潮来市立図書館には「島崎氏・島崎城関連の資料図書」が蔵書されております。
城跡見学とともに、潮来市立図書館にて資料図書を併せて読んでいただくと、より一層興味が沸いてくると思われます。ここに、その一部を紹介します。
牛堀町の昔ばなし
「島崎城落城物語」のタイトルで、島崎の殿様と長男徳一丸が、太田の佐竹氏にどのように討たれたのが書かれています。◆明間正編 ◆筑波書林 出版
牛堀町(パンフレット)
中世に支配していた島崎氏が居城としていた頃として、島崎城の説明があります。島崎氏十三代の長国が長国寺を建てたことや、夜越川の由来についても簡潔に書かれています。
◆茨城県商工会連合会 編 ◆茨城県商工会連合会 出版
茨城の城館1(ふるさと文庫)
島崎城が竜巻城との一名があったことや島崎氏が佐竹氏にどのように滅ぼされたのか、滅ぼされた後に残った奥方、娘、家臣などのその後などが書かれています。
◆サンケイ新聞社 編 ◆筑波書房 出版
図説 鹿行の歴史
島崎城跡の写真あり。空から見た島崎城跡写真あり。島崎氏系図あり。島崎氏の家系図あり。島崎氏の歴史の中に、島崎城の名が出てきます。また、島崎城が築城された時期や島崎城で出土した陶磁器の写真があります。
◆植田敏雄 監修 ◆郷土出版社出版
郷土うしぼり
島崎氏の起こりから滅亡までの歴史が詳細に書かれています。
◆明間正 監修 ◆牛堀町教育委員会 出版
牛堀の文化 第3号
「牛堀町の城」として島崎城の歴史、島崎城歴代城主、島崎氏領土、島崎氏の動員兵力などが書かれています。
◆牛堀町郷土文化研究会 編 ◆牛堀町郷土文化研究会出版
島崎盛衰記 行方軍記後世編
島崎城に関する写真が多数掲載。島崎城についての文章は、古文のため読むのには難しいですが。要塞や堀あと、お投げの松などの、島崎城に関する写真が多数あります。
◆箕輪徳次郎著 ◆箕輪徳次郎出版
図説中世城郭事典1
北海道、東北、関東
築城の時期が書かれています。島崎城について本を書くとき、この本を見る人が多いようです。島崎城図あり。 ◆村田修三編 ◆新人物往来社 出版
水郷の民俗
島崎城主に仕えた茂木家や刀鍛冶であった兼平家に代々伝わる、やっていけない行事について書かれています。 ◆水郷民俗研究会 編 ◆水郷民俗研究会 出版
ふるさと牛堀
島崎城の構造やいつの時代に作られたものなのか書かれています。カラーイラストが分かりやすく、築城の時期が書かれています。
◆ふるさと牛堀刊行委員会 編 ◆牛堀町 出版
島崎城址
沿革として島崎氏の歴史や島崎家略図が書かれています。島崎氏に関連する遺跡写真が多数あります。 ◆牛堀町文化財保護委員会編
図説 茨城の城郭
島崎氏が滅ぼされ廃城になったいきさつや、島崎城の西30mほどのところに西の出城といわれ独立台地が、北方1㎞ほどのところには外郭堀遺構が残っており、長大な防衛ラインが形成されていることなどが書かれています。
◆茨城城郭研究会編 ◆国書刊行会版
鹿行の文化財
「牛堀町研修会について」の項目で、島崎城の発掘調査で分かったことが書かれています。島崎城の周りの地名の由来や島崎城の堀が迷路になっていたこと、島崎城が大火に遭っていたこと、出土した陶器などの説明あり。
◆鹿行文化財保護連絡協議会
牛堀の遺跡
島崎城跡の所在地が番地で書かれています。
◆牛堀町教育委員会 編
島崎城2
第3次・第4次発掘調査概要
島崎城の発掘調査報告書です。出土遺跡・鉄・銅製品・銅銭などの写真があります。
◆島崎城発掘調査団 編 ◆牛堀町教育委員会 出版
※潮来市立図書館の資料を引用しました。
潮来市立図書館 住所 潮来市牛堀289 電話 0299-80-3311