水曜は、八軒自然科学クラブの思い出話を書いています。今回は、前回(R5.12.6)のブログで書いたサバイバルキャンプで、実際に食べたメニューの1つを紹介します。
あ…虫が嫌いな方は、ここから先を読まない方がイイです。
※念のための空白
サバイバルキャンプで最も手軽に確保できるタンパク源…それは昆虫、中でもバッタの仲間です。キャンプしている場所では、素手でも捕まえられるくらい、まぁ、やたらと沢山いました。
ほとんどはフキバッタという種類ですが、イナゴもいれば、ヒシバッタやトノサマバッタなども捕まえられます。割合的には、フキバッタ7割、その他が3割って感じでしょうか。
捕まえたバッタは、そのまま飯盒(ハンゴウ)に入れて蓋をし、焚き火で加熱します。当然、苦しんでバタバタと大きな音を立てますが、1分くらいで静かになります。そうしたら飯盒を下ろして、蓋を取ります。
美味しく食べるためには、この後、羽根をむしり取る必要があります。羽根があると食感が悪くなるからです。フキバッタは羽根が小さいので、むしり取るのが大変でした。
下ごしらえが終わったら、飯盒に油を入れて素揚げにします。時間は3分くらいです。緑色っぽかった色が、小エビみたいに赤色っぽくなります。取り出して古新聞に載せ、油を切って塩をかけたら完成です。そのままポリポリ食べても良し、更に佃煮や炒飯にしても良し。
因みに、そのままポリポリが私は好きです。殻ごと小エビを食べている感じで、とてもビールや日本酒に合います。
…と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。