詩絵里(★シェリー★)の星の囁き達

尾崎詩絵里(★シェリー★)の自作恋愛小説及びポエム、写真専用部屋です。掲載文の引用、転載は固くお断りいたします。

恋愛ポエム~秋の夜~

2011年10月28日 | 恋愛ポエム
【秋の夜】
~オリジナルポエム~

鈴虫の声がいざなう
秋の夜
一人膝を抱えて
涙する

秋の夜長はどのように
過ごせばいいかは
教えてもらえず

思い出の沼に入り込む
夢の中での思い出は
なぜいつも輝いているの?

朝眼が覚めて
また気づく
すべては
真夏の夜の出来事





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図書館戦争シリーズブックレビュー(有川浩さん著)

2011年10月27日 | レビュー
「図書館戦争シリーズ」を読み終えて・・・・・

いや~久々に、仕事中も続きが気になって仕方ない!!という本にめぐりあっちゃいましたwww
また、MIXIへのログイン時間が極端に減った原因でもありwww


図書館戦争シリーズは
シリーズは『図書館戦争』、『図書館内乱』、『図書館危機』、『図書館革命』の全4巻+別冊2冊
の計6巻発売されています♪

実は、以前から文庫が本屋に平積みされていて気にはなってはいたのですが、
・「図書室で戦争ごっこをする中高生の物語」
と勝手に内容を想像していました!(有川先生ごめんなさいその1)
・6冊ものシリーズものを読むには、作者の作風を知らなさすぎました!
(今まで読んだことないんです!有川先生ごめんなさいその2)
・そして、勝手にお名前、有川浩から男性の方だと勘違いをしていました(汗)
(有川先生ごめんなさいその3)で
イマイチ手が伸ばせない作品でした。

そして嵐ファンなら誰でも知っている「フリーター家を買う」の作者さんで
フリ家の原作を差し置いて読んでもいいのか!?とも思い・・・・・・

実は、私は、小さいときから活字中毒との自覚症状があるほどの「本の虫www」
好きな作家さんも多岐に渡り、
アガサ・クリスティー、コナン・ドイル
宮部みゆきさん、夏樹静子さん、山村美紗さん、山崎豊子さん
今野敏さん、田中芳樹さん、東野圭吾さん
あげだしたらキリが無いくらい・・・・

で、読むきっかけになったのは、ちょうど、今野敏さんの「隠蔽捜査」と「果断」が読み終わり
↑このシリーズもめちゃくちゃ面白かったです♪
何か軽めのものが読みたいな~と思い、まぁつまらなかったら1巻で終わらせられるしな~
と軽い気持ちで買いました。

6冊をいっぺんに読むなんて、宮部さんの「模倣犯」とか「山崎豊子さん」しかなかったから
まさかこんな勢いで読み終わるとは・・・・(たぶん1日1冊ペース)

ここからは、レビューというか私の個人的感想です!(若干ネタばれ)

図書館戦争とは
物語の舞台は「公序良俗を乱し人権を侵害する表現を取り締まるため」の検閲が、法律によって認められ、
検閲に際しては武力行使さえ許される近未来の日本。検閲から本を守るための組織「図書隊」の奮闘と隊員である主人公の恋愛の行方を描く。

時は西暦2019年(正化31年)、公序良俗を乱し人権を侵害する表現を取り締まる「メディア良化法」(実質上の検閲の合法化)が施行された世界。
強権的かつ超法規的にメディア良化法を運用する「メディア良化委員会」とその実行組織「良化特務機関(メディア良化隊)」の言論弾圧に唯一対抗できる
存在が図書館だった。かくして図書館は表現の自由を守るために武装し、良化特務機関との永きに渡る抗争に突入することになる。
(Wikiより)

言論の自由を守る図書隊と言論の弾圧、弾劾を横行する良化委員との果てない抗争・・・・
焚書問題・・・
情報が操作され、ゆがまされた情報しか収集できなくなったら
そんな恐怖を感じた作品でもあり・・・

それぞれの章で、「差別用語」とはじめとする放送禁止用語や、言論の自由のために戦う小説家たち、マスコミ等を
浮き彫りにさせ物語は進んでいきます。(結構次から次へと問題が発生!)

