立金の観音像
島崎左衛門尉(島崎城主)の愛馬を葬ったとか、或いは島崎城主安定の妻お里の方の愛馬をうづめたとも言われている。(大字上戸立金、古墳の上にまつる)
現在は、塚の上に桜の大樹がある。
これは愛馬を葬った際に植えたと伝えられ、枯れかかると「ひこ」がでて大樹になる。写真は三代目とか云っている。
桜の前に石像がある。(観音像) 約200年前に建立したものである。
ご縁日には人馬の参拝があり、露天商が出て、かなりの賑わいをみせたとか。
門前の馬場では競馬が行われたと伝えられている。
裏手は島崎左衛門尉の重臣・鴇田伊豆守の屋敷跡(当時のまま残っているとか)があり、その一角に現在鴇田林作氏の住宅となっている。
参考文献 牛堀町教育委員会発行
「うしぼりの文化財」1970年 民族資料編