水曜は八軒自然科学クラブの思い出話です。今回は、令和5年7月27日に書いた「穴滝」の思い出です。
「穴滝」までの道のりでは、幾つかの山菜を採る事が出来ました。もっとも、もう9月に入っているので、多くの山菜は「薹(トウ)が立った」状態になっています。そのため、食べ頃…ではない物が多かったです。
そんな中でも、割と食べる事が出来たのが、「穴滝」周辺に生えている「ミズナ」です。正式名称は…分かりません。私の山菜の師匠が「ミズナ」と呼んでいたので、その呼び名をそのまま使っています。
このミズナ、スーパーマーケットで売っている「水菜」とは、かなり見た目の違う植物です。「水菜」は、長い葉っぱが根元から伸びていて、葉先は尖り、細長く深く切れ込んでいます。一方、こちらのミズナは直径5mmくらいの茎が伸びていて、その茎の途中に何枚も葉っぱが出ています。葉先は尖っていますが、切れ込みは浅めです。
因みに、師匠によると、ミズナはイラクサの仲間だとの話でした。イラクサは素手で触ると細かい棘が刺さり、痛痒くなるので私は苦手なのですが、このミズナは素手で触っても大丈夫でした。
「穴滝」の近くは沢になっており、もう一面、このミズナが生えていました。もちろん、このミズナも薹が立っている事が多いのですが、日陰で沢なので、そんなに薹の立っていないミズナもあるのです。また、薹の立っているミズナでも、先の方は割と柔らかめでした。とにかく、めたらやったら生えているので、選んで採っても相当な量を収穫できました。
このミズナ、鍋に入れて食べると美味しいのです。しゃきしゃきの歯ごたえで、クセが少なくて、「ふぅ~、満足、満足」な山菜でした。
…と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
そう言えば、月・火曜(R6.3.11&12)の記事に、「いいね」などを沢山いただきました。とっても嬉しいです。どうも、ありがとうございました。