自分も趣味で小説を書いている(後記述)立場としてみてみると
さすがプロ!!とうなってしまうし、尊敬しちゃいます。

まず、人物描写がことこまかに描かれていて、感情移入がしやすいですね~
そして、語り手(その場での主人公)が変わり、同じ章でも視点が何回も変わるのに
全く違和感がなく、きちんと読み手の気持ちを誘導しています。
↑この点は、感動したし、自分も今度小説を書くときに参考にさせていただきたいなと思います。

そして、「もう一度恋愛をしたくなる!!」
ベタな恋愛話が、織り込まれています!!←個人的にはここがツボです!!
いや~
堂上教官!!あこがれちゃいます☆
ドSが好きな私にとっては、あの態度、言葉!!たまりませんwww

ただ、私は、自分よりも5cm背が低いという時点で無理ですが(私は、身長158cmしかないしww)
いいな~
郁の気持ちが徐々に変わっていくのもいいし、
鞠江ちゃんと小牧さんも
柴崎と手塚も♪

そして女流作家ならではのきちんとした恋愛のフォローも、
「ハッピーエンド」もきちんとした格好で☆
恋愛のひとつのゴールの形「結婚」
そして幸せな結婚生活!!
↑私も、物語の中に入って、堂上夫妻の新居に遊びに行きたい!!

柴崎の回もきちんと最後フォローしてあるし(旦那様に泣きつかれて
エンドを変えたみたいですがwww)

「正義の味方」「王子様」
いまや小説の世界でもなかなかみかけられない
世界観もめちゃくちゃいいです!!

言い回し表現もいいし、言葉の選び方もすばらしいし、
本当に「言葉」を大切にされている作家さんなんだな~って思いました☆

なんてめちゃくちゃベタボメしたいくらい
夢中になれる作品でした!

読んでいる間は、登場人物に同化するのではなく、なんか同じ図書隊の隊員、仲間
になったような気分で、本を閉じるのがもったいないくらいでした!!

実は、6冊+レインツリーの国
を読み終わった瞬間、また1巻から再度読み始めています・・・・
(基本、漫画以外は二度読みをしない人なんですが)

堂上教官と郁の気持ちがわかった上で、読み直すと
またこれがいいんですよね~その行間ににじみ出ている
「お互いを思いやる気持ち」が・・・・

ってな感じで、今、私の周りの人にはめちゃくちゃ宣伝しちゃっている本です!

最後に
ちょこっと宣伝
趣味で小説書いています!
素人小説ですが、お時間があるときにでも
遊びに来ていただければ幸いです♪

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人の心が読める少年と心に傷をもった少女との純愛物語
「メールの涙」連載中
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読書の秋
秋の夜長に
皆様も気に入った本を読んでみてはいかがですか?
好きな本に出合えると
人生ちょっと得した気分になりますよ!

恋愛小説「途中下車」NO.77

2011年10月27日 | 恋愛小説「途中下車」
恋愛小説「途中下車」は、作者が初めて掲載する、大人の恋愛を描いた小説であり、
文中に一部今までの小説とは違った、男女の恋愛描写が描かれている部分がございますので、ご了承の上お読みください。
また、この物語に関しては、長編小説初挑戦で現在作成途中のため、不定期に掲載される場合があります。
当小説は、作者のオリジナルフィクション物語であり、登場する人物、団体名は実在するものとは全く関係ありません。

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第三部第二十二章「メール」NO.77

メールというのは、便利な文化だ。
相手に伝えたいことを一斉にプッシュできる手段だ。
ただ、このメール文化のおかげで、社内での朝礼はなくなり、人が亡くなった訃報すらメールで送られてくる。
1日会社を休むと、メーラーを立ち上げるのが怖くなる。
いくつものメーリングリストに登録してあるから、一日100件以上のメールを受信するなんてこともザラだ。

