10月26日 本荘市内にて勉強会がありました。
サンポットの地中熱利用ヒートポンプと、
北日本電線の基礎蓄熱型・空気熱利用ヒートポンプが紹介されました。
ヒートポンプといっても、普通の人はピンとこないかも知れませんが、
要は電気で直接暖冷房するより、電気を熱を汲み上げるホンプに使用すると
電気代(エネルギー)を、1/2~1/3に出来ますよ・・・と、言うことです。
冷蔵庫やエアコン、最近ではエコキュートに利用されています。
実は志村建設では、3年前からヒートポンプ床暖房を取り入れています。
しかも、深夜電力利用の土間蓄熱床暖房ですので電気代が1/4~1/5とお得。
とても建て主から好評です。詳しくはあらためて記載します。
プレミアムシートでの観戦にG氏から招待されました。
さすがプロスポーツ,迫力ありますね。
コート傍なので、ボールは飛んで来るわ、人が飛んで来るわで
第4クォーターまで、手に汗握る観戦をしました。
岩手ビッグブルズとの試合は、前半の劣勢をはね返し、逆転勝利。
ブースターはじめ会場全体、最高の盛り上がりでした。
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/akitapro/article/857
チアダンスチームのきれいな応援にも、目を奪われましたが
女性の審判を発見
格闘技みたいなスポーツですが、しっかりジャッチしてましたよ。
女性審判の後方、腕を組んでるおじさんが、中村和雄ヘッドコーチ
秋田ノーザンハピネッツ快進撃の立役者の一人です。
松琴亭のデザインを見て、
日本人は古家としか思わないかもしれません。
ところが、20世紀の現代建築の先駆としての
アイディアが随所にあります。
「松琴亭5」の写真を見てください。
1、モジュール(基準寸法)に基づいて計画されている。
この概念はコルビジェが提唱したということになってますが、
日本には尺(フィートとほぼ同じ)の基準があって、
畳は3尺×6尺、建具も基本同じ、廊下幅や仕上げまで
尺、寸、分で割り切れます。
これがあると、材料の生産、加工、現場組み立てまで
合理的に無駄なくすすめることが出来ます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AB
もちろん、尺は人間のサイズ、行動を基にした寸法
ですから、床の間、ふすまの石畳模様も
違和感なく受け入れられるのです。
2、スライディングウォールの利用
なんのことはない、襖のことです。
現代のホテルのホールは、宴会の規模に応じて自由に間仕切ることができます。
ところが、日本では何百年も前から実用化されていたのです。
よく、時代劇で襖をあけると、次の間にまた襖があって、さらに次の間には・・・
という場面がありますが、人数に合わせて空間を調整できる仕掛けです。
障子は光を透過するスライディングウォール、バリエーションも豊富です。
3、多目的空間である。
和室は、寝室にも食堂にも、応接室にもなります。
ポイントは なにもない空間なのに、布団やお膳・座布団などの道具が出てくると
その目的の使用が出来るということです。
壁みたいな襖をあけると押入れで、様々な道具が入っている。
外人は、忍者屋敷と思ってびっくりするそうです。
日本人建築家が、現代建築の旗手として世界で活躍できるのは、
先人たちの工夫と、努力の積み重ねの素地があったのですね。