新開昌彦オフィシャルブログ

公明党 福岡県議会議員 早良区 新開まさひこオフィシャルブログ。これからも「現場主義」、新着情報、実績、等

新開まさひこオフィシャルからのお知らせ

新開まさひこオフィシャルサイト | 新開まさひこオフィシャルFacebook | 新開まさひこオフィシャルTwitter | 新開まさひこYoutubeチャンネル | 新開オフィシャルLINE@ | 新開まさひこオフィシャルInstagram

#新開まさひこ #統一地方選挙 #統一地方選2023 #公明党 #早良区 #選挙区 #県議会 #福岡県議会 #早良区県会 #福岡県議会議員選挙

カンボジア地雷撤去キャンペーン(CMC)の、一般財団法人化記念式典・祝賀会に参加しました。

2011年05月30日 10時51分20秒 | まさひこ日記
5月29日(日)カンボジア地雷撤去キャンペーン(CMC)の、一般財団法人化記念式典・祝賀会に参加しました。

大谷賢二理事長が一人で始められた活動は、今年で14年目。その活動は、全国に広がっています
大谷理事長とは、私が神崎武法元衆院議員の秘書のときからですから20数年になります。

記念式典での、現地駐在員の明 博史(あけ ひろし)現地責任者の現地の活動報告には感動しました。
現地の人と一体となった活動は、聞いていて引き込まれていきました。

CMC カンボジア地雷撤去キャンペーン

彼の決意は「地雷は、600万個が埋まっているといいます。全ての地雷を撤去するのは不可能です。
私たちの活動は、現地の人達が、いかに地雷の被害にあうことなく生活を向上させることができるかだ。」清々しくも頼もしい青年です。

更に「三年間でバイク2台で5万キロを走った。バイクで地球を一回り以上したことになる。
学校を作ったが、年齢を重ねるほど学校に来なくなる。それは、家庭が貧しく、農家の働き手が必要だからです。
ならば、農家の収穫量を上げて収入が多くなれば、子どもたちに勉強させてあげられるようになると思い、農業指導を着実に展開した。
現地の人の笑顔がもっと見ることができるように頑張る」と力のこもった自信に満ちた言葉だった。

CMCの皆さんの活動は、現場にしっかり根を下ろしたものであると安心しました。
現場の皆さんの声が、必要な要望であり実施しなければならない事だと思うからです。
今日は、感動しました。

CMC カンボジア地雷撤去キャンペーン

私も、2005年月にカンボジアを訪問し、地雷撤去の現場地雷博物館に行かせてもらった。
新開昌彦オフィシャルサイト - 記事バックナンバー(2月1日~2月5日 カンボジア・ベトナム視察)

CMC カンボジア地雷撤去キャンペーン

その責任者ア・キーラさんは、地雷によって家族を失った子どもたちと一緒に暮らしていた。
その時、地雷の恐ろしさを教えてくれた。
「戦争に加担していない子どもたちが、地雷によって手や足、目を失っている。子どもは成長する。子どもの時に手や足を切断すると
何度も地獄のような経験をしなければならない。年を重ねると骨も成長するため激痛が走る。成長が止まるまで切断した部分を切断し続けなければならない」という。
地雷は、悪魔の兵器です。

CMC カンボジア地雷撤去キャンペーン

公明党が長年訴え続けた、クラスター爆弾禁止条約は、2009年にやっと日本でも成立した。

政治家は、現場から発想することを忘れてはならない。と皆さんから教えていただきました。

CMC カンボジア地雷撤去キャンペーン


同僚の高橋雅成、壹岐和郎、大塚勝利県議と東京都杉並区立和田中学校に行ってきました。

2011年05月30日 10時39分00秒 | まさひこ日記
5月25日(水)同僚の高橋雅成、壹岐和郎、大塚勝利県議と東京都杉並区立和田中学校に行ってきました。

和田中学の代田昭久校長は、前任の藤原和博校長と同様民間から来られています。
民間からの校長先生の教育は、今年で8年目を迎えるとのこと。
テレビなどでも紹介されていますが、大変ユニークな授業を行っています。
【考える力】【伝える力】【聴く力】の3つの力を養い将来必ず必要となる『対話する力』を培っていく授業です。

子どもたちの学ぶ意欲を引き出すことをテーマとした授業は、目覚しい成果を生み出しています。
杉並区で最下位であった和田中学の成績は、今では常にトップであるといいます。
その秘訣は何だろう。

現場に行くしかないということで、和田中学校に押しかけていきました。

代田校長が、授業の前に私たちのために20分時間をとっていただきました。
たくさんの質問をしましたが二点だけ紹介します。

「中一ギャップという言葉がありますが、代田校長はどのように思うか?」
「ギャップという意味は二つの側面がある。駄目になるという面と、伸びていくという面です。
子どもは、一瞬で変わります。
私は、一番最初の授業に全精力をかけます。子どもたちがこっちを見てくれたら勝ちです。」

「授業について来れない子どもたちについてはどうしていますか?」
「クラスに16%程度の子どもたちがついて来れないという数字があります。
私は、その子達のレベルに合わせた授業はしません。同じクラスに入れてドンドン引っ張っていきます。
間もなく子どもたちが来ますが、授業を見てください。下を向いたりボーッとした子がいるかどうか」

時間前に子どもたちが集まってきた。私たち外部の人間には、慣れっこになっているのだろう。全く気にならない様子です。

視聴覚室で、1年A、B組合同で「13歳のハローワーク」と題しての授業を参観させていただいた。70人ぐらいの生徒で部屋はいっぱい。
校長先生の授業が始まりました。

授業の際に生徒に配られた資料です。授業の際に生徒に配られた資料です。
【授業の際に生徒に配られた資料です。】

45分間。私も授業に引き込まれてしまいました。

驚いたのは、誰も下を向いたり、ボーッとした子どもは一人もいなかった。ということです。

どんな授業だったのか。文章で表現できません。
感想を言うと「次の授業が楽しみになった」ということでしょうか。

杉並区の中学校の通学区は、選択性になっています。
今年一年生の人数ですが、
和田中学は、161人。隣の中学は、18人。

福岡では、考えられない出来事ですが、
代田校長は、「それなりのことはしているつもりです。」と、さらり。

最大の教育環境は「教師自身である」という、先人の言葉が現実に目の前に現れたという感動を覚えて帰ってきました。

東京都杉並区立和田中学校