私は、同期の内示祝い会のことを考えながら、次のサブジェクトの「SAB株式会社 創立50周年パーティのお知らせ」に添付してあったjpgの画像をクリックした。
すると・・・・

「誰かの間違いかしら?」
そこには、創立記念パーティには、全く関係のない画像が添付されていた。

私は、そのメールをゴミ箱へ入れると、すぐに次のメールを読み始めた。
差出人を確認もせずに・・・・・・


第三部第二十二章「内示祝い」NO.78へつづく
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恋愛ポエム~メールって~

2011年10月27日 | 恋愛ポエム
「メールって」
~オリジナルポエム~

メールって
返事がなけりゃ
独り言

メールを出しても
返事がこない

私の言葉だけが
未知の世界を駆け巡る

いつまでたっても
あなたの心に届かぬ
ラブレターは

ノーレス
という悲しい返事を
私の気持ちに突きつける

もう少しすれば・・・・

自分で自分の気持ちを
慰めながら
携帯握り締めて
一人枕をぬらす
秋の長夜

あなたに会いたい
私の気持ちは
宙を舞い

出口がわからず
迷子になってる

返事をください

レスのないメールほど悲しいものは
ないから

それでも
逢えないよ・・・
というレスよりは
無言の白いメールのほうがマシかしら

私の想いよ
あなたに届け

私の悲しき涙よ
あなたに届け

今日もまた
携帯みつめて
ため息ひとつ






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恋愛小説「途中下車」NO.76

2011年10月26日 | 恋愛小説「途中下車」
恋愛小説「途中下車」は、作者が初めて掲載する、大人の恋愛を描いた小説であり、
文中に一部今までの小説とは違った、男女の恋愛描写が描かれている部分がございますので、ご了承の上お読みください。
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当小説は、作者のオリジナルフィクション物語であり、登場する人物、団体名は実在するものとは全く関係ありません。

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第三部第二十一章「昇進」NO.76

10月1日に課長に昇進をする人たちの内示祝いをしようという話が同期の間で持ち上がった。
今回、係長から課長へ昇進するのは、私と高井、柴崎とそして裕樹だった。
裕樹は、営業部から技術部への異動と同時の昇進だった。

洒落たイタリアレストランの2階のフロアー部分を貸しきっての開催だった。

会社に入ったときは同じスタートラインに並んでいても
その後の昇級で、給料も待遇も変わってくる。
出世の早い同期にライバル心を持っているのははじめのうちだけだ。
そのうち、みんなこの会社から期待されている同期に媚を売ってくる。
いつか、上司になるかも知れないからだ。

そういった意味では、SABの人事は冷淡でシビアだった。
自分の上司が、同期や自分よりも若手であるなどというのはザラにあった。
仕事ができれば、出世させ、やがて一握りの人間たちだけが、この会社を動かしていく。

社長、副社長、そして取締役たち。
SABの急成長をさせていった人たちには、それだけの報酬も与えられている。
役職手当も、社用車での送迎も・・・・・
祖父は、そうした実力のある人間たちを囲い込むのを得意としていた。

そんな上層部を見ながら日々の仕事をしている人間にとって、真っ先にゴマをすっておこうと思うのは、同期の中での出世頭であった。

内示祝いの参加者の名簿の中に、祐樹の名前を見つけた私は、業務時間中なのに
なぜか頬を赤らめた。
その次のメールは、「SAB株式会社 創立50周年パーティのお知らせ」だった。
そういえば、この会社も10月23日に創立50周年を迎えるのだった。
「だから・・・・・」
祖父の意図が読めた。午前中に結納を済ませて、このパーティで高井との婚約発表をするのであろう。

**第三部 第二十二章「メール」NO.77**




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五行詩~リング~

2011年10月26日 | 3行詩・4行詩・5行詩・6行詩・7行詩
★リング


エンゲージリングよりほしいのは

「結婚したい」の

言葉かも

結婚しようではなくて

結婚したい





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恋愛小説「途中下車」NO.75

2011年10月24日 | 恋愛小説「途中下車」
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第三部第二十章「決断」NO.75

