いてくれないの
枕をぬらして
一人寝の夜

【失恋】


砕ける
カケラ
THE END

【忘れられぬ恋】
もう忘れたよ
友に告げる声が
震えてる
涙声を
さとられぬように


街の風景

2008年09月12日 | オリジナルポエム
「愛する豊の街の風景を聞いて」


人生が白いキャンバスなら

何を描こうか

どの色で塗り尽くそうか


人生が五線紙なら

どんな音楽を奏でようか

不協和音は避けようか


人生が時を演じる舞台なら

いつの時代?

どんな人物?


人間のエゴとわがままが交差する
この短い人生を
いかに自分らしく生きるかを

いま自分に問うてみる

豊の生きた時代と
今私の生きている時代

同じようで
全く違う

違うようで
同じ歴史の上に成り立っている

刹那的だった時間は
もっと短縮され

街のいたるところで
ナイフがつきたてられている

自分の身は自分で守ろうと
人々がみな疑心暗鬼になる

こんな世の中に誰がしたのか
こんな世の中を誰が支えていくのか

明日を担う若者と
言われた世代が大人になり

絶望という墨汁で
世界地図を塗り尽くす

たった一筋の希望の光を求めて
蜘蛛の糸に人が殺到する

そんな世の中でいかに生きていくか
そんな世の中でいかに死んでいくか

自分のしていることにさえ
正しいかどうかわからずに

街頭演説で正義を訴えている
本当の正義もわからぬままに

自分自身を信じられず
明日を生きることができようか

自分自身を愛することができず
他の誰を愛せるか

自分の心の地図を
描くのは
自分自身の魂の筆だから

自分の色に
染めつくし
自分を信じて生きてゆこう



自分色に輝かせられるために

I LOVE YOU

2008年09月12日 | オリジナルポエム
I LOVE YOUとささやくたびに
僕の心がきしんでしまう

こんなに君は弱いのに
僕は君を守りきれない

この世間の冷たい風の
氷のような視線の奥に

あざけりと嘲笑を見出し
おびえている

自分で自分の心を抱きしめて
不安におびえて泣いてる君を
抱きしめるしかない僕を許して

君の頬にKISSをしよう
僕の気持ちのすべてをこめて

愛が目に見えぬ幻ならば
人は何を信じて生きてゆこう

君を愛する気持ちが
形になれば
君の涙も乾くのだろう

誰もが不安におびえるように
僕も片翼の天使のように
不恰好に空を飛んでいる

自由と言う文字を描いては
破り
夢を描いた筆は
乾き

冷たいアスファルトに転がってみる

手を伸ばしても何もつかめない
目をこらしても何も見えない

暗黒と化した今の社会に
何を訴えればいいのだろう

恋人同士が肩をよせても
明日さえ互いに語れないから

せめて今夜は互いに抱き合い
I LOVE YOUをささやき合おう
未来を語れぬさみしさも
社会の矛盾もわすれたふりで・・・・・

ラビリンス

2008年09月12日 | オリジナルポエム
窓の外に見える真っ赤な夕日に
今日の終わりを垣間見る

満員電車にゆられながら
僕はぼんやりと君を思い出す

君の唇
君のなめらかな肢体

あの時君は僕の顔を見ずにいったね
「私達はどこに流れつくの」って

小さな笹舟で抱きあいながら
ぼくらはゆらゆらゆれている

この心地よさに
酔いしれながら
僕達はいったいどこへたどり着くのだろうか

君を愛する気持ち以外に
何ももっていない僕と

僕をみつめることで
より無防備になる愛らしい君と

君とならどこまでもきっといけるさ
と強がってみるけど
この電車の中での僕の存在なんてちっぽけだ

知らない人たちの波にもまれ
毎日同じ道を往復していると
巨大な機械の歯車になった気がするよ

こんなにも社会に反発を感じながらも
上司の言葉に
Yes Yes Yes

でもきっとこんな僕を誰も笑えやしないんだ
きっとあいつもこいつも同じだから

君と抱き合っているベッドの上だけで
ぼくは自分の命の息吹を感じているよ

君を失ったら
僕の世界は崩壊するよ
そういう僕の瞳を覗き込み
悲しそうに微笑む君

君もまた同じなんだね
ゆくあてどなく
愛という言葉にだけ
しがみつき
ただよいつづけているんだね

誰か教えてくれよ
僕達の未来を
僕達のたどり着く先
ラビリンスからの逃れる道を

君 しるし 忘れな草 ~短行詩~

2008年09月12日 | 3行詩・4行詩・5行詩・6行詩・7行詩
★三行詩・五行詩★


【君】
君想ふ
ゆえに
我あり

【しるし】
つきを見上げて
君思い
星を眺めて
涙する
恋をしている徴なり


【わすれな草】
ビルの谷間にさく
勿忘草に
そっと思いをつげてみよう
まだあなたを
思ってますと

【街】
光輝く夕暮れ時に
明日への希望が
満ちてくる

【失恋】
あなたを失ったとき
私の中の世界がこわれ
心のバランス
崩れだし
涙のダムが決壊した


【恋】
死ぬほどあなたが好きだった
だからいつもおびえていた
あなたの口から
別れようの言葉が
出ることを・・・・・

【別れ】
あなたと別れて
はや何年?
今では恋人だったことも忘れて
笑顔であなたに
逢えるかしら


【いつか】
年をとったらもう一度
あなたに出会って
恋をしたい







心の声

2008年09月12日 | オリジナルポエム
「心の声」

僕の口から不用意に発した言葉
僕のわがままから拘束してしまった時間
そして僕が君の心を傷つけてしまったこと

すべてのことにいま謝りたい

僕の弱点が露呈して
僕の失敗が君に迷惑かけて
君に不快な思いをさせてしまった

僕は何にあせっていたのか
何を急いでいたのか

君の気持ちを考える余裕なんて
なかった

僕が僕のことだけ考え
君は僕のことを考え

そして君の心はささくれだった

そのすべては僕のせいだ

僕がもっと気持ちにゆとりがあれば
君のまなざしに時々翳る
その暗闇に気がついたのに

君は今僕をどう想っているの?
夜空を見上げて
打ち寄せる波をみつめて

言葉にだせない言葉を飲みこんでいる

僕が君の立場だったら
僕は僕を許せるだろうか?

