志村建設専務の日々坦々

つれづれなるままに…

ロハウス LO-HOUSE 冬 その2-3

2012-02-09 11:50:25 | ロハウス

断熱性能を発揮するうえで、必要なのが気密性能です。

隙間風が多いと 家は寒いということです。

その気密性能をあげる為には次の方法があります。

 ●断熱材の内側に気密フィルムを張りめぐらす。 

 ●機密性の高いサッシや玄関ドアを使う。 

 ●コンセントやスイッチに気密ボックスを使う。

気密測定をすると、その家の気密性能がわかります。

Dscn3536_2 当社の気密測定

測定の方法は 家の内部の空気を強力なファンで外に出し

内外の気圧の差で家の隙間面積を計算します。

もし隙間があれば 猛烈な勢いで空気が流れ込むのがわかります。


ロハウス LO-HOUSE 冬 その2-2

2011-11-10 20:07:16 | ロハウス

冬暖かく暮らすには、室内から熱が逃げないように、断熱材で住宅を

すっぽりくるむようにすることが大事です。

「暖かさをつつむ+逃がさない」が 冬のロハウスのポイント

027 屋根断熱 小屋裏が活用できます。

S邸の場合 屋根に断熱材 グラスウールHG16キロ品を 335ミリ

        壁に同じグラスウールを 220ミリ

        基礎断熱は EPS 外100ミリ 内50ミリ 土間50ミリ

の高断熱仕様です。暖房費は 次世代省エネルギー住宅の1/4

室内の温度差は ほとんどなく、床・壁・天井 22度とすることが可能です。

冬でも 灯油や電気代が少なくてすみ、快適な生活をすごせます。


ロハウス LO-HOUSE 冬 その2-1

2011-11-05 16:31:07 | ロハウス

さて ロハウスの冬はどうでしょう。

先日 東京の友人が本荘を訪れ 最近のドイツ住宅事情を話してくれました。

B97cd7d81 住宅展示場のモデルハウス

ドイツは 秋田と同じような寒い気候だそうです。

写真の住宅には、南面に大きな採光・採暖の為のガラス面があります。

これは、日射しをためて、夜に使う(パッシブソーラー)の考え方、

日中の太陽熱を、石やコンクリート、レンガの壁、床に蓄熱します。

あまり開放的で寒そう・・・と思いがちですが、実はガラスが高断熱なのです。

ここでは、深い庇の出に注目!

夏の高い位置にある日射は遮りますが、冬の低い位置太陽の日射は

家の奥まで取り込むようになっています。

夜はカーテンや断熱戸で、取り込んだ熱を逃がさない工夫をします。

冬でも、ポカポカした小春日和には、暖房いらずの住宅となります。<v:shapetype id="_x0000_t75" coordsize="21600,21600" o:spt="75" o:preferrelative="t" path="m@4@5l@4@11@9@11@9@5xe" filled="f" stroked="f"><v:stroke joinstyle="miter"><v:formulas><v:f eqn="if lineDrawn pixelLineWidth 0"><v:f eqn="sum @0 1 0"><v:f eqn="sum 0 0 @1"> <v:f eqn="prod @2 1 2"><v:f eqn="prod @3 21600 pixelWidth">  <v:f eqn="prod @3 21600 pixelHeight">   <v:f eqn="sum @0 0 1">   <v:f eqn="prod @6 1 2">   <v:f eqn="prod @7 21600 pixelWidth">   <v:f eqn="sum @8 21600 0"> <v:f eqn="prod @7 21600 pixelHeight"> </v:f></v:f></v:f></v:f></v:f></v:f></v:f></v:f></v:f></v:f></v:f></v:formulas> <v:path o:extrusionok="f" gradientshapeok="t" o:connecttype="rect"> <o:lock v:ext="edit" aspectratio="t"> </o:lock></v:path></v:stroke></v:shapetype><v:shape id="_x0000_i1025" type="#_x0000_t75" style="width: 450pt; height: 246.75pt;"> <v:imagedata src="file:///C:/Users/志村建設/AppData/Local/Temp/msoclip1/01/clip_image001.png"> </v:imagedata></v:shape><v:shapetype id="_x0000_t75" coordsize="21600,21600" o:spt="75" o:preferrelative="t" path="m@4@5l@4@11@9@11@9@5xe" filled="f" stroked="f"><v:stroke joinstyle="miter"><v:formulas><v:f eqn="if lineDrawn pixelLineWidth 0">  <v:f eqn="sum @0 1 0">   <v:f eqn="sum 0 0 @1">   <v:f eqn="prod @2 1 2">   <v:f eqn="prod @3 21600 pixelWidth">   <v:f eqn="prod @3 21600 pixelHeight">   <v:f eqn="sum @0 0 1">   <v:f eqn="prod @6 1 2">   <v:f eqn="prod @7 21600 pixelWidth">   <v:f eqn="sum @8 21600 0">   <v:f eqn="prod @7 21600 pixelHeight">   <v:f eqn="sum @10 21600 0"> </v:f></v:f></v:f></v:f></v:f></v:f></v:f></v:f></v:f></v:f></v:f></v:f></v:formulas> <v:path o:extrusionok="f" gradientshapeok="t" o:connecttype="rect"> <o:lock v:ext="edit" aspectratio="t"> </o:lock></v:path></v:stroke></v:shapetype><v:shape id="_x0000_i1025" type="#_x0000_t75" style="width: 240pt; height: 194.25pt;"> <v:imagedata src="file:///C:/Users/志村建設/AppData/Local/Temp/msoclip1/01/clip_image001.png"> </v:imagedata></v:shape>