決断をしなければならなかった。
外堀は完全に埋められていた。
高井工機が、SABの傘下に入れば、うちの会社としても手放しで喜べるであろう。
高井工機は、SABに比べれば、まだ小さい会社だったが、技術力があった。
多くの、この業界での特許を持っていた。

祖父と別れた後、私は、悶々と一人で悩んでいた。
「もうどうにでもなれ」
という自暴自棄な気持ちにもなっていた。
姉の遺言がなければ、とっとと高井と結婚を決めていたかも知れない。
祖父が決めた、結納の日・・・・
10月23日までには、結論を出さなければならなかった。

裕樹に会おう・・・・
もう一度会って
私の気持ちを告げよう
それで、もしそれでも裕樹に拒絶されたら
もう、自分の意思は捨てて
会社のために尽くすことにしよう・・・・・

そして
できるだけ
高井を愛するように
努力しよう・・・・・
そうして
幸せな結婚生活をすごすようにしよう・・・・・

ポツリ
ポツリ
瞳からあふれた涙が
リビングのテーブルの上に
水溜りを作っていった。

第三部第二十一章「昇進」NO.76


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ポエム~言葉~

2011年10月24日 | オリジナルポエム
「言葉」
~オリジナルポエム~

言葉は刃
放ったら取り戻せない
人の心をズタズタにする

言葉は優しさ
その一言で救われて
心の奥がほっこりする

言葉は言霊
命を吹き込むのはあなた

諸刃の刃を放つとき
相手の立場で考えて・・・





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恋愛小説「途中下車」NO.74

2011年10月21日 | 恋愛小説「途中下車」
恋愛小説「途中下車」は、作者が初めて掲載する、大人の恋愛を描いた小説であり、
文中に一部今までの小説とは違った、男女の恋愛描写が描かれている部分がございますので、ご了承の上お読みください。
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第三部第十九章「重圧」NO.74

週明けの水曜日に、私は、祖父に夕食に誘われた。
場所は、会員制のフランス料理のレストランの個室だった。

手持ちぶさたで、先に席について待っていると、まもなく祖父が現れた。

御年80歳とは思えないほど、祖父の顔は精悍に輝いていた。

「まずは、一杯。」
祖父は、ウェイターが持ってきた、琥珀色の液体を私のグラスに注いだ。

「プロジェクトの成功おめでとう。」
というと祖父は、にっこりと笑って私のグラスに自分のグラスをカチリとぶつけた。

「私、乾杯は、二人でするのが好きよ。グラスとグラスを少しだけ・・そうKISSをするように優しく・・・周りに聴こえないくらい少しだけの音をたてて」
昔、私が裕樹と食事をしたときに言い放った言葉を思い出した。

幸せだった日々・・・愛に満ちていた日々
そんな日々は、もうずっと昔のものになってしまった。

「お前の父親、和利から聞いたよ。高井昌樹君とのことを。あの男は、実に社内でも評判がいい。今回のプロジェクトも彼のリーダーシップが発揮されたようだね。」
私は、何も言わずに、ただ継がれたビールをのどに流し込んでいた。

「彼のような逸材を、高井工機に戻すのは、もったいないと思っているんだよ。
そんな折に彼から、お前に求婚をしているという話を聞いてね。さすが私の孫娘だって思ったよ。」
祖父は、上機嫌にビールを飲み干す。
「まぁ善は急げということで、来月の23日に結納を取り交わすことにしたよ。まぁその前、来月の1日に、お前と高井君は、課長に昇進だ。」

