木曜は、ラノベ愛を語ります。今回も、ここしばらく続けている、私と『くまクマ熊ベアー』との出逢い話の最終回です。
『くまクマ熊ベアー』を大人買いする少し前、転勤する事となりました。どぶドロ下衆校長の下では、もう1分だって一緒に仕事したくなかったですし、もう6年目なので転勤希望を出したのです。
さすが(…って褒めてないよ。嫌みだよ)どぶドロ下衆校長、最後までやらかしてくれます。自家用車の使えない私に、公共交通機関がほとんど使えず、徒歩45~50分かけないと通勤できない、かなり条件の悪い転勤先を伝えてきました。…で、勝ち誇った表情で(って、これは私の受けた印象であって、事実ではないかもしれません)言ったのです…「何か不満はありますか?」
もちろん、「ありません」と即答しました。コイツの下で働かなくてすむなら、45分でも50分でも歩いてやろうじゃん! …って気持ちでした。
転勤先も色々とあるのですが、それを書くと長くなるので省略します。重要な事は、転勤した最初の頃も色々と大変だった…と言う事です。
その結果、自宅に居る時間は完全に「気の抜けたビール」状態になってしまいました。これはきっと、どぶドロ下衆校長から離れられて安心した事もあったでしょう。
そんな訳で『くまクマ熊ベアー』です。大人買いしたので、既刊分は好きな巻を好きなだけ繰り返し読めます。何も考えず、楽しんで読めるって本当に素晴らしい事でした。
こうして『くまクマ熊ベアー』により、職場では大変で、自宅では気の抜けてる私は、1年間ほどかけて自然治癒へと導かれたのでした。
『くまクマ熊ベアー』が私にとって別格であり「戦友」なのは、こんな訳があるからなのです。
…と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。