ロハウス LO-HOUSE 夏 その1-5

2011-10-31 18:53:57 | ロハウス

夏対策の最後に 屋上庭園・菜園を考えてみましょう。

都市のヒートアイランド状態を防ぐ為に ビルの屋上が注目されています。

緑化することにより、遮熱だけでなく、打ち水効果や照り返しも防げます。

Roof11 Img_247632_6108988_11

右の写真は、さらにすすめて壁まで緑化しています。

二酸化炭素削減にも貢献できますし、見た目にもエコですね。


ロハウス LO-HOUSE 夏 その1-4

2011-10-29 18:48:37 | ロハウス

庭や駐車場に 朝夕「打ち水」をするのも、夏を涼しくすごす工夫です。

Cool_01_p011 クラボーのHPよりImg_802264_16310704_21

砂ぼこりをおさえるだけでなく、気化熱で周囲が涼しくなります。

また、生垣などの緑の塀はコンクリートや道路からの照り返しを防ぎます。


ロハウス LO-HOUSE 夏 その1-3

2011-10-25 19:38:07 | ロハウス

日射しをさえぎる方法だけでなく、反射させるやり方もあります。

最近の遮熱仕様の窓ガラスを使用すると、

明るさを確保しつつ、夏の熱い日射しを半分以上カットすることができます。

Img_4031_2トステムのサイト

また 普通の窓にシートを貼って遮熱することもできます。

Img605776581楽天のサイト

シートを貼るタイプは安価で自分で施工できますが、

クリアータイプはシートそのものが熱くなるので

窓面が高温になる可能性があります。

また、屋根や外壁からの熱の浸入を防ぐ為

白や銀色系の材料を用いるとか、高反射率塗料を塗布することも有効です。


ロハウス LO-HOUSE 夏 その1-2

2011-10-20 18:34:38 | ロハウス

日射しをさえぎる、もうひとつの方法としては、

可動性のある遮蔽物を設けることです。

具体的には外側に付ける、オーニング、ルーバー、すだれ

内部に設置する、ブラインドやレースカーテン、ロールスクリーンなどがあります。

E0054299_145745541西方設計の事務所

写真は、外付けブラインドの設置例です。

詳しくは下記を参照してください。

http://nisi93.exblog.jp/10562608/

この事務所の屋根にも、注目

夏の屋根のオーバーヒートを防ぐ、緑化屋根です。


ロハウス LO-HOUSE 夏 その1-1

2011-10-18 17:04:57 | ロハウス

1 夏を たのしむ

暑い夏は、日射しを上手に遮ることが快適に過ごすポイントです。

 固定した遮蔽物  庇を設計する

Hisashi0011庇の計画のしかた

適切な大きさと高さの庇で、夏は庇を遮り、

冬は日射しを 室内に取り込みます。

http://toy-order.seesaa.net/article/35064791.html を参照

もちろん緯度によって、庇のデザインは変わります。

全国共通仕様の、プレハブメーカーやハウスメーカーは

本来は建築場所に応じて庇の出を、調整するべきなのでしょう。

 

 017日射しを考慮した家

最近 庇のない家が多く見かけられますが、

コストダウンの為とはいえ、夏の室内のオーバーヒートが心配です。

秋田は夏は過ごしやすいのですが、

冬は窓からの採光で暖をとることができます。


ロハウス LO-HOUSE 概略 

2011-10-15 11:33:17 | ロハウス

ロハウスという言葉を知ってますか?

ロハスとハウスを合わせた 造語

Dsc06957 新住協の内覧会

LOHASロハスローハス)とはLifestyles Of Health And Sustainability (健康持続可能性の、またこれを重視するライフスタイル)の略

したがって 健康と持続可能な家づくりという意味でしょうか。

で 具体的にはどんな家なのでしょう。

イメージ先行のコンセプトなので、表現も文学的

1 夏を たのしむ

2 冬に なごむ

3 光と たわむれる

4 風を かんじる

5 自然と したしむ

6 テクノロジーと ともに

7 そして 人も ・・・

これは 資源エネルギー庁のパンフレットから引用

興味深い内容で、私たちの創る住宅とも近いですね。