私は、グラスの中から沸き立っている、白い小さな泡を見つめていた。

**第三部第二十章「決断」NO.75へつづく**
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ポエム~恋愛小説~

2011年10月21日 | オリジナルポエム
「恋愛小説」
~オリジナルポエム~

ページをめくるたびに
胸がキュンと痛くなる
主人公に気持ちは同化していき
ドキドキしたり
せつなくなったり

想う愛しい人は
手が届かないのに
笑ったり
泣いたり
いつの間にか本の中へ

最後のページが終わっても
心はずっと
物語を続けている
主人公のあの子が
もっともっと
ハッピーエンドに
なれるように♪





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恋愛小説「途中下車」NO.73

2011年10月20日 | 恋愛小説「途中下車」
恋愛小説「途中下車」は、作者が初めて掲載する、大人の恋愛を描いた小説であり、
文中に一部今までの小説とは違った、男女の恋愛描写が描かれている部分がございますので、ご了承の上お読みください。
また、この物語に関しては、長編小説初挑戦で現在作成途中のため、不定期に掲載される場合があります。
当小説は、作者のオリジナルフィクション物語であり、登場する人物、団体名は実在するものとは全く関係ありません。

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第三部第十八章「感情」NO.73

「お前がその気ならば、お義父さんは、すぐにでも婚約発表をしたいそうだ。
まぁ、高井工機が傘下になると発表したら、この業界、本当に一握りの大手を抜かして
向かうところ敵なしだからな。
ちょうど、今回、お前が参加した大型プロジェクトの成功とともに、世間への大いなるPRにもなると息巻いているよ。」

私の感情とは別のところで、話がどんどん進んでいる。

まぶたに亡くなった姉の顔が浮かんできた。
自殺する直前に、私の携帯の届いた最後の姉からのメール

「百合菜、ごめんね。百合菜は、絶対に自分の愛する人と一緒になってね。
そして幸せになってね。」

携帯の機種を変えても、そのメールだけは、ずっと保護していた。

どんなに悩んでももう相談できる姉はいない。
そしてこの会社で唯一心を許していた親友の友香も・・・・

「まぁ、すぐに結論を出せとはいわない。結婚は一生のことだからな。私や母さんのことは気にしなくていいから。お前のいいように結論をだせばいい。
ただ、お前も29歳だ。子供を生むことを考えたら・・・もうそろそろ・・・」
次第に父親の表情に翳りが見え始めた。

きっと父親は、高井から、私たちの関係を聞き、私も結婚する意志があると思っていたのだろう。もしくは、高井がそんなニュアンスで伝えたのか。

「うん。いきなりのプロポーズだったから、私もまだ、心の整理がつかなくて・・・」
「わかった。じゃあ、夜分に邪魔したな・・・」
父親は、弱々しい笑顔を私に向けると、そのまま私の部屋を後にした。

**第三部第十九章「重圧」NO.74へつづく**
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五行詩~愛~

2011年10月20日 | 3行詩・4行詩・5行詩・6行詩・7行詩
★愛

渦巻くジェラシー

静かなる凶器

それら

すべてを持って

愛と呼ぶ





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恋愛小説「途中下車」NO.72

2011年10月17日 | 恋愛小説「途中下車」
恋愛小説「途中下車」は、作者が初めて掲載する、大人の恋愛を描いた小説であり、
文中に一部今までの小説とは違った、男女の恋愛描写が描かれている部分がございますので、ご了承の上お読みください。
また、この物語に関しては、長編小説初挑戦で現在作成途中のため、不定期に掲載される場合があります。
当小説は、作者のオリジナルフィクション物語であり、登場する人物、団体名は実在するものとは全く関係ありません。

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第三部第十七章「関係」NO.72

「百合菜・・・・彼とは、大人のお付き合い、男女の関係だそうだね。」
「・・・・・」
私は、高井が、どのように父親に私たちの関係について話をしているか、全く検討がついていなかったので、そのまま無言で父親の言葉を待っていた。

「お前の姉さん、真里菜のことが、あってから、お前の結婚のことは、私も母さんも心配はしていたが、なかなか口にはできなかったけど。
そういう関係になったということは、お前にも結婚する意志はあるんだろう。」

