恋愛小説「恋花」は、
作者のオリジナルフィクション物語であり、登場する人物、団体名は実在するものとは全く関係ありません。
高校3年生の淡くてせつない恋物語を描いていきたいと思っています♪
純愛をテーマにしているので年齢関係なく読める恋愛小説になっています。
☆,。・:*:・゜'★,。・:*:・゜'☆,。・:*:・'★,。・:*:・゜'☆,。・:*:・゜'★,。・:*:・
ご訪問ありがとうございます♪
最初からお読みになる方は下記からお願いいたします。
最初から読む
第五十一話「受験生」
大学受験を決めたときから
というか、うちの場合、受験以外の選択肢は、親が与えてくれなかったのだが
「受験生なんだから」
と言う言葉が、学生生活の大半を埋め尽くす。
高校の授業で、塾の授業で
そして家でも・・・・
二言目には「受験生なんだから」と
高校3年生の代名詞の代わりに受験生という名詞が使われる。
そんなのわかっている。
親に言われたからじゃなくて私だって大学生になりたい。
じゃ大学に行って、何を真剣に学びたいか?と問われれば
まだ、そこまできちんと目標が決まっているわけではないけれど
社会に出るまでに、もう少し、勉学を勤しむという立場に身をおきたい。
そして
その受験生にとっては、偏差値がすべてといっていいくらいの競争社会に今の日本はなっている。
もちろん、音大とか美大とか、人と違った才能があれば話は別だが、私が、狙っている文学部では、偏差値がすべてだ。
塾で行われた模試の成績を見つめて、さっきから私は、大きくためいきをついている。
夏休み、紫苑と健人と自主学習をして
ようやく志望校の合格率が、B+判定まであがったのに
今、私の手の中にある用紙は、無常にもC判定が刷り込まれている。
恋だけが、生活のすべてじゃないし、人生のすべてじゃない
そんなのわかっているけど、手につかない。
昼休みでも、放課後でも、庄司君、長崎君、柏尾君の姿をみかけると必ずあの子
来夏の姿がそばにある。
そして気のせいか
私の視線を感じるからか
振り向きざまにふっと勝ち誇ったような笑みを返す。
それが、心に小さなとげのように刺さり、課題を解いていても
参考書を見ていても、彼女のあの顔が私の脳裏から焼きついて
離れない。
♪♪♪
携帯電話から流れる着うた
「勿忘草」が流れ
私は、携帯をに飛びつく・・・・
~第五十二話「脳内メーカー!?」へつづく~
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http://blog.goo.ne.jp/shelly0324
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私の視線を感じるからか
振り向きざまにふっと勝ち誇ったような笑みを返す。
それが、心に小さなとげのように刺さり、課題を解いていても
参考書を見ていても、彼女のあの顔が私の脳裏から焼きついて
離れない。
♪♪♪
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私は、携帯をに飛びつく・・・・
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