志村建設専務の日々坦々

つれづれなるままに…

明けまして…仕事はじめ

2023-01-04 17:49:55 | 日記

今日4日は御用はじめ…建築業界は年末遅くまで仕事をしているので、年始は遅いのですが…

志村建設は特別な決まりはなく、スタッフそれぞれの都合でスタート。

新年の会社の様子を紹介しましょう。

弊社事務所入り口。最初の人はどこから入るか迷うそうです。

 

2階にあがると普通の事務所。受付カウンターや打ち合わせコーナーがあります。

設計や施工の資料でいっぱいのスタッフのコーナー。

4K曲面ディスプレーのツインモニターで仕事をしているスタッフ。建築士です。

また弊社の支払日が10日なので、経理のスタッフも出社。

 

事務室の奥の部屋が、私の仕事スペース。暖かいストーブもあり快適。商談の場にもなります。

 

更に奥、スキップフロアーの上に打ち合わせの為の部屋があります。

正月3日、リノベーション予定の来客がありプランの検討を行いました。

同じ敷地内の作業場の今日の様子です。連休9日まで休む社員もいるのですが、

今日から頑張ってる社員大工が働いています。昔からの薪ストーブが暖房。

明日からは秋田担当スタッフも出社、上棟に向けて現場作業をするそうです。

正月は積雪もなく穏やかでした。今年も平穏・無事、実りのある年になれば良いですね。


秋田東通りの家 地盤改良2

2023-01-03 15:48:26 | 住宅建築

スクリューフリクションパイルによる地盤改良が完了。

セメントミルクが地表面に見えています。

今度は地業ですが、掘削した所に杭頭が見えています。

 

打設後の杭頭の位置を確認。予定位置とのずれを測定して、設計事務所に報告します。

 

ベタ基礎なので多少のずれは許容されますが、数値によっては基礎の鉄筋補強でずれを補正します。

建築工事は職人の腕や道具の精度、現場条件によって施工誤差はどうしても生じます。

その都度調整を行い、最終的には目標値に達するようにします。

設計監理・現場管理の腕の見せ所ですね。


秋田東通りの家 地盤改良

2023-01-02 16:45:17 | 住宅建築

地盤調査の結果を設計事務所に報告

街中で地下水の汚染の恐れがないので、スクリューフリクションパイルを選定。

https://www.s-thing.co.jp/jiban_kairyo/kairyo_koho/sfp/

地盤を柱状に掘削、セメントミルクを注入し土壌を固めて地耐力を上げる工法です。

ここで設計の基礎伏せ図に改良杭の位置を検討、配置してゆきます。

基礎伏せ図は西方設計が応力度計算で設計。

ベタ基礎ですが、厚いスラブの中に地中梁に相当する配筋があります。

柱下や地中梁に改良杭を優先的に配置。設計事務所の指示です。

施工会社は(株)サムシング 全国組織の地盤改良会社。

プラントを設置して、施工機械で施工を開始しました。

施工深度は6.5m 換算N値では 5以上の地盤まで改良します。

本数は29本 準備は前日から行っていたので施工は順調に行けば一日で終了します。

周囲に振動や騒音で迷惑をかけず、廃棄物もないのが選定理由です。


秋田東通りの家 地盤調査2

2023-01-01 17:14:22 | 住宅建築

 

調査結果を見てみますね。配置に従ってSWー1、SWー3下段SW-5、SWー2となっています。

先ず安心したのは、地盤は弱いなりに同じような地層になっていること。

地中1m程までは造成の為、客土された地盤と思って良いでしょう。

ここだけ見たら大丈夫そうに見えますが…

それから2m程まではかなり弱い地盤。長い年月で沈下を起こす可能性があります。

必要な地耐力が確保できる地層まで地盤改良が必要です。

3m~5mは、安定して換算N値が3となっていますね。それ以上は徐々に数値が上がっています。

弊社もそうですが、西方設計は基本ベタ基礎構造ですので沈下には均等に対応できる構造となっています。

さて必要な改良杭の長さがわかってきました。