駿大の森から

豊かな自然に恵まれる駿河台大学(埼玉県飯能市)。
大学の森の自然と私たちが取り組む森林保全の活動を発信していきます。

ウバユリ

2011-09-21 10:06:01 | 里山の「?」
初夏、白い細長い花をたくさんつけていたウバユリ。
ヘンな名まえですが、花の咲くころに葉がない=歯がないことから「ウバユリ」となりました。
現在、種をたくさん蓄えた実をつけています。
もうすぐ茶色となり、パカッと割れ、種がたくさん出てきます。(ひ)

ゲンノショウコ

2011-09-17 08:25:27 | 里山の花
民間の薬草として活躍してきたゲンノショウコ
飯能市史によると、昭和13年8月の『飯能付近の各町村における薬用として利用せる植物の調査』の中にゲンノショウコが登場。
「全草を採集し、一般止瀉剤として、著名である。煎剤として腹痛、下痢、腸カタル、食傷に内用し胃傷病には茶代用として用ふ。」と記されています。
駿大のあるここ飯能でも盛んに利用されていたようです。(ひ)

ニラ

2011-09-16 08:45:08 | 里山の花
清楚な花が咲いていました。
ちぎると、あっ、あの強い匂い。
ニラの花です。

ニラは各種ビタミンを豊富に含有する緑黄色野菜。
特に、βカロテンの含有量が多く、カルシウムや鉄、リンといったミネラル分も豊富に含んでいる、食材の優等生です。
ちなみに、この花も食べられます。(ひ)

アブラチャン

2011-09-14 08:45:49 | 飯能・入間・秩父里山探訪
クスノキ科のアブラチャンの実です。
この実や樹皮に油を多く含み、良く燃えることからの命名。
「チャン」とは「瀝青」のことで、炭化水素からなる化合物、あるいはその化合物および混合物で、コールタールやピッチなどの一般的総称です。
「アブラチャン」=油ギッシュな子、ではありませんので…。(ひ)