父親は、よどみのないはっきりした口調で私に問いかけてきた。

「わ・・私は・・・・」
さっきまでの心地よい酔いなど、とっくにどこかに消えてしまっていた。

「高井君というのは、お義父さんからの評判もすこぶるいいみたいだね。」
「お・・・おじいちゃんにしゃべったの?」
「お前の結婚は、もちろんお前の意志を第一優先はするが、お前もわかっているとおり、結婚相手=SAB株式会社を継ぐことになるだろう。だから」
「でも高井君は、私が、冴場の孫だって知らないはずだし・・・・・」
「そうだろうな。このことは、SABでも副社長くらいしかしらないことだからな」
「・・・・・」
私は、下を向いたまま、唇をかみ締めた。
「高井工機といえば、業界でも技術力で定評のある会社だ。お前たちが結婚することによって、高井工業が、SABの傘下に入るということは、会社的にも大きなメリットになる。
まぁ、私は、そういったしがらみが嫌でお前の母さんとは結婚したが、会社に関してはノータッチだから、どうこう言う資格はないんだがな。」

いきなりの父親の訪問 そして、私と高井の関係、それがおじいちゃんにまで知られている。
私は、パニックで真っ白になりそうだった。

「高井君は、お前にプロポーズをしたそうだね。その答えを待っているところだけれどもという前置きをして、私に挨拶にきたんだよ。」


**第三部第十八章「感情」NO.73へつづく**
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ポエム~風にふかれて~

2011年10月17日 | オリジナルポエム
風にふかれて(オリジナルポエム)


風にふかれてつぶやいた

僕は誰

君は誰


まだ僕が純粋だった頃

風は友達だった

風の中に妖精のささやきを聞き

木々たちの笑い声を聞いていた


いつからだろう

風が暖かいものではなく

つめたいものだと感じ始めたのは


心の風穴をふきぬける

氷のナイフになったのは



僕の心が変わったからか

今の世相が変わったからか


風はもう僕の親友ではなくなった



僕はそして泣かなくなった

流す涙に熱さがなくなり

ただのしずくになったから


年があけても

何もかわらず

ただ昨日が終わって今日が始まる



世間に対する怒りのこぶしを

ぶつける先さえなくて

おろす場所を探してる


帰る場所さえ見つからなくて

一人さまよい立ち尽くす街角


いつになったら笑顔を取り戻せるのか

幸せという文字を宙に書いては

消す繰り返し


そんな毎日に

僕は何かを叫びたい


暗闇にエコーする苦しい叫びが

ただの独り言に変わってしまおうと・・・・






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ショートストーリー「初めてのKISS」

2011年10月14日 | 短編小説
「はじめてのKISS」



「大事な話があるからいつもの噴水のところで」
あいつから昨日改まったメールが来た
大事な話??いつもみたいに気軽に電話してくればいいじゃん・・
私はめちゃいぶかしがった
でもおちゃらけるわけにも行かなかったのでとりあえず
今日、あいつの指定した場所に行ってみた。

なんか遠くからみるとそわそわしているみたいだった。
(もしかして彼女ができて紹介してくれるとか?)
私は、そんなことを考えながらあいつに近づいていった。


すると











「お前が好きなんだ!つきあってほしい」
「え・・・・?!!!」
私の答えをまつわけでもなく
わたしはふわり・・と抱きしめられた


すごく強い力で
あいつってこんなに力強かったんだ
私はその場と関係ないことを考えながら
自分の動揺をかくそうとした




ドキドキドキドキ
心臓が早鐘のように鳴り始めた
「ちょ・・・ちょっと待って・・・・」








私が言葉を言い終わらぬうちに
私の唇はあいつにふさがれていた。






あいつとのファーストキスは
ちょっと涙の味がした





気がつくとあいつも小刻みに震えていた
私も体が熱くなってきた



長いキスのあと
あいつは私を離すと
「ごめん」と小さな声で言った


(謝るくらいならキスしないでよ!!)



「お前が好きだ・・・・・・」
改めて言い直すあいつの顔をみていたら
自然に頬がほころんだ


「私も・・・ずっと好きだったよ・・・


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