周産期母子医療について大分県の取り組みを視察しました。
野田栄市団長、二宮真盛、高橋雅成、大城節子、私新開昌彦の5議員と矢野征子大分県議が参加しました。私たちは、大分県立病院を訪れ、昨年4月に開設された「総合周産期母子医療センター」を視察しました。
「周産期」とは、妊娠22週から生後7日未満の期間のことで、この時期は妊娠合併症や分娩時の新生児仮死など母子ともに異常が生じやすい。特に近年は、晩婚化に伴って低出生体重児が増加、ハイリスク妊娠、ハイリスク新生児への対応が大きな課題となっています。
周産期母子医療は、そうした高いリスクを背負った母子に総合医療を提供するのが目的。同センターの場合は、周産期における突発的な緊急事態に備えて、産科と新生児科の機能を集中。新生児集中治療管理室(NICU)や母体・胎児集中治療管理室(MFICU)などを完備、重症妊娠中毒症や切迫流産など緊急治療に対し、24時間体制で産科、新生児科双方からの一貫した総合医療を行っている。
私たちは、安東雅範事務局長や佐藤昌司産科部長、飯田浩一新生児科部長から、同センターの概要や周産期医療の現状、課題について聞いた。その中で、同産科部長は「母体が急変しやすいのが周産期。1500グラム未満の低出生体重児も増えており、産科、新生児科が連携して総合医療を施す周産期医療施設を各地域に整備する必要がある」と強調。
半面、「きつい、リスクが多い」などの理由から産科医師になり手が少ない現実も指摘した。福岡県でも、産科と小児科のスムースな連携など課題は多い。
野田栄市団長、二宮真盛、高橋雅成、大城節子、私新開昌彦の5議員と矢野征子大分県議が参加しました。私たちは、大分県立病院を訪れ、昨年4月に開設された「総合周産期母子医療センター」を視察しました。
「周産期」とは、妊娠22週から生後7日未満の期間のことで、この時期は妊娠合併症や分娩時の新生児仮死など母子ともに異常が生じやすい。特に近年は、晩婚化に伴って低出生体重児が増加、ハイリスク妊娠、ハイリスク新生児への対応が大きな課題となっています。
周産期母子医療は、そうした高いリスクを背負った母子に総合医療を提供するのが目的。同センターの場合は、周産期における突発的な緊急事態に備えて、産科と新生児科の機能を集中。新生児集中治療管理室(NICU)や母体・胎児集中治療管理室(MFICU)などを完備、重症妊娠中毒症や切迫流産など緊急治療に対し、24時間体制で産科、新生児科双方からの一貫した総合医療を行っている。
私たちは、安東雅範事務局長や佐藤昌司産科部長、飯田浩一新生児科部長から、同センターの概要や周産期医療の現状、課題について聞いた。その中で、同産科部長は「母体が急変しやすいのが周産期。1500グラム未満の低出生体重児も増えており、産科、新生児科が連携して総合医療を施す周産期医療施設を各地域に整備する必要がある」と強調。
半面、「きつい、リスクが多い」などの理由から産科医師になり手が少ない現実も指摘した。福岡県でも、産科と小児科のスムースな連携など課題は多い。