笑い逢って手と手をとりあえるだろうか
そんなことを考えると
僕はとっても不安になるよ

過ちを犯したことを
謝りたいけど
今君の心は霧の中に浮かんだ
小島みたいに

僕にはクリアに見えないんだ

だから
お願いだ

君の今の素直な気持ちを
僕に伝えて

僕が僕自身を変えるために
もう二度と君を傷つけないために

君の
心の声を僕に聞かせて

誕生

2008年09月12日 | オリジナルポエム
尾崎豊「誕生」に思いをよせて

「誕生」

君が生まれた日を覚えているよ
とてもとても鮮明に

君は生の喜びを体一杯で表すように
大きな声で泣いていた

そんな君の姿をみて
僕はうれし泣きをした

人の命の尊さを
君の誕生という形で教えてくれた

誰も誰のことも傷つけることは
できないんだ

誰も誰の命を
奪うことはできないんだ

そんな単純なこと
今の世の中わかってない輩が多すぎる

だから君には大切なことを学んで欲しい
自分の命を自分で守る術を

誰も自分の命を奪うことなんてできないんだ

もし君がものすごく傷ついて
この
世間の風の中で生きていけなくなりそうになっても
君の命を傷つけてはいけないよ

君がこの世に産まれてきたことは
必ず意味があるんだから

だから
さあ
目を閉じて
自分の心に素直になって

いじめや
ねたみや
ひがみとか

この社会には
たくさんたくさん
嫌なことはあるけれど

心を暗闇に投じないで

失敗をしたり
人になじられたり
仲間はずれにされても

誰の心も傷つくものだし
誰の命の重さも一緒だから

もし
全世界の人間を敵に回しても
ぼくはいつでも君の味方だから

だから君は自分を信じて
だから君は自信をもって

命の重みを感じながら
君の人生をまっすぐ生きて欲しい

オリジナルポエム

君が好きだよ

2008年09月12日 | オリジナルポエム
ふっと気づいたことさえ
雑踏の中にまぎれてしまい
ため息と同時に
消えてしまう

君に出会うまでの
今までの時間
僕はどこで道草をくっていたのだろう

太陽がこんなにまぶしいと感じたのも
月がこんなに美しいと感じたのも

みんな僕が君に恋をしたからだね

君の瞳が輝くとき
僕の心は小躍りする

あてどない
目的すら見つからない毎日は
ひめくりカレンダーのように
ひきちがれ

僕の心に闇を落とす

君が好きだよ
心から
君を思うときだけ
素直になれる

君の心がいつも欲しいよ
君の手をこのまま握り締めていたい

君に出会えて
僕の人生は光のほうへ導かれた

だからもう泣かないで
二人でゆっくり歩いていこう

僕が僕であるために

2008年09月12日 | オリジナルポエム
「僕が僕であるために」に思いをよせて

僕が僕であるために
今この瞬間なにをやるべきなんだろうか

壊れた扉をたたいてみても
誰の心も開けないから

迷宮色の現代社会に
何かを投じて
議論したい

一人一人の力は小さいけれど
みんなであわせれば強くなる

船頭が多ければ船は沈むけれど
船頭がいなければ
どこに向かっていいかわからないから

心の灯台の指し示す
虹のふもとを信じていたい

子供の頃には
空も飛べると信じていたから
あの純粋な気持ちを
次の世代に伝えたい

絶望の中にも希望はあるから
きっとパンドラの箱は開けられたばかりなのだろう
だからみな絶望、不幸、失望しかみえないんだよ

箱の片隅にひっそりたたずんでいる
最後の希望を君は信じて

明日は無理でも
未来はあるから
そのために今を踏みしめながら

自分の足で歩いてゆこう

愛の消えた街

2008年09月12日 | オリジナルポエム
