屋内の環境を見てみましょう。
もちろん全館暖房、屋根の形がそのまま天井になっていますね。
ゆったりとした執務空間、明るいですね。
天井の意匠です。なにか仕掛けがあるのかな?
壁中に温水をまわして、壁面低温輻射暖房も良く使うそうです。
この建物のメインの暖房はこのダクトから吹き出す温風。
暗渠のパイプを使ってるようです。シンプルな暖房装置です。
屋内の環境を見てみましょう。
もちろん全館暖房、屋根の形がそのまま天井になっていますね。
ゆったりとした執務空間、明るいですね。
天井の意匠です。なにか仕掛けがあるのかな?
壁中に温水をまわして、壁面低温輻射暖房も良く使うそうです。
この建物のメインの暖房はこのダクトから吹き出す温風。
暗渠のパイプを使ってるようです。シンプルな暖房装置です。
この建物の構造を見てみましょう。
変な筋交いと思ったら、交差部に金物が仕組んでました。
この方づえを見てわかるようにフラットな金物を入れて、
ドリフトピンで留めています。
仕口・継手は全て金物で納めています。シンプルな軸組ですね。
ヨーロッパの最近の木造建物は壁式構造が多いと聞きます。
ヨーロッパの古い家は柱梁の軸組構造が多いのですが、
このような構造は日本人にとっては親しみやすいですね。
吹き抜けのキャットウォークの支えの横木を釣木で支えています。
これはBAUの会場で見た雄雌の金物を使っているのでしょう。
新社屋は南面に採光・採熱の為の大きなガラス面をもっています。
ピロティーの奥に玄関があり、内側から見えた大きな窓がその上にあります。
開口部の構成 トリプルガラス 高性能パッシブハウス仕様でしょう。
右側にウッドファイバーに塗り壁のサンプルがあります。外壁の仕上げです。
簡単な構成ですが、雨が少ないから出来るのかな?
板貼りの外壁の例です。物置小屋がそうでした。
黒いのが防水紙、通気胴縁があります。
西方設計の新築の自邸の外壁と同じです。
外壁の内部構成の展示です。下が室内側。配管スペースが確保されてます。
15ミリの石膏ボード、20ミリの配管スペース、100ミリのウッドファイバー
防湿シート、24ミリの面材、240ミリのセルローズファイバー
35ミリの木質面材、30ミリの通気層、外壁となっています。
これがパッシブハウス基準をクリアーする構成なのでしょう。
エントランス、玄関から外部ピロティーを見ています。
シンプルな構成、解放的なデザイン。でも高性能です。
一階から二階にあがります。ウッディなデザイン階段。
2階ホールからの見上げ、解放的なガラスの外壁です。
でも、バリバリ高断熱仕様。照明は和のデザインです。
ほんとシンプルですね。天井はマッシブホルツスラブ、木の厚板です。
この建物の構造は、柱・梁の軸組とマッシブホルツを組み合わせた構成。
白壁にレリーフみたいにして、樹皮を張り付けていました。
壁の厚さがわかりますね。断熱材の厚さです。
右のスパイラルダクトは空調でしょう。
窓越しに旧社屋が見えます。
今日の研修先 パッシブハウスを建築する工務店です。
Lebenstraum Holz社(レイベンスラウム・ホルツ社) 木の生息地という意味
文字通り木構造で、パッシブ認定住宅を手掛けています。
https://www.lebensraumholz.de/
手前が新社屋・奥が旧社屋です。
本社の前に工場があります。施工部隊は別会社としているようです。
工場兼資材置き場、奥にも工場があります。工務店にしては規模がでかい。
物置小屋のシンプルな構成が目につきました。
外装の板はデザイン要素が強く、下に強力な防水シートを用いてます。
先ずは新社屋の見学です。全てにおいて、ドイツの合理性が発揮されてます。