ダイニング・キッチン周りをみてみましょう。
ダイニングテーブルはら玄関方向、この写真はホームページからです。
対面型キッチンには、レンジしかついていません。
窓際にシンク、すべて手作りです。オープンな部材があるのでしょう。
デザイナーにとっては、羨ましい建築かんきょうですね。
レンジフードのデザインも良いですね。換気システムに組みこまれているのでしょうか、
ファンが外部にあるのでスリムです。
外部に出てゆけるテラス引き戸、採光が充分ですので明るいキッチンです。
ダイニング・キッチン周りをみてみましょう。
ダイニングテーブルはら玄関方向、この写真はホームページからです。
対面型キッチンには、レンジしかついていません。
窓際にシンク、すべて手作りです。オープンな部材があるのでしょう。
デザイナーにとっては、羨ましい建築かんきょうですね。
レンジフードのデザインも良いですね。換気システムに組みこまれているのでしょうか、
ファンが外部にあるのでスリムです。
外部に出てゆけるテラス引き戸、採光が充分ですので明るいキッチンです。
中に入ってみましょう。
オーナーさんは会社のインテリアの仕事をしている人だそうです。
確かに内装は住宅展示場みたいに綺麗です。
こだわりの照明・家具、中央に写ってるオーナーさんの好みでしょう。
外壁と同じで、内装もベース色は白です。
概略説明はオーナーさんの右隣りのクーラー・アンドレアさんが通訳。
左隣の小室大輔さんが、補足説明をしてくれます。
写真はダイニングテーブルよりキッチン側と玄関側を撮っています。
さっそく優れものの披露、伸び縮みする長椅子です。
これは日本でも売れそうなアイデア・デザインですね。
この会社はバードアイブリングという町にありますが、街並みがきれいです。
それもそのはず、ここは保養地で有名なとこらしいです。
さて目的の住宅。シンプルな住宅、外観は日本の蔵造みたいなプロポーションです。
外部の窓の彫が深いのがわかります。外壁が厚いからでしょう。
軒も塗りまわしているようなデザイン。日本人好みのデザインですね。
会社のホームページに夏の写真が載ってました。庇の出と、日射遮蔽の範囲がわかります。
緑があると建物が映えます。太陽光パネルがついていますね。
さてこの工場、別会社での経営ということですが、案内板がありました。
ホームページはこちら http://www.holzbau-glas.de/index.html
今日は社員も少なく、のんびりとした感じでしたが
普段は社員10数名で働いているそうです。
この工場の軒の出…木造でここまで出せるのも
構造計算がしっかりされているからでしょう。
資材置き場、シンプルかつ機能的ですね。
さて、これから移動してlebensraumholz社の作品を見に行きます。
ここでおさらいの意味で、壁体のサンプルを再掲します。
細部を見てみましょう。内部に気密テープが張られています。
下の板貼りが内側となります。
外部にボード状のウッドファイバーを張り付け、内部はセルロースファイバー充填です。
サッシュ廻りの納まり、鎌田先生もチェックを入れてます。
すき間にはウレタンを吹いて充填してるように見えます。熱橋を無くしています。
結構、複雑な手作業で構成されていますね。
最後パネルを起こして内側にも壁を付加します。
青いのが防湿シートでしょう。
さらにボード上の断熱を入れますが、配線、配管スペースは残すそうです。
パネルのエンドにも、断熱の厚いボードが張られています。
建物の出隅にあたるのでしょうか…熱橋防止の為です。
さて軸組のプレカット工場から、パネル工場に移動します。
中は広いですが、働いている人は数人です。
この工場は事務所とは別会社の経営となっているそうです。
ストックヤードも併設してあります。
ウッドファイバー(断熱材)もプレカットされています。
さてパネルの組み立てです。
ツーバイフォー工法と同じように作業台で組み立ててますね。
パネルの長さが長いですね。
クレーンやフォークリフト使用を前提での作業となります。
入口から見て右側はプレカットライン
大量生産用の設備というより、精度を高めるための機械加工という感じ
反対側はストックヤード 長尺材がありますね。
そして奥が加工残材
仕口加工の状況 大入れですね。
大入れは三角形 形は違っても日本と同じ仕口です。
これもびっくり。あり掛けです。
軸組構法の接合方法は基本古今東西おなじですね。
さて事務所棟から出て、工場棟に向かいましょう。
それにしてもエントランスからして開放的。
高性能・高断熱の建築とは思えないデザインですね。
さて何棟かあるうちのひとつ、ポスト&ビームのプレカット工場に向かいます。
工場の構造・仕上げ共に木を使用。中はどの様になっているのか…
中はいたってシンプル。プレカットマシンとストックヤード
屋根の構成も細い材のトラスで合理的に組まれています。
採光は棟のトップライトから、エコですね。
屋内の環境を見てみましょう。
もちろん全館暖房、屋根の形がそのまま天井になっていますね。
ゆったりとした執務空間、明るいですね。
天井の意匠です。なにか仕掛けがあるのかな?
壁中に温水をまわして、壁面低温輻射暖房も良く使うそうです。
この建物のメインの暖房はこのダクトから吹き出す温風。
暗渠のパイプを使ってるようです。シンプルな暖房装置です。