尾崎豊「愛の消えた街」に思いをよせて


道端に人が倒れていたら
見てみぬふりをしないって言い切れる?

手を貸して
肩をかして
おこしてあげられる

きっと僕はそのまま
とおりすぎてしまうだろう

心に少しの罪悪感を持ちながら
そして大きな羞恥心を持ちながら

誰だって不幸にはなりたくはないよ
だから不幸な人をみて
偽善でこれみよがしのやさしさを示す

彼が欲しいのはそんな
表面的な同情じゃないよ

心と心が共鳴する
そんな思いやりが欲しいんだよ

笑いたい奴は
笑えばいい

自分とシンクロできる人しか
必要とできない
信じられない

誰もかれもが信じられなくなったら
それ以上にこの世で不幸なことはないよ

傷つけるより
傷つくほうがいいなんて

人を傷つければ
自分も傷つくからだよね

だからみんな避けようとする
心と心がぶつかりあえば
少なくとも小さなささくれはできるから

今・・・・
手を差し伸べて
美しいものすべてに

今心を開いて
目にみえるものすべてに
心の鏡に映るものすべてに

愛を求めて
街をさまよい

最後に出会った
愛する人に

君の強さも
弱さも
さらけ出して

僕は君を決して裏切らないから
僕を信じて・・・・・

※オリジナルポエム※

花火大会

2008年09月12日 | オリジナルポエム
あの日待ち合わせをしていった花火大会
君のはじめての浴衣姿に
僕のこころはドキドキしたよ

いつもより少し大人っぽくて
君のまなざしみつめられず
下ばっかり向いてたね

花火をみながら
はしゃぐ君の手に
初めてそっと触れてみた

君の手は
ほんのり暖かく
ぼくの心に火をともしたね

帰りがけに君がせがんだ
線香花火
一緒に火をつけると

いつまでも消えないで
と小さく君が
つぶやいた

毎年夏が来るたび
思い出す
花火を見るたび
思い出す

僕達の火はいつからか
小さく小さくなっていった

僕も君も気づいていたのに
消えないでって願っていたんだ

君がいた夏を思い出すたび
ぼくは少しずつ夏が嫌いになっていく

きみのせいでも
ぼくのせいでもないのにね

夏のけだるい暑さのなかの
灼熱地獄の街の中で
浴衣姿の人をみると
いつも君を思い出すよ

今ごろ君は違う誰かと
一緒に線香花火をしてるかな

僕はきっとこれからも
ずっと
花火をみることはないだろう

君との小さな
大切な
思い出として

心の扉の奥にしまっておくよ

線香花火

2008年09月12日 | オリジナルポエム
「線香花火」オリジナルポエム

あの日待ち合わせをしていった花火大会
君のはじめての浴衣姿に
僕のこころはドキドキしたよ

いつもより少し大人っぽくて
君のまなざしみつめられず
下ばっかり向いてたね

花火をみながら
はしゃぐ君の手に
初めてそっと触れてみた

君の手は
ほんのり暖かく
ぼくの心に火をともしたね

帰りがけに君がせがんだ
線香花火
一緒に火をつけると

いつまでも消えないで
と小さく君が
つぶやいた

毎年夏が来るたび
思い出す
花火を見るたび
思い出す

僕達の火はいつからか
小さく小さくなっていった

僕も君も気づいていたのに
消えないでって願っていたんだ

君がいた夏を思い出すたび
ぼくは少しずつ夏が嫌いになっていく

きみのせいでも
ぼくのせいでもないのにね

夏のけだるい暑さのなかの
灼熱地獄の街の中で
浴衣姿の人をみると
いつも君を思い出すよ

今ごろ君は違う誰かと
一緒に線香花火をしてるかな

僕はきっとこれからも
ずっと
花火をみることはないだろう

君との小さな
大切な
思い出として

心の扉の奥にしまって