スポーツの話はあまり取り上げないだが、
大谷翔平の活躍を見て、ふと苗字から先祖が秋田出身という話を思い出した。
下記記事は 能代の地方紙「北羽新報」2016年7月の複眼流というコラムからの転記です。
二刀流・大谷翔平投手と能代
(7月14日)
12日現在、8勝4敗で奪三振140、球速最高163㌔、打率3割3分9厘で本塁打10。
3年前にプロ野球日本ハムに入団以来、投手と打者を貫く大谷翔平選手(22)は、「二刀流」に磨きがかかる。
爽やかで精悍(せいかん)な顔つき、ピッチングとバッティングのしなやかなフォーム、
ヒーローインタビューは生意気にならずやさしい笑顔。野球のスーパースターと感心し、たたえる。
かつて史上最高のサブマリン投手と称された能代市出身の山田久志さん(67)が
文芸春秋7月号の企画「2020年の『日本の姿』」で予言した。
大谷選手が再来年あたりから米国のメジャーリーグでプレーして、3年目の2020年、
「経験値が上がって、投手として20勝、打者としてホームラン20本という夢が現実になる可能性は十分」と。
山田さんは当初、二刀流を危ぶんでいたが、今の姿を見て、
「もしかしたら大谷というのは私の想像を遥(はる)かに超えた選手ではないのか、今までの常識からかけ離れた選手かもしれない…」
と考えが変わり、二刀流の〝応援団〟になったと明かしている。
それはなぜか。野球解説者は具体的に分かりやすく説明、なるほどと何度もうなずき、こちらもさらに応援したくなった。
「さらに」とは、大谷選手のルーツが能代市にあると聞いたからである。
大谷投手の曽祖父・三蔵さんは同市栗山の出身。戦前に岩手県に「かまど」を持ったらしい。
三蔵家は次男の政幸さん(北上市)、その長男・徹さん(奥州市)と続き、徹さんの次男が翔平さん。
三蔵さんの長姉ツギさんの家系が能代に残り、ツギさんの孫・大谷孝雄さん(71)が同市竹生にいる。
政幸さんと孝雄さんは親交が深く、翔平選手を語り合うという。
孫が能代高校時代、花巻東との交流試合で翔平選手と対面・対戦もあったそう。
孝雄さん宅には、今季のキャンプインの頃、翔平選手の額入りサインとサインボールが届いた。
「活躍を見るのが楽しい」という孝雄さん。
日ハムと楽天の試合がこまち球場で行われたら、旗を手に皆で応援に行きたいと夢見る。こちらもまた。(八)
出典 https://www.hokuu.co.jp/2016fukugannkyou/7gatu.html
大谷の先祖が岩手県に移住してから長いので岩手県人なのだが、秋田県人としても
世界レベルのスーパースターとなった大谷翔平のオールスターでの活躍を祈念したい。
若い人が夢を実現してゆくのは、見ていても嬉しいですね。